表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒い桜~The black cherry blossom ~  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/239

ネイビーシールズの存在

 SBUを語る上で、絶対に外せないのがアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズである。シールズについては、以前に紹介した通りである。シールズは、奇襲攻撃や偵察・秘密情報収集を専門に行う部隊である。隊員の編成はアメリカ海軍とアメリカ沿岸警備隊(コーストガード)の中で、知力、体力に優れた17~28歳の若者が海と陸上で、過酷な訓練を乗り越えて正式にシールズ隊員に選ばれる。水泳と潜水能力を鍛え抜かれ、水中での工作活動を得意とする。シールズは、装備も一流だ。ハイテク機器やシールズ輸送専門の特殊潜水艇は、アメリカ海軍の原子力潜水艦に搭載されており、世界中のどこの海にでも潜入する事が可能である。

 9・11アメリカ同時多発テロの首謀者とされる、オサマ・ビンラディン襲撃にあたっては、このシールズの中でも精鋭を選抜した、エリート中のエリートで対テロ作戦専門部隊の「team-6」が召集され作戦任務を遂行した。"沈黙のプロ集団"と呼ばれる「team-6」は、どんな作戦任務でも守秘義務を守り抜く。例えテロリストに捕まり捕虜になったとしても、守り抜く。

 オサマ・ビンラディン襲撃の時でも、秘密保持の為、オサマ邸宅突入直前までターゲットが誰かは知らされていなかったという徹底ぶりである。普段は表立った活動はなく、社会の影で暗躍するシールズではあるが、彼等の任務は国防の為の布石の1つである事を忘れてはならない。

 鍛え抜かれた若き精鋭達が担うシールズと言う特殊部隊はアメリカ海軍最強の呼び名を欲しいままにしているが、台頭著しい中国軍の増強は、最強アメリカ説が現実のものではなくなる事を意味する。ネイビーシールズは2020年現在は最強だが、SBUはこの事を念頭に語らなければならない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ