#56 激情型ネガティブ
うどん屋に、初めてきたようなリアクションをしたり、うどんを食べたいとか言いながら、店員に天ぷらそばを頼んでいて、そばかい!と咄嗟にツッコミをしてしまったりしたのだが、その次の日が今であるということだ。
毎回、朝、目覚めるときは緊張するのだけれど、今日は良からぬ予感というか、なんというか、良からぬ予感みたいな感じのものが、溢れはしていないが、滲みよりももっと強い感じで、なんというか、なんというか、とにかく、なにか起きそうだ。
今日は、なんか何処からか声がする気がしていて、それは彼女の声で、彼女の声に決まっていて、もしも、それが彼女の声ではなかった場合、恐怖でしかなくて、もうそれは、事件に限りなく近いものになってしまうので、彼女で間違いないだろう。
小さい声でのブツブツは、たまに大きくなるのだけど、基本は小さくて、レジの列でコワイ兄ちゃんに横入りされても、何も言えない僕のココロみたいに、基本は小さい彼女らしき声で、ぶぶぶぶ不気味だな!みたいに感じていた。
たまにハッキリと、クソッ!と聞こえて来てしまっていて、それはたぶん僕に対するものか、僕に対さないものか、僕を含めたすべての生き物たちに対するものか、僕を含めたすべての生き物たちに対さないものかの、どれかどれかどれかどれかだろう。
これは、厄介なキャラの予感しかしなくて、今までにこんなに嫌な予感みたいなのがあったことはなくて、韻を踏んで表すとしたら、『嫌な予感がして、来たな悪寒』というような感じで、もう普段は韻なんて全然踏まないのにやりたくなってしまっている、そんな心情だ。
まだ、一切、目を開けることをしていなくて、今は聴覚の情報だけでお送りしている訳だが、くそっ!みたいな声は、くそっ!みたい声単体ではなくて、同時にゲームの音みたいなものも、聞こえてきていて、スマホゲームみたいなものに、怒ってたのかと安心した。
目を開けると、彼女はスマホゲームをしていて、今、冷静に彼女のことを、彼氏という立場から見た場合、スマホゲームに一直線に向かっている、むしろ、いい性格の彼女に、見えなくもなくもなくもなくもなくもないな、みたいに思えなくもなくもなくもなくもないな、みたいな感じになっている。
スマホゲームは、ただ向かってくるボールを避けるだけのシンプルゲームみたいで、遠くから寝ている体勢で見ているからよく分からないが、丸い物体と人がいるから、そんな感じのゲームだと、そんな感じのシンプルゲームだと、僕は断言したい。
なのに、ものすごく怒り狂っていて、私は怒りに狂ってるぞという雰囲気を、全面に押し出しながら、怒りに狂っていて、複雑なものよりも、簡単なゲームなどの方が、なんか入り込みやすいというか、怒り狂いやすいというか、とにかく彼女が怖い。
このキャラなら、僕にも怒りをぶつけてくるはずで、日頃の不満とか不満とか不満とか、夜の後半あたりに、僕がこんな急激に?と思うくらい突然眠くなるときがあることとか、チャリティーとは、チャリTと書く、チャリンコ通学のことだと僕が解釈していたこととか、絶対に怒ってくるはずだ。
起きていないかのように、目を閉じたのだが、尿意の心配とか色々な心配で落ち着かなくなっていて、ヨーイドンと言って、全力でトイレにダッシュすることとか、色々考えていたら、尿意がドーンときて、またおさまったり、きたりおさまったりしていた。
そのあと、雄叫びみたいな声を出して、ものすごく喜んでいて怖かったのだが、たぶん、シンプルボール逃げ逃げゲームのレベル9あたりをクリアしたか、[一人立ちしたなって思うときは、うどんを一煮立ちしているときだ]みたいなダジャレが思い付いたかの、どちらかだろう。
怒るだけではなくて、感情を駄々漏れにするというキャラかもしれなくて、泣くときも笑うときも、怒るときも普通にしていても、健やかなるときも健やかなるときも、どんなときもどんなときも、感情もれもれもれも~れ状態なのだと、そう思うんだ。
これは厄介なキャラに当たってしまった感じで、一言でいうなら、[巣籠もり生活になっていた昔の、一週間の髭剃りあとのヒゲゴミの量を、想定してグラフにしたかったけど、難しくて出来なかった過去がある僕みたいな人と、接してくれる人の気持ち]みたいなものだろう。
一番苦手なキャラだなと、僕の本能がぼやいている気がしていて、6月9日が勾玉の日とは知らずに、その日に勾玉に関する表現を自作小説内で、書いてしまったことで、かなりオーバーに驚いている人と、同じくらい苦手なキャラだなって、思ったり思ったり思ったりしちゃっている。




