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鳥籠姫と黒い翼の魔法使い  作者: 飛翔生姜
登場人物紹介
2/118

トロナイル王国


トロナイル王国

・首都ヴェーズリーズは魔導都市と名高く、魔法により発展した強国。

・帝国の東側、大陸の中央に位置する。

・王室の姓は「リコルゲント」。国名を王族直系に与えていない唯一の変わった国でもある。

・かつて国を狂わせた【黒髪紅眼の魔女】を恐れ憎む風潮があり、その特徴を持った者は【魔女の児】として排斥される運命にある。

・【聖王と魔女】の神話として広く伝わり、諸国にも知れた物語。しかし隣国のファディロディアで紅の瞳は神の御遣いとして崇められていたりと、帝国とは背中合わせのような風習を持つ。

・かつて起きた悲劇を脚色し、、王家を美化したものであるという説もある。




ジャスティス・ラゾーディア・ヴァロリコルゲント

(18歳/男/黒髪紅眼/12月3日生)

誕生花はラベンダー 

花言葉は【あなたを待っています】

通称ジャス。

・トロナイル王家の嫡男にして世継ぎの王子。

・どういう訳か【魔女の児】の特徴を全て持って生まれ、現在は政敵による暗殺を避ける為、遠い異国で匿われている。

・夜露に濡れた薔薇を思わせる妖艶な美青年だが、精神年齢は推定一桁と極めて低い。

・幼い頃の悲惨な事件を受けてから、味覚がうまく機能していない。酒はザル。

・魔法と武術を修めており、大抵の場面は切り抜けられる。

・専属の護衛武官として王宮騎士クリフ・ラドールを渋々従えている。




ノアリス・パルーシャ・ラフィリコルゲント

(23歳/女/黒髪に紅(左)と蒼(右)のオッドアイ/3月14日生)

誕生花はキャンディタフト

花言葉は【初恋の思い出】

・現在は行方不明の第一王女。ジャスの姉姫。

・上記の年齢は生存していれば、というもの。

・十年以上前に賊に誘拐されており、生存は絶望的とされている。

・弟のジャス同様【魔女の児】の特徴を持ち、紅の瞳を眼帯で隠していたようだ。彩度の高い真紅の瞳は、コンタクトで誤魔化せるものではなかったらしい。





ウィリアム・ヴォレッドル・ヴァロリコルゲント

・黒髪茶眼

・トロナイル国王でジャスの実父。

・鷲鼻が特徴的な強面。子供達は母親に似た。

・夫婦中は冷めきっており、また唯一手元に残った息子ジャスにも関心を示さず公務を除いての交流はほぼ皆無。

・現在は病に臥せっており、余命幾ばくもないと囁かれているが、詳細は不明。

・息子への冷遇ぶりから、その息子の友人達には悉く嫌われている。更に妹クラウディアには顔を合わせる度に嫌みを言われる始末。





レメリー・シャトリオン・ラフィリコルゲント

・黒髪碧眼のトロナイル国王妃。愛称はレン。

・誰もが認める絶世の美女であり、実年齢を全く感じさせぬ若く瑞々しい容姿をしている。

・本来は慎み深い性格であり、王家に嫁いでからは良妻賢母たらんと励んでいたが、生まれた子供二人が揃って呪われた『魔女の児』の特徴を持っていたことに絶望し、精神を病んでしまう。

・周囲からも疑惑の眼差しを向けられ、元より優れた外見から嫉妬を買っていたこともあり、魔物じみた美貌と陰口を叩かれている。

・ノアリスの行方不明事件では、自分を苦しめる元凶が消えたと喜ぶ思いもあったが、母親として我が子の境遇を嘆き、その身を案じてもいた。

・かつては残された息子に向き合おうと努力したが、生来の生真面目で優しい性格から、我が子を抱き締めることもできない自分を責めるようになり、更に追い込まれていく。





クリフ・ラドール

1月12日生まれ 

誕生花スイートピー 花言葉【ほのかな喜び】

・ジャスの身辺警護と世話役を兼ねる王宮の近衛武官。

・過保護な面が目立ち、主には煙たがれるがめげない騎士。

・ジャスの母に忠誠心以上の感情を抱いており、決して告げることはできない想いに殉じ、その息子の為ならば命を惜しまない覚悟を持つ。

・リアとの関係を支持する言動が多く、その点をジャスに警戒されている。





ヒルデガルド・コーバッツ

5月5日生まれ 黒髪黒目

誕生花はスズラン  花言葉【幸福の再来】

・ヒルダの愛称で知られるトロナイルの歌手。

・ジャスの個人的な友人で男装の達人でもある。

・変態的な言動の目立つ奇天烈な令嬢だが、芯が強く義理堅い性格の持ち主でもある。

・稀少価値の高い古代魔法【メロディア】の使い手だが、戦闘の際には三角錐剣を用い、また、全身のいたるところに暗殺者が使うような凶器を忍ばせている。

・元は暗殺者として育てられていたが、紆余曲折を経て男爵家の養女となる。ジャスには過去を知られているが、その件に関して沈黙を約束してくれている彼には深い恩義を感じている。

・中央大陸では珍しい東洋人。

・トロナイルにおいてジャスが味方と信じられる貴重な相手であり、彼を王というより自身の主と定めている。




クラウディア・ルイーズ・ヴァレンティノワ

・黒髪碧眼。

・ジャスの若い叔母にあたる公爵夫人。

・父の妹であり、トロナイル王家の血を引く。

・夫とは珍しい恋愛結婚であり、恋は人生の至宝と真顔で言い切る押しの強い女性。

・レメリーの事は兄の婚約者として幼い頃から姉として慕っていた。

・ジャスを我が子同然に可愛がるが、周囲に反対されて幼少期の彼を引き取ることはできなかった。





シリウス・ゼナン・ヴァレンティノワ

・黒髪碧眼。

・クラウディアの息子でジャスを兄と慕う彼の従弟。

・将来は公爵位を継ぐ予定だが身体が弱く懸念されている。

・ジャスを慕っている為、その彼につらくあたる伯母レメリーを好きになれない。





ロジオン・フィジー・ルートバルス。

・愛称ロージャ。

・前国王の義理の甥で、ジャスやシリウスとは再従兄弟の関係になる。

・ルートバルス家は国母の生家の出身であるが、彼はあまり領地から出ない。

・ジャスやヒルダとは幼い頃共に過ごしたことがある幼馴染み。

・読書家で、いわゆる本の虫。学者肌の人間。

・穏やかな性格であり、ジャスやヒルダと過ごした時間は宝物。




レオナ・ヴェランチェ

・黒髪黒目。

・大昔、アラベル王国独立の際に活躍した希少魔法『メロディア』の継承者。

・『戦場の歌姫』として歴史に名を残している。




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