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しるし3(詩集)

熱帯夜

作者: さゆみ



水羊羹な夜の空

そっと掬えば

えくぼができる



静寂はかき氷

さっと流れ星

きーんとする



ビルディングの瞳

何度もまばたきして

ジュエリーゼリー

きらっぷるん



暑いって言うから暑い

暑くないって言っても暑い

情けないから情けない

無知は愚痴でしかない



知らぬ間に

押し出された心太ところてん

電光の海を泳いでいった

もう戻らない



居場所は異世界

つかめない幽霊

呆然とする



いつの間に

あいすきゃんでぃを食べれば

棒に当たりの文字

へへへ

薄ら笑うしかない









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― 新着の感想 ―
[一言] 夏がぎゅっと詰まって満載ですね!
2016/07/11 21:55 退会済み
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