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可愛いは悪 回帰した悪役皇女はうつむかない  作者: 緋色の雨


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エピソード 3ー4

 パーティーから数日経った、ある日のうららかな午後。柔らかな日差しが木漏れ日となって降り注ぐ大木の下で、私はアルヴェルトとティータイムを楽しんでいた。

 彼は木漏れ日に煌めく金髪を風になびかせ、小さく息を吐いた。


「……先日のパーティー以来、私とリリスの不仲説は急速に否定されつつある。第二王子派は、私がリリスを懐柔したとの噂を流しているが、あまり影響はなさそうだ」

「理由がなんであれ、リリスが第一王子派に味方したことに変わりはないものね」

「ああ。そして、リリスが私の味方に付いたという噂が流れることで、風見鶏達が私の派閥に流れ込んでいる。これはよい流れだと言えるだろう。だが……」

「軍をノクシリア皇国に向けられるほどではない、と?」


 私の問いに、アルヴェルトは少し申し訳なさそうな顔をした。


「第二王子派は追い詰められている。私が長期的に国を開ければ、彼らはそれを最後の機会とばかりに攻勢を仕掛けてくるだろう」

「ええ、それはよく分かるわ」


 手負いの獣ほど厄介な相手はいない。

 だけど、それは織り込み済みだ。

 パーティーでの一件は揺さぶりだ。こちらの思惑通り、彼らは行動を起こした。それで分かったこともある。それは、第二王子派には明確に付けいる隙がある。


「やり方さえ間違えなければ、第二王子派を抑えることは可能よ」

「本当か? 私には想像も付かないが……」

「勝算はあるわ。ただ問題が一つあって、リリスの婚約の件だけど――」

「……やはり、そなたはリリスとノクスの結婚を考えているんだな。もしや、リリスが会場であのようなことを言ったのはそなたの差し金か?」


 アルヴェルトが不機嫌そうな顔になる。


「あれは私にとっても予想外よ」

「そうなのか? だが、そなたの弟とリリスの結婚は考えているのだろう?」

「ええ。本人達の意思を尊重するけど、相性はいいと思うのよね。それに、伴侶でもない異性を、ずっと側に置いておく訳にも行かないでしょう?」


 吸魔の蝕を使い、リリスの身体に負担が掛からない状態を維持するには、少なくとも一日に一度くらいは触れ合う必要がある。

 互いに立場を考えれば、それが許される関係は限られている。


「それは、そうだが……うぅむ、ヴェリアの弟か」

「あら、なにか問題がある? 私の弟だけあって優秀よ?」

「いや、その心配はしていないが……」


 歯切れが悪い。

 とはいえ、私がノクスを愛しているくらい、アルヴェルトもリリスを愛していると考えれば無理はない。私は二人を知っているけれど、彼はノクスを知らないのだから。


「とりあえず、いまはそういう選択もあると覚えておいてくれれば――」


 私の視界の隅、リネットに耳打ちをするメイドの姿が眼に入った。そして耳打ちを受けたリネットが私の側に歩み寄ってくる。


「なにかあった?」

「リリス王女殿下が、お茶会への参加を希望しています」


 私の教え子であり、アルヴェルトの妹でもある。リリスならば正式な手順を踏む必要はない。なのにそれをしたのは、魔力加給症の件があるからだろう。

 だが、それを知っているのはアルヴェルトと私、それにリネットだけだ。


「なにか、重要な話があるようね」


 私はそんな建前を口にして、メイド達を下がらせる。それからリネットにリリスの席を用意させ、私はアルヴェルトの近くへと席を移動させた。


「支配の鎖を使うわね」

「ああ、世話になる」


 許可を得た私はアルヴェルトの腕を抱き寄せた。

 ほどなくして、中庭の奥からツーサイドアップの髪を揺らしながらリリスがやってきた。彼女は薄紫の瞳で私とアルヴェルトを交互に見比べ、コテリと首を傾げた。


「もしかしてお邪魔だった?」

「――ぶっ」


 アルヴェルトが咽せた。

 私は苦笑しながら「貴女のためにこうしているのよ?」と口にする。


「えへへ、知ってる~」


 にへらっと笑うリリスが可愛すぎる。

 彼女は愛らしい笑顔を絶やさぬまま、リネットが用意した向かいの席に座る。それから私達を見ると、あらためて「ホントにお似合いだよ」と言った。


「……この姿を見て本当にそう思う? お茶会の席で王子の腕に抱きつくなんて、頭の中がお花畑の令嬢でもなければあり得ないわ」


 げんなりとした顔で答えると、リリスが「なにかあったの?」と首を傾けた。


「ヴェリアはパーティー会場でずっと私にくっついていたからな」

「あぁ……既に似たようなことを言われてるんだね」


 察しのいいリリスが苦笑した。

 私は咳払いを一つ。


「それで、なにか用があったんじゃないの?」

「うん、実は流行のパーティードレスを見に行きたいの」

「……ドレスを?」


 私とアルヴェルトは思わず顔を見合わせた。

 リリスはずっと離宮に引き籠もっていた。私がリリスの服を買いそろえると言ったときも、パーティードレスはいらないとわざわざ口にしたほどだ。


 そのリリスがパーティードレスを見たいと言った。その変化に胸がじわりと熱くなる。私はアルヴェルトと無言で頷きあった。


「リネット、ヴァルター商会に連絡を」

「私の部下を伝令に使ってかまわない」


 私とアルヴェルトが即座に指示を出すが、リリスが「わぁ、待って待って」と口を挟んだ。


「あのね。ここに来てもらうんじゃなくて、私がお店に行きたいの」

「……わざわざお店に?」


 もう一度アルヴェルトと顔を見合わせた。王侯貴族が服飾店に足を運ぶ。決してあり得ないことではないけれど、どちらかと言えば珍しい。


「アルヴェルト、どうする?」

「そうだな、いまの状況を考えると、あまり好ましくないが……」

「アルヴェルトお兄様……ダメ?」


 顔を伏せたリリスが上目遣いをアルヴェルトに向け、続けて「ねぇ、ヴェリアお姉ちゃん、いいでしょ?」と私にも上目遣いを向けてくる。


 私達は揃って呻き声を上げ、それから二人は同じ結論に達した。


「リネット、外出の準備をお願いね」

「馬車は私が乗ってきたものを使えばいい」


 二人揃ってシスコンをこじらせていた。



 その後、私達はお供や護衛を伴ってヴァルター商会へと到着した。先触れを出していたため、商会長のハインリヒや服のデザイナー、針子などが揃って出迎えてくれる。


 だが、私達をまえに、ハインリヒは少しだけ困惑する素振りを見せた。

 前回の私はリリスの侍女として同席していた。なのに今日の私は、まるでアルヴェルトの恋人のように、彼にエスコートをされている。

 それを不思議に思ったのだろう。だが、さすがは貴族を相手にする商会の会長、彼は一切余計な口を利かず、「ようこそおいでくださいました」と笑みを浮かべた。

 私もそれに笑顔で応じる。


「リリス王女殿下が前回のドレスを大変気に入り、今回は新作のドレスをご覧になりたいとご所望です。新作を見せていただけますか?」

「それは光栄の至りです。どうぞ、こちらへ」


 そうして、店の奥にある応接間へと案内される。

 応接間へ足を踏み入れた瞬間、柔らかな絨毯が心地よく足裏を包み込んだ。広々とした応接間に置かれたローテーブルと、それを囲むように配置されたソファが目を引く。

 ソファは深いエメラルドグリーンで統一され、金糸の刺繍が優雅な輝きを放っている。


「ヴァルター商会の噂は聞いていたが、まさかこれほどとはな」


 貴族の屋敷にも負けず劣らずの空間に、アルヴェルトが感嘆の吐息を吐いた。


「恐れ入ります。この部屋は、やんごとなき方がいつお越しになっても恥ずかしくないように設えました。アルヴェルト殿下に評価いただけるのなら感激の至りです」

「なるほど、やんごとなき方を出迎えるために用意した部屋、か」


 アルヴェルトがそう言って意味ありげな視線を私に向けた。ハインリヒと私のあいだに繋がりがあることを、既に察しているのだろう。


「アルヴェルト、ハインリヒは信頼できる商人です」

「そうか。ならばヴェリア、私の横に座るがいい」


 彼の申し出で、アルヴェルトがソファの真ん中に、そしてその両脇に私とリリスが座る。ハインリヒ達の目には、アルヴェルトが恋人と妹を連れてきたように映るはずだ。


 私とアルヴェルトが恋仲であることを漏らす者はいないと示唆し、取り繕うのを止めたように見せかけ、私がアルヴェルトの増魔の蝕を抑えている事実を伏せる。

 こうして、万が一にもリリスが魔力加給症であることを気付かれないようにする。


 私はアルヴェルトの腕に抱きついたまま、リリスのドレス選びを手伝った。そうしていくつかのデザイン画を見ていた私は、ふとここに来る前のリリスとの会話を思い出した。


 服飾店の応接間で、人目も憚らずに王子の腕に抱きつく皇女。よくよく考えると、お花畑の令嬢にしか見えないのでは? と、そんな考えに至り、思わず溜め息を吐く。


 だけど、これも可愛いリリスのためだ。私はいくつかのデザインを選び、リリスの意見を聞きながらデザインを煮詰めていく。


 ほどなく、パーティードレスの注文を終えたところで、リリスや私の平服――といっても王族基準だけれど――を選ぶことになった。


 言うまでもないことだけれど、アルヴェルトは私と離れた状態でリリスに近付くことは出来ないが、部屋の端から端程度ならば影響を受けない。


 なので、ショー形式でアルヴェルトに見てもらうという名目で、私とリリスは別室で着替えて、アルヴェルトの待つ応接間に顔を出すということを繰り返した。


 リリスが最初に身に着けたのは柔らかな色のドレス。丈は膝下で動きやすく、襟元には小さなフリルと刺繍があしらわれている、ワンピース風のデザインだ。

 そして私が身に着けたのはウェストを絞ったデザインで、袖口にはレースを重ね、控えめながらも華やかさを演出したエレガントな濃紺のドレスだ。


「派手さのない平服でありながら、上品な華やかさがあるな。色も調和していて、そうやって二人で並んでいるとまるで姉妹のようだ」


 アルヴェルトがそつのない褒め言葉を口にした。姉妹のようだと言われた私とリリスは顔を見合わせて笑みを零す。私達は続けて、二着、三着と試着を続けた。



「本日ご購入いただいたドレスは馬車に積ませていただきました。また、新たにデザインしたパーティードレスは完成次第届けさせていただきます」


 頭を下げるハインリヒに見送られ、私達を乗せた馬車が出発する。初めてお店で服を選ぶという行為をしたからだろう。向かいに座るリリスは上機嫌だ。

 そんな彼女を横目に、私はアルヴェルトの横顔を見上げた。


「アルヴェルト、本当によかったの? 私にまでプレゼントをして」


 あの後、試着した服のいくつかをアルヴェルトが買ってくれた。異性から贈り物をもらうことはこれまでにもあったけれど、こんな風にその場で異性に選んでもらったのは初めてだ。

 ちょっと甘酸っぱい気持ちを抱いていると、アルヴェルトは「お礼だ」と口にした。


 それが、水不足を解決する策を出したことが、はたまたリリスとのわだかまりを解消したことなのか、あるいは今日一緒に出掛けたことを意味するのかは分からない。

 ただ、どれが理由にしろ――悪くない。指先で唇に触れた私は、何事もなく終わってよかったと笑みを零す。


 実のところ、今日の私は少しだけ緊張していた。リリスがアルヴェルトに味方したと分かったことで、第二王子派がなにか仕掛けてくる可能性があったからだ。


 私はリリスの望みを叶えるうえで、その警戒を続けていた。だからあれこれと気を張っていて、それが杞憂だと分かって安堵の息を吐く。


 そうして馬車に揺られていると、不意にリリスが「あ、あのお店!」と声を弾ませた。釣られて視線を向けると、そこにはいわゆるカフェがあった。

 私が異世界の知識を元に広めたお店――ではなく、それを元に派生した店のようだ。ずいぶんと人気のようで、お店には多くの客が詰めかけている。


「あのお店がどうかしたの?」

「うん、いま流行のお店なんだって」

「なるほど、どうりで」


 それならば客足の多さにも納得だ。そんなことを考えていると、リリスにじっと見つめられていることに気が付いた。そして、なにを言いたいかも即座に理解する。


「ケーキに興味があるの?」

「うん、お店で一緒に食べてみたい!」


 それは……とアルヴェルトとアルヴェルトに視線を向ける。


「買って帰る、ではダメなのか?」

「うぅん……ダメじゃないけど。じゃあ、私が一人で買ってきてもいい?」


 リリスがお店に視線を向けて問う。店の入り口は高価なガラスが使われていて、ここからでもレジの様子をうかがうことが出来る。

 それならばと、アルヴェルトは許可を出した。


「ありがとう、それじゃ買ってくるね!」


 リリスはそういって馬車を降りた。それからクルリと振り返ると、馬車の扉越しに私を見上げ、「ヴェリアお姉ちゃん、髪飾り、ありがとうね」と無邪気に笑った。


「……ええ、気に入ってくれたのなら私も嬉しいわ」


 でも、どうしていまこのタイミングで? と首を傾げる。リリスは答えず、クルリと身を翻して店の中へと入っていった。

 私は扉を締め、車窓からリリスの後ろ姿を追った。


「ずいぶんと明るくなったわね」

「そなたのおかげだな」

「いいえ、私は切っ掛けを与えただけよ。見た目はとても愛らしいけど、貴方が思っている以上に強い子だもの。それに、意外と策士よね」


 私はそう言いながらリリスの姿を目で追った。彼女は店員さんとなにかを話しながら、ショーウィンドウのケーキを眺めながらうろうろとしている。


「策士とはどういう意味だ?」

「話さなかった? 私が最初にリリスと会ったときのこと。メイドの不正を暴くために、私のまえで突き飛ばされる振りをしたのよ」

「あの粛正劇にはそのような裏があったのか……」


 知らなかったと表情を曇らせる、彼はリリスを救えなかった己を悔いているようだ。だけど、リリスはアルヴェルトに救いを求めていた訳じゃない。


 彼女が望めば、離宮から出ることは出来た。アルヴェルトやエドワルド殿下、あるいは父である国王に泣き付き、メイドを排除する程度は簡単なことだ。


 それをせず、彼女が離宮に留まっていたのは自らの意志。アルヴェルトとエドワルド殿下の確執を防ぐため、自ら望んで耐え忍んでいたのだ。

 強くて優しい子だ――と、そんなことを考えながら、私は再びリリスに意識を向ける。


 リリスはまだどのケーキを選ぶか迷っているようだ。ショーウィンドウのケーキを眺めながら、あっちへうろうろこっちへうろうろしながら、やがて柱の陰へと消えていった。

 その無邪気な様子は年相応の子供にしか見えないが、だからこそ末恐ろしくもある。


「アグナリア王国の人間は脳筋が多く、策士を好むのよね? リリスは将来、偉大な策略家になるかもしれないわよ?」

「ほぅ? 影纏いの魔女にそう評されるとは相当だな」


 彼はそう言って苦笑した。

 もしかしたら、お世辞だと思っているのかもしれない。

 でも、私の言葉は本心だ。

 リリスはあの日、私の姿を見た瞬間にあの策を実行に移した。

 とっさに思いついたのか、私が来ると知ったときから計画していたのかは分からないけれど、どちらにせよ十歳の子供に思いつくようなことじゃない。


「年相応に未熟な部分はあるわ。けど、私から色々なことを学び、不足部分を埋めようとしているの。才能があり、学ぶ環境と意志があるのなら、大成する可能性は高いはずよ」

「なるほど。それは楽しみだな」


 アルヴェルトは自分のことのように嬉しそうだ。

 もちろん、私もアルヴェルトと同じ気持ちだ。


「それに、第二王子派の歪な関係にも気付いているかもしれないわ」

「歪な形とはなんのことだ?」

「第二王子派が担ぎ上げているのはエドワルド殿下だけど、派閥の主体となっているのはエドワルド殿下じゃないかもしれない、という話よ」

「貴族が神輿を担ぐのは、その者が自分たちに益をもたらすと思うからだ。派閥に属するものにも思惑があると言うのは、別に珍しい話ではないだろう?」

「それはその通りだけど……」


 これはまだ確証のない話だ。

 ただ、リリスを心配するエドワルド殿下の行動と、第二王子派の行動に一貫性がないのは事実だ。それが、私の中で違和感となっている。

 もしかしたら――と、再びリリスに視線を向ける。だけど、彼女は柱の陰に消えてから、そのまま姿を見せていない。……って、待って、いくらなんでもおかしくない?


「まさか――」


 私はその疑念をたしかめるために馬車の扉を開け放った。


「どうした?」

「リリスが柱の陰に入ったまま出てこないの。杞憂かもしれないけど、一応確認するわ」


 そう言って馬車から飛び降り、店の中へと飛び込んだ。そうしてカウンター周りを見回すが、そこに愛らしいリリスの姿はなかった。

 そうして息を呑む私に、朗らかな様子の店員さんが話しかけてきた。


「いらっしゃいませ。お持ち帰りですか?」

「リリス――さっきここにいた女の子は?」

「あぁ、あのお嬢さんでしたら、お連れの方と裏口から出て行きましたよ」


 想定しうる中で最悪の答えに、私はギュッと拳を握りしめた。

 

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