前へ目次 次へ 20/31 喪失 多くを語っても言い訳と自己弁護にしか聞こえないだろうから何も言わないまま消えるけれど。 だけど僕は、キミが大好きだった。 現実は、ときに残酷で「所詮こんなモノ」と冷笑さえ浮かばせる冷たいものだけれど。 キミに僕が必要ないというなら、それでも構わないかなと今は思う。 ひとつづきに繋がっているこの空の下、キミが笑って過ごせているのなら、僕はそれでいい。 そう思うことにしようと思う。 さようなら。 そして ありがとう。