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鳥籠姫と黒い翼の魔法使い  作者: 飛翔生姜
第五章 絡まる因果は蜘蛛の巣の如く
64/118

少年達の静かな誓い




 ルフィスから解散を言い渡され、各々が帰路につく。

 リアとディディは城内で生活しているため、そのまま自分たちの部屋へ向かい、イリヤとアランはミナを【リコリス】まで送り届けていくという。

 そんな中、セブンは帰り道、一言も喋ろうとはしない親友をじっと見つめていた。






 スラム時代をともに過ごした仲間たちとのシェアハウスで、ラドは自室に引き篭もり、パラパラと本の流し読みをしていた。

 これでよかったと思うのに、リアや――ディディの泣き顔が脳裏に蘇るたび、どうしようもない苦い気持ちで胸がいっぱいになる。

(だけど)

 だめだ。ジャスは望まない。彼女らが危険に晒されるなど、あってはならない。その為なら嫌われ、汚れ役となっても構わなかった。

 少しも頭に入ってこない本を棚に戻し、ベッドに身を沈める。伊達眼鏡がずれて鬱陶しい。苛立たしく、どこに狙いを定めるでもなく投げつけた。

 ディディを泣かせた。リアを落胆させた。そのことが、少年の心を締め付ける。

 人を騙して生きてきたのに今更、少女二人の涙に狼狽するなど、どうかしている。

 自分の甘さに舌打ちしたときだった。

「珍しいな、お前が物に当たるなんざ」

 ギョっと身を起こせば、天窓からセブンが顔を覗かせていた。

「普通ドアから来ない?」

「いや、鍵かかってるかなーって」

「ノックすれば開けたよ・・・」

「悪い悪い。んじゃ、回るから、開けといてくれ」

 そのまま落ちて頭で打てば、今より賢くなれるかもしれないのに。

 思わず冷えた目で親友を見上げならが、ラドは溜息をついた。

 数分後、今度はちゃんとドアから部屋を訪れたセブンは、ラドを静かに見つめてきた。先ほどの、ディディに対する暴言に近い物言いをせめているのかもしれない。ラドは肩を竦めた。

「悪いけど、謝るつもりはないよ? 間違ったことは言ってない」

「いや、そうじゃなくてさ。ごめんな、いつも嫌な役割ばっか押し付けて・・・・と思って。俺がもうちょい頭の回る奴なら、そういうのも分け合えたのに」

 頭をかきながら呟くセブンに、ラドは苦笑した。

「無理だよ。君は馬鹿でこその君なんだから」

「ひっでー」

 同じように小さく笑うセブンだったが、ふと真顔に戻った。ラドは首を傾げる。ディディの件を咎めに来たのではないなら、何の為にここへ?

 ラドの疑問が伝わったのか、セブンは小さく唸り、ややしてから口を開いた。

「あー、あのさ」

「うん?」

「いっぺんしか聞かねーから、ちゃんと真面目に、本当の事答えろよな」

「なに、いいなよ」

 やけに念を押すものだと、ラドがまた苦笑した瞬間だった。


「今まで甘えてごめん。・・・・お前も、ディディのこと好きなんだろ?」


 何を言われたのか理解できなかった。

 時間をおいて気付いたのは、長年の秘密が、とっくの昔から知られていたことだ。

「なんで、いつ、そう思ったの?」

 誰にも知られていない自信があったのに、まさかセブンに悟られていたなんて屈辱だ。そう空笑いしながら、ラドは再びベッドに身を沈めた。

「なんで気づいちゃうんだよ、馬鹿のくせに」

「その馬鹿に、好きな女の隣を譲ろうとしてる奴に言われたくない」

 その事に気付きながら甘え続けた自分が、偉そうに言えた義理ではないけれど。

「俺、馬鹿だから。ほんと、何の取り柄もなかった。ディディの前では、そんな自分がいつも恥ずかしかったんだ。だけど」

 いつだってラドは、セブンに辛辣な言葉を浴びせた。それに少ない語彙で言い返すうち、気付いた。周囲の視線に。

 頭が悪くとも、隣にいるラドよりは、セブンの方が年相応の可愛げがある。

 もっと早く気付けばよかった。

 この国に来てからずっと、それこそ最初の日から、ラドはセブンの引き立て役に徹していたのだ。それは、淡い恋心を抱いた初恋の少女の前でも変わらない。

 そのくせ、短気なセブンが暴走したら、しっかりと周囲にフォローして回って。

 この出来のいい、本当はとても優しいお人良しの根性曲がりの親友に、ここまで尽くしてもらうような価値は、自分にない。

「いつだって助けてくれた。自慢できるところなんて何もなかったのに、今回もそうだ」

 ディディを大切に想うなら、セブンは言うべきだった。頭の回転云々でなくて、もしセブンにラドと同じ速さで物事を処理する脳があっても、彼女に面と向かって、同じ言葉を告げただろうか?

 答えは否。

「ラド」

「・・・・なにさ」

 不機嫌そうに答える親友に、セブンは笑ってみせた。

 ラドしか知らない、特別に無邪気な笑顔だった。

「ジャスを連れ戻したら、そっから先はもう、俺に遠慮しなくていい」

「は?」

「今回のことが片付いたら、ディディに気持ちを伝えたい。今度こそ、一緒に頑張ろうぜ」

 ラドは絶句した。

 好きな少女だけは、食べ物のように分け合えない。

 だからせめて、かけがえの無い親友と、何より眩しい少女に、添い遂げて欲しいと願った。

 なのに。

「えー・・・今更ぁ?」

「今更とか言うなよ! 願掛けだ! ジャスを連れ戻すまでの!」

「そんな余裕なこと言っていいの? 悪いけど、セブンにだけは負ける気しないよ? 想像つかないし」

「いいんだよ! いいか、約束だぞ」

「はいはい。ヘタレな君はこうでもしないと一生何もいえないままだもんね」

 底抜けの馬鹿といる時だけ、ラドは自分の暗い部分を忘れることができた。安らぎを覚えたのだ。ディディもいつか気付くだろう。そうすれば惹かれるはずだ。

 塞ぎこんだ心を、青空のような明るい場所まで引き上げてくれるこの少年の力強さに。

(ま、願掛けだしね・・・)

 最後に一度、足掻いてみようか。

 そう苦笑して、ラドはセブンを小突いた。

「いって! なんだよっ」

「で? どうするのさ。君は」

 チュニアールに残るのか。それとも、トロナイルへ赴くのか。女王の決定を待つしかないとはいえ、おそらくリアとディディ、【星空の宴】の構成員ではないミナ以外は、ルフィスも残れとは命じないだろう。

「んー」

 ディディの傍にいる、という選択肢。

 ジャスを連れ戻しにいく、という選択肢。

 今しがたの会話を思えば、前者につくべきかもしれないが、今は自分の恋心よりも優先するべきことがある。セブンはきっぱり言った。

「トロナイルに行くよ。ジャスの首根っこ掴んでやる」

「いや、しがみ付く、じゃない? 身長差を考えると」

「うるさいっ」

 一言多い親友にセブンはぴしゃりと言うが、ラドは全く堪えていない。

「いいんだ? ディディのそばにいなくて」

「うん。今回は、・・・・ジャスを連れ戻して、リアさんに元気になってもらいたい」

 セブンは当初、リアを徹底的に拒絶した。

 それでも彼女は落ち込まず、俯かず、どこまでも自然体だった。

 自分は尊い身分に生まれたから、下々の者にどう思われようと――なんて、特権階級によくある傲慢な驕りがあるわけでもなくて。

 他人から傷つけられるのに慣れすぎているのだと、いつか気付いた。

 気付いたら、もう嫌えなかった。無視も出来なかった。

 そうして目で追うようになって、あの意思の強い鳶色の瞳が、ある一定の相手に向かう時だけ、様々な感情を宿して変化することに気付いた。

 憧れ、尊敬、嫉妬。

 苛立ち、親愛、恋。

 セブンが気付くくらいだから、他の仲間達はもっと多くの表情を知っているかもしれない。

 それくらい、リアがジャスを見つめる眼差しは顕著だった。

 ジャスも同じように彼女を目で追っていることに気付いてからは、リアが彼をこの国に引き止めてくれないか期待した。普段どれだけ憎まれ口を叩こうと、セブンもジャスを本心からは嫌えなかったのだ。迫害されるだけの王宮になんて戻らなくていい。ずっと自分達とここで過ごせばいいのに。そんな子どもの我が儘のような願いを、密かにリアに託していた。

 彼らが互いを強く想い合っているのは誰の目にも明らかで、だからこそセブンはジャスがリアに何も告げず去ったことが信じられなかった。泣き崩れるディディより、涙も流せず城を彷徨うリアを捜した。

「大人になったねえ」

「は?」

「セブンが他人の為に動こうとしてるから」

「だってなぁ・・・・」

 ジャスもリアも馬鹿だ。セブンに言われたくはないかもしれないが、やはり馬鹿だ。

 だからこそ、あんな馬鹿二人はまとめて一箇所にいるべきだ。そして幸せにならなければいけない。余計なしがらみから解放されて。

 その為に自分が何かできるなら、躊躇わない。そう決めた。

「それじゃあ僕は残る。その間にディディと親睦を深めておくよ」

「言ってろ。こんだけ言っても(セブン)がいないのに卑怯だー、とか言って、どうせお前は待つんだろ・・・そうだ、ラド」

「ん?」

 ラドの軽口をあっさり見破り図星を刺したセブンは、妙に改まって口を開く。

「ぶっちゃけさ、リアさん本当に無理なの?」

「・・・・えーと」

 ディディを説き伏せるのに、リアの身分を利用した。自分だけ残れと言ったところで、ディディは納得しないと判断して。

「まあ、その点は、さあ・・・」

「だってさ、リアさんが“公爵家令嬢です、皇帝陛下の姪です、皇太子の婚約者です”って言って、素知らぬ他人がそれ信じるか?」

「・・・・・君、ちょっと」

「はっきり言うと、リアさん貴族にみえねーよ。半年前はともかく、もうここの庶民暮らしにすっかり馴染んでるし、外見は帝国貴族の割りにはちょっと地味だし。育ちは良さは雰囲気に出るけど、商家の娘って言ったほうがしっくり来るよ」

「・・・・」

 おそらく、先刻あの場で誰もが感じ、しかし口に出せなかった残酷な事実を、セブンは堂々と語った。

「ちょっと変装すりゃ、いけんじゃねーの?」





 一方、周囲があえて沈黙を貫いてくれた事実を、しかし、リア本人は至極当然の事ととして受け止め、改めてルフィスへ直談判へと向かっていた。

 自分が皇族に連なる高貴なる姫君であるとリアが主張したところで、この地味な容貌である。一体誰が信じるのか。思わず鼻で笑った後、リアは自己嫌悪し、そして落ち込んだ。我ながら虚しい。

 けれど、不思議と鬱屈とした気持ちにはならなかった。

 ずっと自分の容姿が嫌いだった。

 皇族の父を持ちながらも冴えない茶髪に、女神の血を伝えてくれた母のような、淑やかな美貌もない。肩書きばかりの令嬢。お飾りにすらならないから、せめて兵器として使い物になろうと武芸に励んだ。

 しかし皮肉ながら、その嫌い続けた姿だからこそ、惨めと自嘲しながらも抗い続けた彼女は、この局面で臆することなく言い放てる。

「ルフィスさん!」

 彼に、会いにいける。

「トロナイルに行かせてください!」

 女王が振り向き、そして、口を開いた。











 出立の時、イリヤは走ってくる少女の姿を見て、思わず笑ってしまった。すぐ傍で、見送りに来ていたミナも、同じような表情で、彼女を見つめていた。

「やっぱり来たな」

「いや、こういう場合は“やっと”とちゃう?」

 ついつい軽口を叩き合う二人の視線を辿ったラドが苦く笑い、反対にセブンはどこか嬉しげな表情をみせる。さすが、と小さな呟きを、ミナと同じく見送りに来ていたディディが拾い、どこか羨ましげな眼差しになった。結局ディディは、目立つ容姿の為に同行の許可が下りなかったのだ。

「大丈夫だよね・・・・」

 きっと連れ戻してくれる。そうしたら、そう、ちゃんと目を見て謝るのだ。その次はランティスとリーシャに、これまでの行き過ぎた振る舞いを詫びて。

 あの優しい、大好きな兄のようなひとは、笑って褒めてくれるだろうか?

 期待を込めて、ディディは声を上げた。

「リアさん! 遅刻ですよ!」

 全力疾走で駆け込んだリアは、ここ数日で初めての笑顔を見せる。

「ごめんなさい」

 決して自然な笑みではなかった。

 それを取り戻すために、ルフィスに自ら話をつけにいったのだろう。

 そして最後に――――彼らの仲間であるジャスを連れ戻すにあたり、ある意味で誰より重要な役割を持ちえる“最後の将軍”が、言う。

「行ってきます」









 魔方陣の向こうに消えた仲間達を見送ったディディとセブンは、ミナと共に、しばらくそこを動かなかった。未練がましいのはお互い様か、と苦笑し合った時だった。

「あら、まだいたの?」

 栗色の真っ直ぐな髪を床に届きそうなほど長く伸ばした少女が現れた。珍しい鴇色の瞳。城の中でも滅多に顔を合わせることのない相手だったが、身につけている巫女服の胸元にある刺繍で、それが誰であるかは明白だった。

 慌てて膝を折る3人に、少女は小首を傾げて笑う。

「あらあら。いいのに。陛下とは親しく話しているのに、単なる王女相手に畏まるなんて、おかしいでしょ」

 単なる王女。妙な響きだ。

 城下に暮らすミナは勿論、【星空の宴】の一員として城で生活するディディにとっても、目の前の少女は滅多に拝謁できない深窓の姫君だ。

 この場にジャスがいてくれたら、と思いながら、代表してセブンが口を開く。

「ご無礼を致しました、ソフィーア殿下」

「ソフィアでいいのに」

 口を尖らせると、女王であるルフィスとよく似ている。

 女王との血縁関係は疑いようがない。そうでなければ気味が悪くなるくらい、彼女らはよく似ていた。それでいて、ソフィアがルフィスの娘である、とは思えない。親子というには年齢が近すぎるように見える。

 女王と同じ血を引く神秘の王女――それが、ソフィーア・レプト・ラフィエメリアだった。空間転移の魔法に長け、鎖国国家であるチュニアールを外界と繋ぐ魔法陣の管理は、彼女に一任されている。

「そちらの橙色の髪のお嬢さんは、はじめまして、よね? そんな気にはならないけど」

「え、えっと・・・」

 女王とは気軽に話せるパン屋の看板娘だが、物語から抜け出たような姫君に真正面から笑みを向けられ、ミナは動揺した。

「お初にお目にかかります、が・・・?」

「ああ、うん。会うのは初めてよ。いつもジャスから聞いてるのよ。それと、美味しいパンをありがとう。いつも頂いてるわ」

「!?」

 目を点にするミナにくすくすと笑ったソフィアだったが、ふと真顔に戻った。

(妙だわ)

 自分の展開していた魔法陣を見つめる。

(違和感がある・・・。失敗したかしら? いや)

 そうではない、と本能で理解し、気付く。

(陣が細工されていた?)

 誰が何の為に。

 何者かが自分の術式に割り込んだ。

 目的も相手も不明だが、これはおそらくよくない前兆だ。

 ソフィアは戦慄を覚え、ルフィスへ報告する為に身を翻した。

 嵐の訪れだと、感じた。










ディディアン・ポルシェア

(15歳/女/金髪碧眼/4月5日生)

誕生花はアマリリス  花言葉【賛美される恋】

通称【ディディ】。

・天馬に変化する力を持つ。

・リーシャを盲目的に信奉しているが、数日前ジャスに諌められてからは反省している。現在は彼とランティスに対し強い罪悪感を持っており、謝りたいと願っている。



ラディール・オゾロック

(15歳/男/茶髪眼鏡/8月7日生)

誕生花はヒマワリ  

花言葉【私はあなただけを見つめている】

通称【ラド】

・眼鏡少年。

・元は貴族の生まれだったが両親の死後、使用人達の裏切りで異国へ売り飛ばされる。

・そこでセブンと知り合い、悪友となる。

・造作や身長を含めた外見は極めて普通。

・しかし人畜無害な顔に反して中身は悪辣を絵に描いたような毒舌家。

・長年ディディへの想いを秘めていた。

・今回はディディに付き添う意味でチュニアールに残る。


セブン・ボナク

(16歳/男/赤毛茶眼/7月1日生)

誕生花はアザミ  花言葉【触れないで】

・褐色の肌と赤銅色の髪を持つ。

・背が伸び悩んでいる。

・七番目に生まれたから“セブン”らしい。

・物心ついた頃には既に奴隷として酷使されていた。

・労働力として実の親に売られたが、彼の育った界隈では珍しくもない事らしい。

・貴族が大の嫌い。

・ディディに惚れていて、それは周知の事実となっているが、本人は誰にも秘密のつもりでいるという微笑ましい少年。

・当初はリアを毛嫌いしていたが、秋以降は態度が軟化し、さん付けで呼び自ら話しかけることも増えている。ジャスのことはディディに慕われているという嫉妬もあり、いけ好かないと思っている反面、八つ当たりなどをして無意識に甘えている。

・ラドには昔から頭が上がらず、どんなに冷静さを欠いていても彼の言葉には耳を貸す。




イリヤス・ジルハーツ

(18歳/男/フェニミスト/1月5日生)

誕生花はホワイトスター  

花言葉【信じあう心】

通称【イリヤ】

・チュニアール建国以来続く名門ジルハーツ家の直系で長男。養子のアランは同年の義弟にあたる。

・爽やかな外見に反して中身は黒く、女性の守備範囲は広いが心は狭いという、完璧に見えて問題のありすぎる性格をしている。

・ミナとの関係はイーヴァ夫妻とどこか似ており、見ていてじれったくなる不器用さ。

・好きな相手にはちょっかいを掛けすぎてしまう幼稚な面もあり、密かにジャスの「恋愛音痴王子」の対として「恋愛下手王子」と呼ばれている。




ミーナ・リコリス

(17歳/女/橙髪に夏空の碧眼/9月9日生)

誕生花はスプレーマム

花言葉【逆境も平気】

通称【ミナ】

・パン工房リコリスの看板娘。

・モデルのように伸びやかな肢体と華やかな容姿、それでいて飾らない性格をしているので、常連客の人気も高い。

・黒いバンダナをカチューシャにしているが、元はイリヤのもの。

・彼とは顔を合わせる度に喧嘩しており、曰く「いまさら素直になんてなれるわけがない」らしい。

・言葉に訛りがある(播州弁イメージ)。

・人魚と人間の混血。

・胸が殆んどないのが悩み。


 

ソフィーア・レプト・ラフィエメリヤ

(年齢不詳/女/栗髪桃眼/4月29日生)

誕生花は藤

花言葉【決して離れない】

・ルフィスの血縁で、彼女のほかに唯一「エメリヤ」を名乗る事が許された少女。

・過去の記憶が曖昧な為か、明るく振舞う反面でどこか頼りない不安定な印象を受ける。

・どれだけの時が経過しても何ら変化がない自分の体を恐ろしく感じていた時期もあったが、縁者たるルフィスも不老である為、「エメリヤとはそういう血族なのだろう」とやや強引に納得した。

・本人は覚えていないが、最愛の人と再会を果たすため自身に禁術を施している。その代償が記憶の喪失、そして永遠にも近い時間をその欠けたままの状態で生きる事だった。





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