表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
170/239

部下の運用方法

 部下は手下(配下)ではないとよく言われる。確かに上下関係はあったとしても、部下は上官の私用を満たす為に存在する訳ではない。何よりも部下と上官は、目的を達成する為に協力すると言う意味において、同列の存在であると言えるだろう。

 部下を私的に使う事など言語道断であるが、どうやって部下を使用して目的を達成するかと言う事は重大なテーマであると言える。勿論、その水準に部下が達していなければならないのは大前提だが、部下と協力して目的を達成する事は、部隊運用で中核を為す部分である。

 無論、部下だけを危険な目に合わせて、上官だけが楽をするという様な事が、戦略的にも道義的にもプラスにならない事は誰の目にも明らかである。それに何よりも部下からの信頼を得る事は夢のまた夢である。

 部下の信頼を勝ち得ながらも、戦略的価値のある行動が、どういう事なのかを考えなければ、いつまで経ってもその部隊は立派な部隊にはなれない。立派という事は、一人前という事であって、誰の目にも明らかな自衛力として、自立した部隊の事を指す。

 精鋭部隊をSBUが自負するならば、そこは避けては通れない。部下の効果的な運用方法も分からない部隊の集まりでは、とても精鋭とは言えない。やり直したいなら、まずそこからだ。

 世界に認められる事も大切だが、まずSBUが為すべき事は、部隊として一人前の運用方法を身に付け、一人前の隊員を一人でも多く増やす事である。個人の能力も高めねばならない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ