諸外国の特殊部隊事情(中国、北朝鮮、フランス)
配属は「藩陰軍区」、「北京軍区」、「蘭州軍区」、「済南軍区」、「南京軍区」、「空降第15軍区」、の大軍毎に分けられ、それぞれ「東北猛虎」、「東方神剣」、「老虎団」、「雄鷹」、「中国飛龍」、「南国利剣」、「西南猟鷹」、「藍天利剣」、といずれも中国らしい雅号がつけられている。蘭州軍区の特殊兵大隊(老虎団)は、陸海空の3つの機能が集積されていて、「天上では雄鷹の如く、地上では猛虎の如く、水中では鯱竜の如く…。」と、例えられる程強力な部隊である。
アメリカにシールズやデルタフォースがあるならば、中国には特殊兵大隊がある。知名度こそ劣るが、その実力はアメリカの特殊部隊にもひけをとらない。
また、北朝鮮も軍の近代化が遅れているのを埋め合わせる為、特殊部隊に注力している。北朝鮮の特殊部隊は、主要各国の情報収集に始まり、破壊工作や、ゲリラ戦まで様々な活動を行う。韓国の国防白書によれば、2010年代になると増え続け、25万人はいると世界最大規模にまで膨れ上がっている。
一方、ヨーロッパに目を向けると、欧州最強のフランスも対テロ作戦では世界トップレベルと評価される部隊が存在する。それが、GIGN(国家憲兵隊介入部隊)である。GIGNが注目を浴びるきっかけになったのが、1994年に起きたエールフランス号969便ハイジャック事件であった。この事件では、アルジェリアの軍事政権に抵抗するイスラム武装集団四人が、アルジェリアの首都アルジェのブーメディエンヌ空港で、エールフランス機をハイジャックし、フランス南部のマルセイユ空港に強硬着陸させた。1斑15人とする部隊3班(45名)で、出動したGIGNは、突入からわずか20分で現場を制圧。1500発の銃弾が飛び交う中、4人の犯人全員を射殺。人質は全員救出する事に成功した。




