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3、最後と今

本日2話目の投稿です。

 それはそれは朝が弱かった前世の私。


 遅刻ギリギリで、朝食べずに家を出ることも多かった。

 私が轢かれてしまったのもそんな朝で、ぼんやりとした頭で走っていた。




 すると、いきなり目の前に車があって、避ける気力もなく死んでしまった。



――――――――――――――――――――――――



 というのが前の私の最後の記憶だった。


 そこで驚くべきところは、この世界が前世の乙女ゲームの世界にそっくりだということだ。

 国の名前や有力貴族の名前なども、みんなこの世界に存在している。



 じゃあ私の立ち位置は?と思ったのだが、私は悪役令嬢の取り巻きで4人いるうちの1人の令嬢だったのだ。


 変に、悪役令嬢ど真ん中じゃなくてよかったなとは思ったものの、取り巻きも取り巻きで大変である。それに、ヒロインの悪口及び、人の悪口を言うことは私がやられて嫌なことだ。



 自分の嫌なことは極力、人にしないという想いを守りたい私としては、悪役令嬢の取り巻きになどなりたくなかった。


 だから、まだ私が、悪役令嬢の取り巻きでないうちに、悪役令嬢の取り巻きにならないように気をつけていこうと心に決めたのだった。

見てくださってありがとうございました。

私は1話1話の話が短いタイプですので、手軽に読んでいただけると嬉しいです。

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