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落ちこぼれ二世の逆襲  作者: 竜胆千歳
プロローグ
1/56

新しい夢へ

初投稿、リラックスして読んで下さい

 夢は叶えるものとよくいう。事実、想像出来ない事を現実にすることなど出来ないだろう、しかし、辞書を引いてみると儚いものと書いてある。

 双子の姉弟の弟として生まれて、成長した僕はすぐにその意味が解った、姉は一つ大きな夢を叶え、更に目標を持ちどんどん夢を叶えている。

 対して僕は一緒の夢を持ちながらすぐに悟ってしまった、儚い夢なんだと、どうしても無理だと。それでも諦めが悪い所が両親の血を引き継いで良かった所の一つだ、人の何倍も何倍も努力した。それでも普通の人程度、ましてや、その道の人には到底及ばなかった。しかし、努力した人に成功は約束されていないが、努力しない人に成功は約束されない。

 僕は夢をまた見つけた、奇しくも姉と同じ職場になったが、待遇や注目度、なにからなにまでが雲泥の差、会社だと大企業の社長と窓際族の差がある。みんなから脚光を浴びるスターと、誰も見向きもしない石ころ、姉は太陽以上に輝いて、僕は月よりもひっそりとしている。それでもいい、選んで決めたから。

 そして僕は装備を整え戦場に向かう、準備が出来たと合図が送られた。

 誰にも見向きもされない、給料も付き合っている年下の彼女に抜かれた、尊敬されるのなんてまずなく、そればかりかある事ない事の非難に晒される。

 だけど、夢を叶えた、好きな事を形は違えど仕事に出来るのがこの上なく嬉しい、そして僕たちがいないと始まらないのだ、誇りを持ち大きな声で感謝を込めて。

「プレイボール!」

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