前へ目次 次へ 4/31 日米中 大和(やまと)は愛や慈しみを信じる 己を貪る漢(カン)もいつか、この愛を解ってくれると 大和(やまと)は義や徳の存在を信じる 搾取する米(マイ)も、その恩義を大儀の時にこそ返そうとしているのだと 守り受け容れるのが女の性 攻め突き進み往くが男の性 だが時折大和はふと考える 我が吾子達は、どうなるの? 愛するあまり憎らしくなる 憂う源を疎ましく思う そして、絞める、その首を 悲鳴を上げるはいつも吾子達 無力なる吾子達なのだ