表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/48

幼馴染

公民館の一室で、椅子に座り目を閉じている男がいる。

部屋に人が入ってきたことも気づかず、うなだれているようにも見える男に話しかける。

「お前でも、緊張とかするんだな。」

男は目を開け、話しかけた男に向かって

「田中か、こんなとこにいないで、さっさと解任派に寝返った方がいいんじゃないか。」

「高村は相変わらずだな。市長になって丸くなったと思ってたけどまったく変わってないよ、お前は。」

「俺のかたをもってたせいで、嫌がらせも受けたと聞いたぞ。昔のよしみより、今の家族を守れよ。」

「何言ってるんだ?同じ施設で育ったんだから、俺らは兄弟だろ。昔の家族も今の家族も守って、はじめて、家長だろ。」

田中は笑いながら言う。

「そんなことを海の友達が昔言ってたよ。」

「また、息子自慢か?」

「違う。」

「そんなに怒るなよ。で、どうするんだよ?」

「今までの経緯を説明して、終わりだ。」

「今日でなくても良かっただろ?古谷さん結構ヤバイんだろ?」

「本人から言われたことだからな。」

「古谷さんのことも話すのか?」

「いや、あの人はこのままがいいと言ってたから、俺とどういう関係かだけ話して、後は・・・・」

「そうか、まぁ、まだ時間があるから、慎重に頼むぞ。」

「お前にはこれ以上、迷惑かけないようにするよ。」

「俺はいいけど・・・、まぁお前のやりたいようにやれよ。じゃあ、向こうで待ってるよ。」

「ああ。」

田中が部屋を出て、また目を閉じる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ