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神官補佐は女神様 共通①

いきなり異世界に飛ばされた私は、偶然漂流した場所が神殿の前だったのと保護してくれた人が神殿の守護する神官だった事もあって、元の世界に帰るまで魔法学園に通いながら神殿に住んで神官見習いとして暮らしていくことになった。


この世界ではガチガチの身分制度があるらしい。

しかし異世界から来た私は彼等の世界から見れば女神なのだという。

なので身分制度から外される。

ちなみに神、神官、王族、他の順番で偉いそうだ。


「女神リリノア、窓の掃除は終わりましたか?」

「はい!」


女神の筈なのにコキ使われてるけどね!!


「ご苦労様でした」


彼はウラミルギィン=キュオス=リプリンマヨルド。

神官長で私を保護してくれた恩人。

つまり神様の次に偉いとされる人だ。


「じゃあ学校いってきます」


私はプリマジェール魔法学園にいく。


「……?」


まるで生気の感じられない不思議な雰囲気を持つその少年が雀を捕まえて―――――――


「まさか食べるの?」

「姉さんは食べる。でもヘメイルは鳥を食べない」


彼の姉が鳥を食べる。ヘメイルというのは彼の名だろう。


「そうなんだ」


私は学園に急ぐ。



近衛兵は国王陛下の警護を、一般兵士は町の治安管理を担っている。

今日は違法な取引を告発する為に貧しいスラム街へ兵士が渡る。


ある兵士がハンカチを落とした。


「あ、落としましたよ!!」


少女は兵士の手を掴んだ。


「あ、ありがとう」


純朴そうな兵士は少女からハンカチを受け取り、しばらく惚ける。

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