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遅すぎた謝罪

「好きで生まれたわけじゃねえ!」

 何かと口うるさい母に高校時代の俺が吐いた言葉。

「そんなに生まれて来たくなかったんなら受精してんな、このバカ息子!」

 と言い放った母を亡くした今。

「あれは可愛げのない変わった女だったからなあ。でも、気持ちは解ったんじゃねえのか?」

 父に力なくそう言われ、人の親となった俺は頷いた。

「あの人なりに俺の将来を思っての説教だったんだな」

 ごめん。

 遅すぎる謝罪に後悔の涙が零れ落ちた。

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