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SBUにとっての有事

 戦争がないに越した事はない。しかしながら、戦争に限らず有事が起こってから、準備不足でした。などという論理は通用しない訳であって、自衛隊の主任務は、一にも二にも有事に平時から備える事である。

 では、SBUの場合はどのようにして有事に備えるのか? 考えられる事はいくつかある。まずSBUが投入されるのは、海上自衛隊の任務において、侵入してくる不審船や海上脅威の排除。具体的にはテロリストや敵対勢力の中でも、通常部隊では対処不可能な特殊部隊との対峙が想定される。また、作戦によっては敵主力艦隊を制圧する為に、敵航空母艦や、敵艦隊旗艦に投入される制圧作戦に参加する事も想定される。

 いずれにしても、SBUの投入されうる状況と言うのは、通常の部隊では作戦遂行が無理な状況である。そこで、日々の訓練にあっては、こうした難解な任務に対応する為に、特殊技能を身に付ける。水路潜入や1VS1の格闘訓練。正確な射撃力も必要である。とにかく個の力を高めて行くと共に、部隊としても精強な力を高めて行く。そうする事で、こうしたミッションに対応する力を養っている。

 只、それだけでは不充分である為、米国及び他の同盟国に準ずる国々との合同軍事演習をやる。作戦経験の無さは模擬演習で、カバーする。デメリットをメリットにするのが海上自衛隊特別警備隊(SBU)である。いつ任務を任されても良い様に充分な準備は怠っていない。

 我が国(わがくに)日本国は、海に囲まれた島国だ。こうした海上の特殊部隊は、侵略、侵攻しようとする勢力にとっては、大きな抑止力になる。国民にとってはシークレットの多い謎の部隊だが、SBUの実力は世界でも、五指に入ってくる程の力を持っている。

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