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海上自衛隊の泣き所

 日本の自衛隊の各部隊の真の実力は、測りかねてしまうものがあるのかもしれないが、SBUの持っているポテンシャルは相当なものがある。これは、御世辞でも何でもなく、歴然とした事実である。

 SBU隊員の持つポテンシャルと、訓練のハードさを考えれば、答えは簡単に出てくる。実戦でどこまで戦えるかは未知数だが、少なくとも与えられた任務位は簡単にこなすだろうと思われる。

 逆にその位のレベルでなければ困る。彼らにかけられた期待の大きさは、それほどまでに大きい。残念ながら、日本の自衛隊ではカバーリング出来ない、つまり守れない分野もある。少なくとも、SBUは、それを補う存在であるし、そう言った意図を与えられ創設された経緯がある。

 テロリストの脅威というものは、アメリカ同時多発テロ事件以降の世界情勢を鑑みるならば、誰がどう見ても、増して来ている。そう言った現状にあって日本は島国でありながら、それに対処する力を持とうとしなかった。と、言うより対処能力が全く無かった。

 これまではそれで良かったのかもしれないが、これからはそうはいかない。東日本大震災による福島第一原発のような危険性もテロにより誘発される事も白日の元にさらされた。原発がテロリストの標的になるのは当然の事だ。

 また、日本の港湾施設は警備が手薄だと言われている。そこをつかれると、日本の海上自衛隊としても、泣き所と言えるのかも知れない。そう言ったウィークポイントを少しでも補う為に、SBUは、創設された最大の理由でもある。

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