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黒い桜~The black cherry blossom ~  作者: 佐久間五十六


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正義の鬼

「うわぁ、汗臭い。」

「訓練用の奴だからな。洗濯してねーんだわ。」

「これは、ベイツのコンバットブーツだ。履いてみるか?」

「物は試しと言いますが、以外に軽いですね?」

「防水小型無線機に通信装置もあるぞ?」

「そりゃあ、防水仕様じゃないといけませんよね?」

「指先の開いたタクティカルグラブもあるぞ?」

「すげぇ。これだけで強くなった気がする。」

「これは大型自動拳銃シグザウエルP229だ!」

「すげぇ。特別仕様ですね?」

「詳しいな。」

「プラスチック手錠に5.56㎜高速ライフル弾もある。」

「こりゃあ重武装した警察ですね。」

「そうかもしれんなぁ…って海自だわい。」

「そして、これがお前達を悩ませたナイフだ!」

「サバイバルナイフでは……無さそうですね。どうやら?」

「大型のコンバットナイフだ。殺傷能力は高いぞ?」

「海中や海面下すれすれで戦う事を想定してますね?」

「そうだ。陸上では使えても海中や海面下では使えない武器は沢山ある。使えない武器は武器には入らないからな。」

「アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズも顔負けですね。」

「日本もようやく諸外国並になって来た証だ。」

「本当は9㎜拳銃を使いたい所ですがね?」

「そうだな。代わりにドイツのH&K(ヘッケラー&コッホ社)のMP5を使う。」

「装備位は、一流のモノにしておかないとな。」

「装備も大事だけど、それを使う人間の体力もおろそかには出来ないぞ?」

「この装備なら、大抵の任務はこなせますよね?」

「まぁ、まだSBUが投入されるような事案が幸いにも起きて無いからな。未知数ではある。」

「今回はこの辺りで良いですかね?」

「うむ。そうだな。お腹いっぱいみたいだな。」

「宿題に合格したからと言って、満足しない様に。」

 井口…佐と言う小隊長は、陽気な面も持っているが、それ以上にパワフルで熱き魂を持っている事が分かった。そして、それは端から見ると鬼の様な鬼気迫るモノに見えるだけだと分かった。この鬼は悪い鬼ではない事も同時に分かった。

 

 

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