心の「闇」と「光」
君はあのとき交差点で_____。
僕は心の中には
「闇」しかないなんて思っていた。誰にも心を開かずにいつも
一人で居たから僕が教室居なくても何も変わらないのが当たり前みたいだった。
でもそんな中に一人だけ違った人が居た。最近よく僕のところにきて話しかけ
てくる。僕は
「僕と居ると君まで惨めになるよ」そう言った。しかしそんなの
おかまいなしに僕のところにきた最初はうるさいとか思っていた僕だけど
とても気が合う奴で、心から分かち合える僕の初めての親友となったんだ
あの時まで____________。
あれはある日の放課後だった。僕はいつもどうり下校していた時の事だった
どこからか声がして気になって声がする方へいってみるとそこは体育館裏だっ
た、そこにはクラスの奴と君が居た。何話してるかは分からないけど一つだけ
分かった事がある
「どうなんだよあの、闇がどうとかいってる同クラのオバカさんは」
「・・・別に」
「何だぁ?もしかしてあいつのこと本当に親友とか思ってるんじゃないだろうな
「な、そんなわけないだろ」
「じゃぁあいるに万引きでもさせてみろよ、裏切れるんだろ?」
クスクス クスクス
「んな!?」
僕は聞いてしまったんだ僕を親友じゃないといった事を。僕は居ても立っても居られ
なくなってその場を走り去った。一度も泣いた事がない僕が初めて涙を流した時だっ
た。自分の頬に一粒一粒涙が流れていくのがわかった。考えれば、元の自分に戻るだ
けなのに、うるさい奴が居なくなってうれしいはずなのに、涙が止まらなくて、胸が
苦しくて、とても悲しかった。このとき分かったんだいつのまにか君が好きになって
たんだって。僕の初めての親友の君が。でもそんなきもちがあるから倍に悲しかった
裏切られたんだって、騙されていたんだって思ったら苦しくてしょうがなかった。
でも僕にこの
「悲しい気持ち」そんな気持ちを教えてくれたのは君なんだ。
いつのまにか僕を光の中へ連れて来てくれていたんだ。僕はずっと考えたこの先自分
がしなくてはいけないことを________。
あの日から3日たった。その間僕は学校に行かなかった・・いやいけなかった。
どうやって顔を合わせていいのか分からなくて、まだ自分の答えもでてなかったから
あれからずっと考えていたけどやっぱり分からないんだ・・・・(!)そうか、そう
だったんだ。僕は心でそう叫んだ。すっと立ち上がり、どうすればいいのか考えた
少し悩んで僕は、制服に着替え家を飛び出した。どこにむかったって?もちろん学校
むろん、今は授業中である。・・・そんなこと分かっている事だけど僕はそんなこと
おかまい無しだった。気がついたときには学校の正門だった。一歩足を踏みいれ立ち
止まり。自分のクラスを見横目で見て靴箱に歩き出した。上靴に履き替え階段を上が
る。途中先生に逢い、色々問われているのにそれを無視して自分のクラスに向かう
そして授業中なのにも関わらずドアに手をかけ、ガラッと開ける。皆の注目の的とな
る。先生が驚いて、休みじゃなかったのか?と問う。僕はそれを無視して君の席に向
かう。教室はざわついている。君も驚いた顔で僕を見ている。そんな君の手を取って
教室を出ようとする。先生は口を開けまだ驚いた顔をして倒れている、僕は何も言わずに君の手を引っ張って上って来た階段を一つずつ降りていく。君はどこにいくの、どうして?、体は大丈夫なの?などといっている、それでも僕は無言で階段を下りきりやっと口を開いた。
「僕が今何をすればいいかやっと分かったんだ。・・僕聞いたんだ君とクラスの男子が話しているとこを、盗み聞きしたのはいけないとおもってるそれでも聞かずにはいられなかったんだ。それでずっと考えてたんだ。どうすれば君をあいつらにからまれなくできるか・・君、男子に俺に万引きさせろっていわれていただろ、だから僕今からそれやる君の為ならできるって決心したんだだから一緒に来てほしい」
僕は言い切った。これが僕の答えならきっと君も賛成してくれるだろ__
「何いっているんだ、そんなことしたら君は停学、いや退学になるかもしれないんだよ?」
君は怖い目つきで僕に言った。驚いた君がそんなことを言うなんて、親友じゃないといった俺の事を心配してくれている。よく見れば君の顔には多数の痣がある。僕は君の痣に手を伸ばした、とても腫れていた。
「これは、あの日の痣だよ本当は俺だってあんあこと言いたくなかった。俺は君の事を親友だと想ってる心から分かち合える親友だと胸はって言える・・って言ったらあいつら殴りかかって来てさ」
話を聞いているうちに僕の目には今にも溢れ出しそうなぐらい涙ぐんでいた。そんな僕を君は優しく抱きかかえてくれた。泣いたら水の泡になるって分かっていたのに僕は涙が勝手にぼろぼろ落ちてきた。
「御免ね。御免ね。俺は君が放っておけないんだ、俺は君が居ないと死んでしまいそうなぐらい苦しくなるんだよ、だから君が学校休んで居る時はとても心配したよ。
こんな気持ちは初めてだよ。俺にこんな気持ちをくれた君をこれからも守っていたいって思うんだ」
得意げに言っている。僕はそんなことを言われとても嬉しかった。悲し泣きがうれし泣きに変わっていた。僕を抱き包んでいる手はとても温かいものだった。初めて色んな気持ちをいっぱい知った。それも君のおかげなんだ、言葉では表せないほどの気持ちだった。
「ぼ、僕も守られていたい。ずっとこれからも一緒に居たい、僕は君と一生をともにしたって良い、だから僕と・・・___」
「うn。行こう俺と一緒に光の世界へ______」
僕はこのときとても幸せだった、初めて生まれて来てよかったって思ったんだ。君とならどこでへもいける・・いやどこにだって一緒にいくんだって約束した。そしてその日の終わりが来た。僕たちは分かれ道で、別れ、家へと帰ったんだ。僕は次の日学校に行くのがとても楽しみだった。
この日は久々にゆっくり眠れた。
そして朝ぱっと目を覚ました僕は急いで学校に出発した。学校について、教室に入ると、君はまだ来ていなかった。その時は寝坊でもしたのかな、と思っていたが、君は朝の会になってもこなかった。先生もきていない。僕はなぜか胸騒ぎがした。そのとき、先生があわてて教室に入って来た。僕は朝の会が終わった後先生に尋ねた、なぜあいつがきていないかを
すると先生が皆を席に着かせ、話をし始めた____僕はその話を聞いてとても慌てた、昨日別れた後君が交差点で
「事故」にあっていたなんて、僕はどうしていいか分からなかった。頭が真っ白になって。それから・・・・・僕はあいつは生きているんだろう?とそれだけを必死に問いつめた。しかし先生は何も答えてはくれなかった。僕はそのとき気を失った。その場で倒れたんだ。僕が目をさましたのはそれから一週間後だった。
みるかぎり底は病室であった。
でも僕はなぜここに居るのか、僕は今まで何をしていたのか全てを忘れてしまった。
医師は、一番重いが強いところだけ忘れたんだろう。と言っていた。もちろん自分の事は分かるし、家族の事だって覚えてる。なのに、なにか忘れてはいけないものを忘れてしまったんだ。でも考えれば考えるほど分からない、頭がズキズキして倒れそうになる。僕はもう生きていけない気がした。・・・・。
最近気づいた事がある。
僕が寝ている間にいつも病室の花瓶に花が飾ってある/しかも一週間ずつ変わっていく。
僕は看護人の人に尋ねたけど、分からないと言われた。
僕は不思議に思った。
そして今日は今の花が飾られて一週間めもしかしたら夜その誰かがくるかもしれない。
そぉおもった僕は寝た振りをして人が来るのを待った。__。夜0:00すぎ、病室のドアが開く音がした。ガララと開きしずかにドアを閉める。そしてそいつが花瓶に手を触れたとき僕は病室の電気をパッとつけた。そして底に居たのは・・・・・見知らぬ少年だった。少年はとても驚いていたがそれは一瞬のことだった。
「いつか、絶対やるとは思っていたけどこんなに早かったとはなぁ、医師には会わない方がいいって言われたからこうやって夜きてたんだけど・・」
少年はたんたんと言う、まるで僕を知っているかのように
「お前誰だよ、なんで僕の病室にくるんだ!名前を名乗れ」
「そっかそぉいえばずっと名前教えてなかったからな、俺の名前は
「亮」だよここに来てる理由は君と一緒に居たかったから。・」
僕は胸騒ぎがした、何か聞いた事のある声、でもまるで分からない。僕はまた頭がズキズキする、うめき声
が聞こえたのか少年は慌てた。
「水貴!?おぃしっかりしろ水貴」
もう何を言われているのか分からない。そのとき
「水貴しっかりしろ、大丈夫だから落ち着いて深呼吸を・・」
いきなり抱きかかえられた
でもとても安心できる、少年の心臓の音が聞こえてくる。とても早かった。そんな事考えてるうちに苦しいのが止まった。でも、まだ抱きかかえられたままだ、とても温かくぬくもりがある。この感じ前にもどこかで・・・・______。
すると僕の頬に一粒涙が流れた。つーと流れた。
「水貴?苦しいのか?先生呼ぼうか?」
・・・・・・・僕はただ涙を流しているだけ。
「ぼ・・くは・・君と・・・ずっと・・いっしょ」
水貴はそうつぶやいた。
亮は一瞬驚いたが、嬉しいような悲しいような顔をして涙を一粒流した。
「水貴、思い出せよ、俺の事、ずっと一緒に居るって約束したじゃないかぁ、俺を忘れたなんて言うなよ」
亮の目には溢れ出した涙でびしょびしょだった。
「や、く・・・そく」
水貴は意識が無いのか、言葉が通じてないのか、分からない
「俺が、俺が交差点で事故なんかに巻き込まれなければ・・・」
今度は亮は悔し涙を流した。そのとき、その
「交差点の事故」その言葉に水貴が反応した。
「こう・・さてん・・事故」
・・・すると水貴は割れに戻ったのか涙まみれになりながらも言った
「・・お、俺はどうしてこんなところに・・。!、どうして君がこんなところに!」
水貴の記憶が全てよみがえった。
「水貴、・・俺の事が分かるのか?俺が・・」
「当たり前だろ、約束したじゃないかずっと一緒に居るんだって、・・・」
少し黙り込んで水貴は言った
「御免ね、御免ね亮。心配かけて御免ね。」
亮はこくっと首をうなずかせて俺も御免と一言謝った
そこへ見回りにきた看護士が水貴の部屋の電気が付いているので慌てて入って来た。そこには涙ぐんでいる二人の少年が居た。
亮が看護士に説明し、なんとかその場はしのげた。
その日から2年経った。
高校の受験も終え並木道を歩いている少年二人が居る
それはもちろん水貴と亮。ずっと、ずっと一緒なんだとゆう約束はこれからも先守られていく事なのだろう二人の中を壊す事は誰にもできない。周りから二人をみると不自然に見えるだろう。でも恋、友情には性別は何も変わらないのだ。だから二人は手をつないで自分たちの道を一緒に乗り越えていく事であろう___
この小説を呼んでくださって有難うございましたもしかしたら面白くなかったかもしれません。それでも俺はこの小説を呼んで何かを感じてくれたのならそれで良いと思います。友情がどれほど必要なのか自分自身思い知りました。(書き終わった後)また新しく小説をかくかもしれませんその時はまた呼んでください