23話 ダンジョンの中 ???
ステータスを確かめてみることにした
ダンジョンに入ってからまだ一度も見ていない、というか俺はもう何ヶ月もステータスを見てないことに気づいた
シーゲル 人間 男性 10歳 Lv593 強化の真髄Lv2 杖術Lv1 剣術Lv1 全属性魔術Lv2 前世の記憶 前前世の記憶
「俺ってレベルだけでスキル酷いな」
「いやレベルだけってレベルが人間超えてる、あと見たことのないようなスキルばかり」
レナはそう言ってくれるがスキルレベルがしょぼいな
「レナのステータスはどうだ?」
レナが自分のステータスを出して俺に見せてくれた
レナーレ 猫獣人 女性 18歳 Lv120 小剣術Lv5 格闘術Lv3 気力術Lv1 小回復Lv2 料理Lv2
「レベル上がりすぎじゃないか?」
「出会ってから丸一日走ったり、ダンジョンで戦闘したり、ずっと体動かしてたから、あと気力術も覚えた」
なんか女性っぽい話し方になってる?俺の気のせいか?
「気力術とかいつの間に、俺も覚えてないのに」
「必死だった二人との差を埋めたくて、どうすればいいか考えて戦ってたら出来た」
あ~そういえば転生前に言われたかも戦闘終わってレベルアップとかないけど、戦闘中にレベル上がることがあるって、こういうことだったのかレナのレベルの上がりは筋力も然ることながら気力も上がった事も関係しているのか
「コリンは?」
コリンズ 人間 男性、27歳、Lv197 長剣術Lv8 気力術Lv5 料理Lv1 豪腕Lv10 索敵Lv7
まあコリンの場合は元々強かったからなそれでも丸一日走るのは疲れてたし昨日の狼でも疲れてたなそれだけ体を使ったんだな、あとレベルの原因は気力術使って気力あがったか
「コリンも大分上がったな、剣に纏わせるの常にって言ったの今もやってるの?」
「あぁ昨日は、それで大分疲れた戦闘でも疲れたが、こんなに結果に出るのも嬉しいものだな」
コリンのテンションが珍しく高い、やっぱレベルが上がるのは誰でも嬉しいよな
「だがコリン、これ以上はすぐには上がらないと思うぞ、ダンジョンと一緒にしちゃいけないがレベルも5ずつ変わっていくからな」
「俺は異常過ぎてスキルを育てなくて倒せる事実が辛い」
「嫌味か」 「嫌味だな」
そんなつもりは無いが二人には嫌味になるのだろう
「だがなレベルは明確な強さじゃないのはレナが証明したろう、レベルも上がったんだろうが、明らかにレベルよりも戦うための工夫や経験がレナを強くしている」
「確かにそれは言えるな、1階の戦闘に比べると無駄がない、主は無駄は無いんだが、体術でも無く剣術でもないその上誰にも真似できない動きだ、しかも全て一撃、普通は次につなげる動きとか工夫するから技術につながるんだ、技術なんて無くても身体能力でなんとか出来るとかその時点で化物と言ってるのと同じだ」
褒めてるのか貶してるのかわからなくて困る、これには反応せず行動を開始するか
「よし、決めたぞ」
「どうした?」
レナが聞いてきたので、答えてやった
「俺はレナとコリンとは別行動をする」
「また別行動するのか?」
コリンが聞いてきたが、俺は少し別のことを考えていたのでそれをすっ飛ばした発言だったので補足しておく
「今すぐじゃないコリンとレナが音をあげるまでは一緒に潜るが、音を上げたら二人にはそこの階で戦い続けてもらい、その間俺は下まで潜って技術を上げてくる、そして戻ってきたらまた3人で行動だ、戻ってくるまでの間にその階は楽勝になってもらうからな」
これでいいだろう二人に付き合うだけでは技術向上にはならないし、技術でどれだけ変わるかの生ける証人が居るのに使わないては無い
「それじゃあ二人がどこまで行けるか見せてもらおうか」
そう言って進む事になる、16階はダチョウのような魔物だった、行動が制限されてるような体型、平原ならまだしもダンジョンではダチョウにとっては悪条件のようだ、二人にとっては楽だったようだ、
17階はトカゲ、18階は蛇、19階で更に大きいトカゲ、20階では大蛇だった、20階のボスは恐竜のようなトカゲだった、21階は山羊、22階は羊、23階は馬、24階はカンガルー、25階は牛、25階のボスはヌーの群れのように大量にいた牛だった、ここまで来るのに時間は掛かったが2人とも音を上げることがない
ここまで7日掛かった
「音を上げると思ったのに、なんでまだまだいけそうな顔してるんだよ、こっちが限界だよ、二人の戦い見てるだけだし、解体と素材拾いに飽きた」
「仕方がないさ、虫や狼のが辛かったくらいだ突進するだけとか動きがわかりやすいやつばっかりだったからな、どちらかといえば楽だぞ」
レナが言ってくるがコリンもうんうんと頷いている
「なんで階が進んだほうが楽なんだ、虫が一番苦戦したぞ」
罠らしき罠もないダンジョンって罠あるんじゃないの?ダンジョンに入ったことはないエトロだがダンジョンには罠があるって記憶あるし、まあ罠はない方がいいんだけどな
俺のために、ダンジョンに来たのに、俺が戦えてないってありえないよね、ステータスを見てみる
シーゲル 人間 男性 Lv599 強化の真髄Lv2 杖術Lv1 剣術Lv1 全属性魔術Lv2 前世の記憶 前前世の記憶
レベル以外になんの変化も無いんだよ、レナとコリンのステータスも見せてもらった
レナーレ 猫獣人 女性 18歳 Lv155 小剣術Lv6 格闘術Lv4 気力術Lv4 小回復Lv2 料理Lv3
コリンズ 人間 男性、27歳、Lv204 長剣術Lv8 気力術Lv5 料理Lv1 豪腕Lv10 索敵Lv8
レナは上がりまくりだな、コリンも徐々にだがあがってるんだろうな、7日じゃ大して変わらないよなそりゃあ
「すまん、レナ、コリン、俺が限界だ、49階に中々行けないし49階まで行かないと俺的には外に出たくない、俺のわがままだが二人はこの25階で牛の肉を大量に集めておいてくれ、俺はぱぱっと49階まで行ってくる、それじゃあ頼んだぞ」
二人に予備用のナイフと剣を渡して休まず走り続けた、敵に出会ったら一撃で仕留め解体せずに収納袋の中に入れるという作業を延々としていた
35階のボスに出会った時に35階以降に転移魔法陣がない理由に信頼した仲間以外を連れて先に行くのが難しいというのがあったが、これは無理だな、ミノタウロス風の魔物でミノタウロス風なのだが両前足は蹄なのに人のような腕で鼻から火を出してくる、守りながら戦える相手ではなさそうだ、俺は1人なので余裕で倒していくけどな
ダンジョンを進むのは簡単過ぎた、軽く45階を超えて48階まで来た46階からアンデッドだった46階はスケルトン、47階がゾンビ、48階がレイスだった、俺は魔法があるので実体のないレイスにも対処出来た、49階はキョンシーのようなゾンビとは違って腐ってない魔物だった、50階はヴァンパイアの手下的存在のグールっぽいのだったので、予想通りだったんだがボスはヴァンパイアだった結果だけ言うと何発か拳を打ち込んだら倒せた
結局俺はスキルに格闘術Lv1を覚えただけで他のスキルのレベルがあがることはなかった
そこから急いで25階まで戻った50階まで3日、25階に戻るまで1日かかったが二人と再会してダンジョンを出るため転移魔法陣へ向かった
ダンジョンで主人公の敵が居ませんでした
読んで頂きありがとうございます




