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黒い桜~The black cherry blossom ~  作者: 佐久間五十六


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合理的心理戦略

 厳しい訓練を重ねていくと自然に、自覚と誇りが芽生える。不思議なもので、人間というのは追い込まれると、それを乗り越えるまでは大変なのだが、ピークを乗り越えれば、逆に自信と余裕が持てるようになる。SBUの様な特殊部隊が厳しい訓練を課される理由は、そう言ったものが大きい。

 ただ単に強さだけの為の厳しい訓練ではなく、本当の意味での強さを得る為の訓練をする必要がある。SBU隊員として必要な3要素は、心・技・体である。その中で案外重要視されない"心"の部分こそがSBU隊員に必要な最重要項目である事は、言うまでもない。

 しんどい任務を任されるからこそ、気合いの精神力で踏ん張る必要がある。厳しくシビアな訓練をしていく中で芽生えて来る感情こそがプライド(自覚と誇り)となる。プライドのないSBU隊員はまだ一流ではない。国家防衛の最後の砦として、存在しているSBUを支えているのは、隊員一人一人の自覚と誇りから来るプライドなのである。

 国防は、兵器がするものではない。兵器を扱うのは人間だ。兵器を産み出したのも人間だ。人間には、兵器という高性能なツールよりも優れている点が1点だけある。

 国家を守りたい、家族を守りたいという意志である。ミサイルや核兵器には意志はない。人間が兵器よりも勝れるのは、精神力しかないのである。だとしたら、"心"を鍛え上げて、強い精神力を身に付けるしかない。

 ここで勘違いしてはいけないのは、精神論的に傾注する偏りに陥らない事である。"心"を鍛え上げるとは言っても、何の根拠も理由も無く理論も無く"心"を鍛えるのでは、それは只の根性論でしかない。そうではなく、体系的な理論から裏付けられた合理的心理戦略を用いて"心"を鍛えるという事なのである。それが出来れば、まさしく一騎当千の猛者になる事も出来るだろう。

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