入学式3
月花視点です。
「生徒会にはいってね~。」
HRが終わり、先生に挨拶を済ませ、私達は今、生徒会に挨拶にいくために歩いていた。
そうしたら、私達を探していた会長と副会長と会い、話を聞くことになったの。
「会長。それでは、説明が不十分です。―――まず、要点は3つ。1つ目、我が校の生徒会は………
予想通り、生徒会の勧誘だった。
会長は雷堂昴、副会長は闇之音蓮也だったかな。
さっきの会話からすると、会長はめんどくさがりで副会長は真面目で要領のいい人って感じかな。でも、入学式での様子を見ていると、会長は人の前で話す時はしっかりとしていたから、やる時はやる人かも…?
副会長の話は手短に言うと、
①生徒会員は会長の指名で選ばれる。
②生徒会は異能保持者で構成されている。
③私達双子を生徒会に招待する。
こんなものかな。
②は、秘密らしい。まあ、当たり前だね。
星君に目配せして、星君に答えてもらう。名目上星君が呼ばれているから、当然だよね。
「はい。僕達双子は生徒会に入ることを希望します。」
「では、明日、HR終了後に生徒会室に来てください。生徒会についての詳細を説明します。その時に残りのメンバーについても紹介します。」
「はい。分かりました。では、失礼します。」
「「さようなら。」」
「さようなら。」
あれ?途中から1人居なかったような…会長は自由人で副会長は苦労人だろうなっ。きっと。。。
ありがとうございました。
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