6、登場人物紹介みたいなもの
今回は主人公などの名前など、重要なことを書く回でした。
まだ始めたばかりなので、こうした方がいいと思うことがあったら、ぜひ教えてください。
私、アリア・スターリック侯爵令嬢。記憶戻ったら人生詰んでることに気づいちゃいました。あはっ。
ちなみに私の髪は前世と同じく黒色で、目は人を惹きつけるような力強い赤である。
貴族令嬢として日々磨き上げられているので、私の黒髪はシャンデリアに照らされると、天使の輪っかのように光の輪ができる。
顔は中性的だが、女性らしい体格で、より魅力を引き立てているような感じだ。
前世の私からしたら、女優いける! って思うような超絶美女である。
他の3人の取り巻きはそれぞれアイドル系、セクシー系、不思議系だ。ほんとに揃いも揃って美人なのである。それがみんな性格が最悪なのだから世も末である。
この世界、乙女ゲームの悪役令嬢、エリカ・グローデン公爵令嬢は金髪碧目で痩せれば美人そうなキャラクターであった。まだ会ったことはないが、お菓子CMに出れば大儲けできそな笑みでお菓子を食べていそうである。
この世界の主人公は、水色の髪に、目があったら吸い込まれそうな瞳を持った大人っぽい女の子だ。
しかし中身は、おっちょこちょいで尚且つ聖女のような心を持つ可愛らしい性格だ。
そのようなギャップに攻略対象者たちは惚れて行くのだ。
ゲームは王道で、男爵令嬢のヒロインが貴族たちが通う魔法学園に行くことになり、攻略キャラたちと恋をしていく物語。
そして、悪役令嬢なゲームの私たちが男爵令嬢なんかにみんなが夢中になるのが気に食わず、ヒロインをいじめる。
バッドエンドでもハッピーエンドでも、私たち悪役はみんな家から見放される&修道院送りになるのである。
正直、私に甘々な両親が私を見捨てるのは信じられないが、私と家を天秤にかけたとき重くなるのは家だということだろう。
そうしてゲームは終わり、それぞれのエンドを迎えるのである。
お読みいただきありがとうございます!