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私から体温を奪う雨音は、最愛の人が甘く熱く溶かしてくれる。〜雨のトラウマを持つ令嬢と、雨に濡れると命を削られる婚約者。互いの傷を癒やすように身を寄せあったら、恐怖の雨音は甘い子守唄に変わりました〜

作者: 文月ナオ
掲載日:2026/03/03

 

 私が世界で一番恐れているものは、灰色の空から降り注ぐ、氷のように冷たい雨だ。


 地面を叩く無機質な音。濡れた肌から体温を根こそぎ奪っていく、あの絶望的な感覚。

 それは私にとって、理不尽に命を刈り取る死神の足音と同じだった。


 ――あの日。世界から隔離された古い教会で、彼の腕の中に閉じ込められ、熱い鼓動の音を知るまでは。




 

 ◇◆◇





 王都の裏通りは、表通りの華やかな喧騒が嘘のように静かで、レンガ造りの古びた街並みがどこかノスタルジックな空気を漂わせていた。


「美味しいかい、リリア?」


 隣を歩く私の婚約者――クラヴィオ様が、優しく目を細めて尋ねてくる。


「はいっ! この路地裏の焼き菓子屋さん、ずっと気になっていたんです。外はサクサクなのに、中はフルーツのジャムがとろけて……とっても美味しいです」


「それは良かった。君が美味しそうに食べている顔を見るのが、僕にとって一番の幸せだからね」


 彼はそう言って、私が口元につけてしまったパイ生地の小さな欠片を、長い指先でそっと拭い取ってくれた。


 そして、あろうことか、私の視線が絡んだままの状態で、その指先を自身の唇へと運んだのだ。

 さらりとした所作があまりに自然すぎて、色っぽくて、私の顔が一気に熟れた桃のように赤くなる。

 そして、どうしようもなく熱くなる。


「く、クラヴィオ様っ、そういうことは街中でしてはいけません……!」


「おや、婚約者同士の特権だと思うのだけれど? それに、今日はお忍びだ。公爵としての堅苦しい作法は抜きにして、ただの『クラヴィオ』として君を甘やかしたいんだよ」


 ふわりと微笑む彼のプラチナブロンドの髪が、春の気配が混じる冬の風に揺れた。


 クラヴィオ・フォン・アーベントロート公爵。

 この国で最も強大な魔力を有し、眉目秀麗、頭脳明晰。

 何にでも気が利き、誰に対しても完璧な笑顔を絶やさない、非の打ち所がない――それが、私の自慢の婚約者だ。


 お忍びの地味な服装をしていても、彼の溢れ出る気品と美貌は隠しきれない。すれ違う女性たちがみな、うっとりと振り返るほどだ。

 けれど、彼のスミレのような美しい紫色の瞳は、いつも私のことしか映していない。


 人混みを歩けば、すれ違う馬車や通行人から私を守るように、さりげなく腰に手を回してエスコートしてくれる。


 先ほども、アンティークの小物屋で私が銀細工の髪留めを少し眺めていただけで、彼は即座にそれを買い上げ、「君を飾るものは、すべて僕が選びたいからね」と私の髪に挿してくれたばかりだ。


 彼はいつも私を最優先にして、まるでお姫様か、あるいは壊れやすい硝子細工のように大切に扱ってくれる。

 その過保護すぎるほどの愛情が嬉しくて、同時に少しだけもどかしくて――私は彼と歩くたびに、胸の奥が甘くくすぐったくなるのだ。


「次は、君が見たがっていた古書店に行こうか。少し雲行きが怪しくなってきたから、急いだ方がいいかもしれないね」


 クラヴィオ様が空を見上げた、その直後だった。


 ポツリ、と。

 私の頬に、氷のように冷たい水滴が落ちた。


「あ……」


 石畳に黒い染みができたかと思うと、一瞬にしてバラバラという激しい音に変わった。


 晴天から一転、あっという間に灰色になった空は大粒の雨を落とし始めた。


 それは、久しぶりの雨だった。


 ――急速に冷え込んでいく空気に触れた途端、私の心臓が、嫌な音を立てて早鐘を打ち始めた。

 息が浅くなり、視界の端がぐにゃりと歪む。


 ――私は、雨が嫌いだ。


 私には、「前世」と呼ばれる、ここではないどこか別の世界での記憶がある。

 その記憶は、ひどく冷たい雨の降る日に、唐突な終わりを迎えた。


 原因は事故だったか、病気だったか、今となっては靄がかかっていてよく思い出せない。

 けれど、凍えるような硬いアスファルトの上で、激しい雨の音だけを聴きながら、自分の身体からどんどん熱が奪われていったあの『死の冷たさ』と『孤独な恐怖』だけは、魂の底に深く刻み込まれている。


 雨の一粒一粒が、私の身体を溶かして、世界から消していくような恐ろしい感覚だった。


 だから、雨音を聴くと、無意識に過呼吸になり、身体が震えてしまうのだ。

 そして、この異世界に『リリア』として生まれ変わってからも――冷たい雨は、私から最も大切なものを奪おうとした。


「リリア!」


 恐怖で足が竦み、その場に蹲りそうになった私を、クラヴィオ様の力強い腕が引き寄せた。

 彼は自身の着ていた上等な外套をバサリと脱ぎ、即座に私の頭からすっぽりと被せる。


「大丈夫だ、僕がいる。怖がらないで」


 耳元で囁かれたその声の温かさに、ハッと我に返る。

 彼が外套を被せてくれたおかげで、私の身体には最初の一滴以外、雨は当たっていなかった。

 けれど、シャツ一枚になった彼は、容赦なく降り注ぐ冷たい雨に打たれている。


「クラヴィオ様、あなたが濡れてしまいます! あなたは雨に触れたら……!」


「僕のことはいい! 君こそ、風邪をひいてしまう!」


 彼はそのまま私の肩を強く抱き寄せ、雨のカーテンを遮るようにして走り出した。


 お忍びのデートで使用している変装用の魔道具。

 それをつけている間、彼は魔法を展開できない。


 いつもなら結界で雨を防げる彼が、無防備に濡れていく。


 どうして今日に限って雨なんて……!





 ◇◆◇





 私たちが逃げ込んだのは、ツタの絡まる古い教会の軒下だった。


「ふぅ……ここならひとまず、ゆっくり雨宿りできそうだね」


 重厚な木製の扉を押し開け、無人の教会の中に入ると、クラヴィオ様は優しく微笑んで私の様子を確認した。


 ステンドグラスから差し込む薄暗い光の中、彼のプラチナブロンドの髪から、ポタポタと水滴が落ちている。


 私を雨から守るため、自身の外套を私に被せた彼は、ひどく濡れてしまっていた。

 白いシャツが肌に張り付き、彼のがっしりとした胸板や肩のラインが透けて見えている。


「私は大丈夫です。でも、クラヴィオ様がこんなに……!」


 私は慌てて外套を外し、鞄からハンカチを取り出して彼の濡れた頬や髪を拭った。

 指先が彼の首筋に触れた瞬間、私はビクリと肩を震わせた。


「……クラヴィオ様、氷みたいに冷たい……! それに、魔力が……!」


「ああ……ごめん。少し、持っていかれたみたいだ」


 クラヴィオ様は困ったように眉尻を下げ、力なく微笑んだ。

 その唇から、みるみるうちに血の気が引いて、青白くなっていくのが分かる。


 そして何より恐ろしいのは、彼の手の甲から首筋にかけて、青白い『氷の結晶』のような呪いの紋様が、薄っすらと浮かび上がり始めていたことだ。


 彼には、たった一つだけ恐ろしい「弱点」がある。


 それは、冷たい雨に濡れると、魔力制御が乱れて極端に体温と生命力が奪われてしまうという『呪い』だった。


 ――あれは三年前。

 私たちがまだ婚約を結んだばかりの頃の、今日のような冷たい雨が降る日だった。


 地方の視察に同行した際、私たちは突如として現れた『氷雨の魔獣』の襲撃に遭った。


 魔獣が放った、触れたものを絶対零度に凍り付かせる呪いの氷柱。


 それが私をめがけて飛んできた時、クラヴィオ様は躊躇うことなく私の前に立ちはだかり、その身で呪いを受けたのだ。


『泣かないで、リリア……君が無事なら、それで……』


 胸を貫かれた彼が、血の代わりに鋭い氷の結晶を吐き出しながら、私に笑いかけて倒れ込んだあの日の絶望。


 前世の死の記憶と、目の前で最愛の人が冷たくなっていく恐怖が重なり合い、私はただ……雨と、跳ね返る泥水の中で彼の身体を抱きしめて泣き叫ぶことしかできなかった。


 彼はその強力な魔力故に、奇跡的に一命を取り留めたものの、呪いの後遺症が残った。


 普段は自身の魔力で抑え込んでいるが、こうして直接「冷たい雨」を浴びると、呪いの残滓が雨粒と共鳴し、急激な虚脱状態と低体温症に陥ってしまうのだ。


「どうしよう、神父様はいらっしゃらないみたいだし、暖炉もありません……!」


 無人の古い教会には、カビと乳香の匂いが漂うばかりで、暖を取れそうなものは何もない。

 私はハンカチを持つ手をガタガタと震わせた。


(……私のせいだ。私が、今日どうしてもこの裏通りを見たいなんて我が儘を言ったから……)


 私が彼をこんな体質にしてしまった。私が彼を苦しめている。


 だから、雨は嫌いだ。


 雨は、いつも私を絶望の淵に追いやる。


 前世でも、今世でも。


 過去のトラウマがフラッシュバックし、過呼吸気味になりかけた私の頬を、氷のように冷たい両手がそっと包み込んだ。


「そんな顔をしないで、リリア。震えなくていいんだよ」


 クラヴィオ様は、自らも呪いの冷たさに凍えそうになっているはずなのに、私を安心させるように、あくまでも優しく語りかけてくる。


「君とのデートは最高に楽しいよ。それに、これは僕が君を守れたという『誇り』の証なんだから、君が気に病むことじゃない。君の傷一つない綺麗な顔を見るたびに、僕は三年前の自分の行動を、世界で一番誇らしく思うんだからね」


 こんな時でも、彼は私の心の傷を見透かし、甘い言葉で包み込もうとする。


 ――冷たいのは、嫌だ。


 もう二度と、この人が私の目の前で冷たくなっていくのを見たくない。


「……駄目です。体温がどんどん下がっています。クラヴィオ様、少し失礼しますね」


 私は彼を礼拝堂の一番後ろの長椅子に座らせると、彼が私にかけてくれた大きな外套を、今度は彼ごと包み込むようにバサリと広げた。


(うん。内側は濡れてない。これなら……)


 そして、公爵令嬢としての淑女の作法も、恥じらいもすべて投げ捨てて、彼と向かい合う形で膝の上に跨るように座り、外套の内側で彼にぴったりと抱きついた。


「リ、リリア……!?」


「私の体温を、全部持っていってください。少しでも温かくなるなら、何だってします」


 首筋に顔を埋め、彼の冷え切った広い背中に腕を回す。

 彼の氷のような身体に私の体温を押し付けるように、ぎゅっと力を込める。


 どうか私から熱を奪って。


 彼が温かくなるのなら、私の熱なんていくらでも奪ってほしい。


「……君は、本当に無茶をするね」


 耳元で、彼のくぐもった笑い声が聞こえた。


「僕が君を冷やしてしまうよ。君は雨が降ると、いつも不安そうな顔をするのに。君が心配だよ」


「何を言われても、私は引きません。それに、三年前……クラヴィオ様が意識を取り戻すまでの三日間、私がずっと手を握って温めていたのを忘れたんですか?」


「……覚えているよ。君の温かい涙が僕の手に落ちた感触で、僕は暗闇から引き戻されたんだから」


「だったら、今も大人しく温められていてください。私は、貴方の『誇り』の証を、一緒に背負いたいんです。貴方を失うくらいなら、寒さなんてちっとも怖くありません」


 本当は冷たい。

 彼の氷のような冷たさが私に伝わり、一瞬だけ身を切るように痛んだ。


 けれど、彼を温めてあげることができるのは、今ここに私しかいない。

 私がそうなりたい、そうしてあげたい。


 だからこの冷たさは、寒さじゃない。


「大丈夫、大丈夫ですからね」


 私の必死な言葉に、クラヴィオ様は小さく息を呑んだ。

 そして、躊躇いがちに宙を彷徨っていた彼の大きな腕が、ゆっくりと私の腰に回された。


「……まいったな。普段は余裕ぶって、君を大切に大切に扱おうと我慢しているのに。こんなに可愛いレディに密着されて、こんな健気なことを言われたら、もう理性が保てそうにない」


 クラヴィオ様の腕の力が強くなる。

 最初は氷のように冷たかったその腕が、私を抱きしめ、心臓の鼓動が重なり合うにつれて、ほんの少しずつ熱を帯びていくのを感じた。


 静かな教会の高い天井に、屋根を激しく打つ雨音だけがバラバラと反響している。

 外の世界の喧騒はすべて雨に洗い流され、ここには私と彼の体温と、重なる息遣いしかなかった。


 トクン……、トクン……。

 胸を押し付けていると、最初は弱々しかった彼の心音が、私の体温を取り込むようにして、少しずつ力強いリズムを取り戻していくのが分かる。


「……リリアの匂いがする。甘くて、日だまりみたいな……僕の凍りついた心を溶かしてくれる、大好きな匂いだ」


 クラヴィオ様が、私の首筋に鼻先を擦り寄せる。

 冷たい鼻先が肌に触れてくすぐったいけれど、普段は完璧な彼が、今だけは警戒心を解いて私に甘えてくれているのが嬉しくて、私は彼の背中をあやすように優しく撫でた。


「温かくなってきましたか?」


「うん。君の体温が、どんな魔法よりも効くみたいだ。……乱れていた魔力も、嘘みたいに落ち着いていく。君は本当に、凄い人だね」


 クラヴィオ様が顔を上げ、至近距離で私を見つめた。

 ステンドグラスの淡い光を受けた彼の瞳は、いつもの理知的な光だけでなく、少しだけ熱っぽく、そして仄暗い『雄』としての独占欲を滲ませていた。

 首筋に浮かんでいた氷の呪いの紋様は、すでに綺麗に消え去っている。


「こんな風に優しくされると、雨の日も悪くないと思ってしまうよ」


「……クラヴィオ様?」


「君を独り占めして、こうして甘える口実ができるからね。……リリア、君は僕を甘やかしすぎる。このままじゃ、僕は君なしでは呼吸もできないダメな男になってしまうよ」


 彼はそう言って、私の頬にそっと触れた。

 すっかり温もりを取り戻した長い指先が、私の唇をなぞる。


「……いいかい?」


 尋ねる声は甘く掠れていて、断るという選択肢など最初から存在しなかった。

 私が小さく頷き、瞳を閉じた瞬間。


 彼は愛おしげに深い吐息を漏らし、ゆっくりと顔を近づけてきた。


 重なる唇から、少しだけ冷たい雨の匂いがした。


 最初は、唇の先だけで確かめるような優しい触れ合い。


 しかし、すぐに彼は私を逃がさないように後頭部に手を添え、少しだけ強引に唇を割ってきた。


「んっ……」


 息継ぎの隙間も与えられないほどの、深く、甘い口付け。


 彼の大きな手で包み込まれ、熱い吐息を分け合っていると、私の体温まで急上昇していくのが分かる。


 普段の紳士的な彼からは想像もつかないほど、そのキスは情熱的で、私を隅々まで味わい尽くすようだった。


 甘く触れるだけの砂糖菓子のようなキスも良いけど、確かめ合うような深く熱いキスだって大好きだ。


 彼とのキスなら、全部好き。



 ――教会の屋根を叩く雨音は、さらに激しさを増していた。


 ザァァァッ、という途切れない雨のノイズが、二人だけの空間を世界から完全に隔離してくれる。


 チュッ、という小さな水音と吐息が響くたび、それはすぐに雨音に溶けて消えていった。


 だから彼も、私も、誰に聞かれることも気にせずに、何度も何度も、お互いの温もりを確かめ合うようにキスを繰り返した。


「……クラヴィ、オ様……」


 ようやく唇が離れた時、私はすっかり息が上がってしまい、彼の胸に顔を埋めた。

 彼の胸の奥から、トクトクと力強い心音が聞こえる。

 もう、氷のような冷たさはどこにもなかった。彼は完全に、生きた熱を取り戻していた。


「ありがとう、リリア。すっかり温かくなったよ。……いや、少し熱いくらいかも」


 クラヴィオ様は、私の頭を撫でながら、ひどく色っぽい声で悪戯な笑みを浮かべた。


 ふと、ふたりで雨音に耳をこらす。


 ザァァァァァ……と、降りしきっている。


「雨が上がるまで、もう少し時間がかかりそうだね」


「……はい」


「もう、震えなくなったね? 雨の音を聞いても」


 気付けば、あんなに嫌いだった、怖かった雨の音は……いつしか気にならなくなっていた。


 耳をこらさなければ、聞こえないほどに。


「キスのおかげ……かもしれません」


「なら、僕も君の役に立てたかな? それは、光栄だ」


 彼は外套の中で、私をさらに強く、大切に抱きしめた。


「まだ、こうしていたいな。だめかな?」


「……雨が止むまで、ずっとこのままでいます」


 私は彼の胸に頬をすり寄せながら、心からそう答えた。

 外は冷たい雨が降り続いているけれど、私たちの間にある空気は、どんな暖炉の火よりもずっとぽかぽかと温かかった。


 前世の終わりの日も、三年前のあの日も、雨は私から温もりを奪っていく恐ろしいものだった。


 恐怖の象徴だった雨音。


 けれど今、クラヴィオ様の力強い心音と一緒に聴く雨音は、まるで私たちを外界から守り、優しく包み込む子守唄のように聞こえる。


 冷たい雨が降らなければ、こうして出先で彼と身を寄せ合い、お互いの体温の愛おしさを再確認することもなかったかもしれない。


(……彼とくっついてこんなに幸せな気持ちになれるのなら、雨の日も、悪くないかも)


 クラヴィオ様は満足そうに微笑むと、私の額に、鼻先に、そしてもう一度唇に、雨だれのように優しいキスを降らせた。


 雨音に溶けていく小さなキスの音を聴きながら、私は大好きな彼と一緒に、この甘く穏やかなまどろみの中へと深く沈んでいった。


 この時期の王都で、こんなに冷たい雨が降るのは三年前のあの日から数える程しかない。


 これまでは、それで良かった。


 これからは……たまに降って欲しい。


 雨の音は、恥ずかしげもなく彼に甘えられる子守唄だから。

 




私は、雨、好きです。


これから外出される方も、お帰りの方も足元には十分お気をつけください。

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