詩 空虚な頂点到達者
ある日 頂点にたどりついた
でもそこには何もなくて 退屈だった
おかしいな どうしてこんな場所に来たかったのだろう
どこからか拍手が鳴り響いた
とても立派ですよと
誰かが賞賛しているようだけれど
そこにたいした意味は発生しなかった
ぜんぜん嬉しくならないや
おかしいな 昔はあんなに欲しかったものなのに
むなしいな
かなしいな
おかしさ しか ないな
「ストーリー」
何も得られないから もう降りようか
私は一気に飛び降りる
命綱なんてない
この解放感は久しぶりだ
やっと苦痛から解放される
読了ありがとうございます。
ネタバレとかでうっかり自爆するのと、活動できない時間が多いとか、もろもろの事情があるため、感想の返信はできませんが、もらったら全て読ませてもらっています。
ありがとうございます。