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新兵評価

 赤村、青野両名がSBU隊員となってから3ヶ月余りが経とうとしていた頃であった。二人には内緒で指導教官である倉岩海曹長と大滝三曹が、井口二佐と、栄田三佐のいる会議室に呼ばれた。

 これは新兵評価の様なモノで、部隊に配属されてから3ヶ月というのは、民間会社でいう処の試用期間の様なモノである。

 「倉岩君、大滝君ご苦労だったね。回りくどい事は言わん。どうだね? 二人はやっていけそうか?」

 井口二佐の質問に直ぐ答えたのは青野の指導教官である倉岩海曹長であった。

 「自分の見ている限りにおいては、青野という男は格闘能力に優れ、狙撃のセンスも磨けば光 るモノを持っています。事実徒手空拳のみの乱取りで彼に勝てる者はいません。」

 「そうか、青野は使えそうか、なるほど。大滝三曹赤村はどうかね?」

 「彼は何をやらせてもそつなくこなします。青野がパワータイプなら、赤村は万能、バランスタイプと言えるのでは無いでしょうか。ですが……。」

 「ですがどうした?」

 「彼は自分に自信が持てないせいか、判断能力が欠けている様に見えます。強いて欠点を上げるとすれば、そんなところです。」

 「二人とも、まず合格点には達している様だな。それにしても、今年の新人は優秀だな。毎年脱落者がいて、後任を探すのが大変だというのに。今年はその作業をしなくていいようだな。」

 「そういえば、今いるSBUのメンバーもほとんどが補充で入って来た者達だしな。」

 これだけハードなSBUの訓練に付いてきているという点では赤村、青野両名は合格点がつけられるものの、細かく見てみると少し弱点があるかなという程度のもので、評価はきちんとされていた。

 会議は、予定通りに終了した。人間には向き不向き、得意不得意があるため、それにマッチング出来るかという点を見る事は必ず必要な事だった。後はどれだけその人物が成長出来るかという事である。

 その頃、青野、赤村は水中間格闘(水中戦)の講義を受けていた。二人はようやくそれなりのSBU隊員らしくなってきた。

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