日章旗と旭日旗
日章旗の重要性を知らない人間は、以外と多い。それは、現代の学校教育の限界なのかも知れないが、国家を守る人間がそのような状態であっては困る訳である。少なくとも、何故日章旗やバトルフラッグ(旭日旗)が存在しているのかという知識は、最低限必要な訳であり、そういった教育はしなければならない。
意味を理解して日章旗に敬礼するのと、意味も分からずに日章旗に敬礼するのでは、雲泥の差がある。SBUの隊員にはその様な知識はある。自分である程度の知識を得る者が多いが、その様な当たり前の知識は、教育隊でこれでもかと教わる。SBU隊員にしてみれば、今更?という話である。
たかが日章旗や旭日旗なのかも知れないが、この日章旗を背負ってまで突入しなければならない状況も無くはない。または旭日旗を掲げた護衛艦に輸送されて、命をかける状況も充分に想定される。頭で理解を深めれば、少しでも自分が死ぬ事に対しての恐怖心も減らせる。
だとしたら、そういった努力はきちんとすべきであるし、これは義務教育の現場で行うべき事である。誰かの為ではなく、まずは自分の為に理解を深める事が任務の遂行の為には、必要である。
たかが日章旗だと言う人もいるかもしれない。だが、自衛隊員にとっては、命同然のものであり、それをないがしろにする事は、決して許される様な行為ではない。