表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
151/239

日の丸を背負う事の意味

 自衛官ならば、誰しもが日の丸を背負って戦う事の意味について、考えなければならない。好む好まないとに関わらず、日本の領土、領海、領空を守れるのは、自衛隊しかいないからだ。軍人が国家の為に忠誠を誓うのは、当たり前の事なのかも知れないが、残念ながら自衛官は正式な軍人ではない。自衛官は、特別職国家公務員である。

 非軍人の自衛官が、どの様なモチベーションを持って日の丸を背負う事について考えれば良いのだろうか? 答えは1つではないし、そんなに単純な話ではない筈である。

 習慣として自衛官は国旗や旭日旗(自衛艦旗)に触れる機会も多く、一般国民よりも旗の重みに関しては一定程度の理解はあるだろう。しかし、その旗を背負う覚悟があるのか、無いのかという問題は別問題であると言える。

 残念ながら現状は、自衛隊員各自に丸投げしてしまっている部分があり、国策として日の丸を背負う事についての教育と言うものは為されていない。もっと充分な教育をしなければ、恐らくきっと自衛官のqualityは下がる一方だ。だが、それをやってしまうと、ナショナリズムがおかしな方向へ流れて行くという、不安要素もあるのは確かだ。

 ナショナリズムの方向異常は、最悪の場合相当なダメージを残してしまう事を我々の先祖は、既に体験しており、その部分は危惧されるべき事柄である。たかだか旗の1つと思うかもしれないが、この日の丸の旗の重さを理解出来ない人間は国を守る資格はない。自衛官として最低限身に付けて欲しい部分ではある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ