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#47 思ったこと全行動②

私の愛する彼氏ちゃんだ、今日も可愛いな、抱き締めていい?、と普段言わないようなことを普通に言ってきて、混乱通り越して、もうヤバイ感じになってしまって、これは野外に出すと、厄介なタイプのやつで、どんなキャラなのか、また分からなくなってきて、彼氏ちゃんという言葉が、ずっと鼓膜の全表面に、まとわりついているみたいな感じになっているのが、今である。


今日は僕の誕生日であるというのに、忘れているのか、サプライズ前の静けさなのか、特にこれといった匂わせなどはなく、キャラ以外の違和感というかなんというか、そんな感じのものは、全く感じなかった。


今は料理を作っている彼女だが、ハンバーグのようなものを作っているらしくて、こだわりすぎているのか、パン粉はパンを細かくするところから始めていて、肉も自分で細かくするところから始めていて、こだわりが強いなと思ったりしていた。


クッキングに一直線に向かっていっていて、こちらにはあまり干渉してこないようなので、安心していたが、急にこっちを見てきて、可愛いとか、カッコいいとか、キスしたいとか、抱き合いたいとか言ってきて、心情だだ漏れタイプなのね、と思った。


我慢しないで素直に言うことは、良いことだと思っているが、料理に集中していたかと思うと、急にキスをしてきて、思う存分チューしてきて、これから何も我慢せず全力で来られたら、身体が持たないなと、危険をかなり感じた。


最近、涙を流したのはアクビをしたときと、大アクビをしたときと、小アクビをしたときくらいだが、今日は物理的にも、感覚的も、その他色々な方面からも、涙を流す予感がしていて、そんな予感しかしていなくて、しんどさの更新もありえるな、そう感じていた。


枝豆好きだったよねと、僕に言ってきて、冷凍の剥いてある枝豆をハンバーグに入れ出して、彼女はアドリブというか、自由というか、変更することがかなりあって、今の気持ちのまま生きているというか、よく言えば柔軟だが、かんなり悪く言えば、大バカ野郎みたいな感じだ。


予定をキチッキチッと決めていて、少し頭が硬く、せっかちで縛ってくるようなキャラは前にいたが、今の自由すぎるキャラと、前のキチッとしたせっかちキャラのどっちがいいかと言われたら、自由に何でも垂れ流しちゃう、今のやつかもしれない。


出来上がったみたいで良かったけど、もしかして誕生日用のハンバーグかな?みたいに思い始めてしまって、もしかして僕の誕生日のために、わざわざ作ってくれたハンバーグかもしれないと、思ってしまっていて、手は、半端ないグーになってしまっていた。


コレだけのものを、こんな早く作るのはすごいと思っていて、早く料理を提供するのが売りのハンバーグ専門レストランとかで、昔、三年間以上働いていなかったら、こんな早いことはないので、たぶん昔、何かあっただろう。


たぶん脳内にある考えを、全て出すタイプだろうと感じていて、彼女は発言を我慢しない、みたいな感じや、彼女は行動を我慢しない、みたいな感じが、右足以外の全ての身体から滲んでいるように、思えて思えて、かなり思えた。


それにしても、朝御飯にハンバーグは流石だと思っていて、胃に日頃から、特別な訓練をしていないことには、こんなことをしたら、彼女みたいな人だと、一日の体調がほんのほんのほんのほんのほんのちょっと悪くなりかねないので、流石だと思った。


彼女は、ハンバーグを食べながら、玉ねぎの炒め加減が最高だよな、とか、美味しすぎるな、とか、この特製ソースのお陰だろうな、とか、思ったことを全て口に出していて、やっぱり、思ったことを全て口に出しているな、すごいなすごいな、と思ったりしていて、もしも、僕が今の彼女のようなキャラになったらヤバイだろうと感じている。


最近、涙を流したのはアクビをしたときと、大アクビをしたときと、小アクビをしたときくらいだな、みたいなことを、普段から思っているから、もしも僕が何でも口に出したりしてしまう人間になったとしたら、アクビについての考えがだだ漏れになってしまう。


今は、スマホで『ドラマ』と入力しようとしたのに、なぜか『ツラミ』と入力されてしまって、何でだよって思ったことを、ゆっくりと思い出しているところだが、エピソード的には弱いかなとか、色々考えてしまって、未だに誰にも、このことは話していない。


今の彼女なら、そんなエピソードを思い付いた瞬間に、発表するのだろうと思っていて、もう彼女が【考えだだ漏らしキャラ】だということは確定していて、今までにこんなキャラはいなかったから、ノートに新たに、【考えだだ漏らしキャラ】のことをメモした。

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