20話 ダンジョンの中 二階~十階
昼飯も食い終わったし
「いくぞ、レナ頼むぞ、まだまだ大丈夫そうだし今日は降りれるだけ降りるからな」
降りないとコリンと俺が暇過ぎる
「レナ、警戒しながら動くことも考えろよ、そのうち罠があるかもしれない場所で戦闘もあるからな、あとたまに俺が石投げたりするからな、警戒してれば避けられるぞ」
そのすぐ後にコリンに石を投げさせる
「いた、えっ?御主人投げた?」
レナは俺のこと御主人って呼ぶのかというか初めて俺は呼ばれたのか
「今投げたのは、コリンだ、レナ俺が投げるって言ったからって俺だけを警戒しただろ、今のが下の階の魔物の攻撃だったら死んでるぞ、ここに居るすべてのものの動きに警戒しろよ」
すこし怒ってたが、俺の説明を理解したか、レナは一箇所に集中することもなく出来るだけ全方向に意識を配ることが出来るようになっていった
俺が何回か戦闘中に石を投げたが全部かわすようになった、たまにコリンに投げさせても避けるので大丈夫だろう
「いいぞ、レナ戦闘の内容も良くなったし石もちゃんと避けられてるな、周りを警戒してよく見えてる証拠だ、コリンの投げた石も避けられてる」
「よし」
ガッツポーズをした、女っぽくないな
2階を降りて3階に来ていたが今のところ心配はないようだ
「このままどんどん降りるぞ」
4階も軽く終わらせて5階に来た
5階でもレナは絶好調だったすべて一撃で倒していったし階段はまだ見つからないが違和感のある扉が見えた
「ここがボス部屋か、5階ごとにあるんだっけな、コリン一緒部屋に入るが、コリン一人で戦ってみるか?」
「戦って良いのか?」
「ここまでさすがに暇だったろ」
コリンは特に否定をしないな、扉を開けて、コリンを見て頷いた、その瞬間にコリンは走り出していた、瞬間に終わっていた
「早すぎだろ、今扉閉めたのに、倒しちゃったのかよ」
コボルトっぽい奴を大きくしたようなのだったが一瞬で頭と胴が離れていた、しかも剣は片手に持っていた
両手で持てる柄の長さはある剣なんだが、さすがに片手で骨ごと断ち切るのは大変だろうに、さすがLv178といったところか
「ボスと思って意気込んだが思ってたより弱かったようだ」
物足りないといった顔をしているが仕方ない、俺ももう少しボスは強いと思ってたからな
ボスを収納袋に入れながら
「じゃあ次ぎの階行くか」
そのまま階段を降りていった
6階は俺とコリンで敵を蹂躙していった
俺はなんだかわからない杖を久々に出してそれを気力で覆い魔力も使っている
俺には気力術がマスター出来て居ないので気力は出せるが留める事が出来ないので魔力も使ってやっと抑えている、コリンは気力術が使えるのでうまく気力だけを使って武器の形に留めている
レナに収納袋を渡して俺たちの殺した魔物を回収してもらっている
右から来た魔物には俺が一撃で倒し、左から来た魔物はコリンが一撃で断ち切る
正面から来た奴は交互に倒していく
6階から二人で倒しだしたかというとレナが戦っても大丈夫か確かめるためだ、虫の魔物で強さがわかりにくかった、という建前もあったがコリンと俺が限界だったからである
カマキリ風の魔物だったが面白いように首が腕が胴体が刻まれていく
6階も結構進んだ所でコリンも満足したのかレナとバトンタッチした、さすがは野生児だ、俺も人間離れしてるが、コリンは食事以外の狩りはしてこなかったのだろうがこういうところに篭って生きていたら俺並に人間離れしたレベルになれそうだな
「ここも楽だぞレナがんばれ」
コリンは本当に謎だ、
「ここは攻撃を待ってたらやられるぞ、先手で討った方が楽だぞ」
俺もアドバイスしておく
「わかった、やってみる」
「コリン、戦わない間も武器に気力術常に使えるか?」
「やったことはないが、必要ならやってみる」
そりゃあやったことないよな
「スキルはどれだけ使ったかどれだけスキルを理解したかでスキルレベルが上がると俺は考えている、もしかしたら間違ってるかもしれないがコリンの気力術がレベル低いのもそんなに使ってないからではないかと思うし使いこなすにはやはり沢山使うべきだと考えている」
長々と話していたらレナが魔物を一匹倒してた
「どうだ?」
「1匹は楽勝だった、複数居たらすこし大変になるかもしれない」
それがわかってるなら大丈夫だろうな、10階までは行けそうかな
そのまま6階降りて7階も通過して8階では結構レナが苦戦したが、相手が悪かった、団子虫というかローリングして襲ってきたので俺が全部倒した
8階はレナの特訓にならないのでそのまま通過して9階にたどり着いた
9階はでっかい蜂だった
「レナ、噛まれるな、そして刺されるなよ、あと無理そうなときは言え」
さすがに1m級の蜂がさっきから何匹も飛んでいる正直やばい前も後ろもない、9階に入って全然進んでないのにもう10匹以上倒してる
今レナは2匹同時に相手している
「奥から3匹来るぞ」
コリンがレナに教える
「さすがにこれ以上増えたら無理」
その言葉を聞いた直後コリンは走り出していた、これって俺が後ろを守れってことか、コリンはレナの横を通り抜ける時に1匹叩き切りそのままの勢いで三匹を二振りで倒す、1:1になったレナは難なく蜂を倒す
「レナは近づかれるまで待ってる癖がある、先手を打てば、二匹を相手にすることなく1匹倒すことにより、1:1の体勢が取れるぞ」
そうだな見極めが遅いのかいつも待ってるんだよ、俺もコリンも敵が来るのを感じたら飛び出してるから、それもどうかと思うけどな、
実力考えたらそのくらいでもいいのかもしれないが、レナもレベルとスキルレベル考えたら10階が限界なのか?それとも虫と相性悪いのか、色々気になるところだよな
「この階はほんと厄介だな蜂は攻撃される前に倒すしかないし、レナ今日は休め俺とコリンで10階のボスまで行く」
コリンには小声で「レナは虫と相性が悪いかもしれない俺達みたいな攻撃力がないし」と伝えておいた
ナイフででかい虫相手にするには常に相手の間合いで相手するのだから当たり前なのかもしれない
俺が前衛レナは素材拾いでコリンは後衛で素材拾い中のレナを守る役目だ
レナが前衛の時の3倍以上のスピードで進んで行って10階まで行った
10階は全部居たしなんか連携もしていた、虫が嫌いになりそうだ、団子虫が突撃してきた後ろからカマキリたちが迫り上から蜂が来たりとレナでは捌けないことばかり起きてる、さすがにコリンもこれはきついみたいだ、前衛後衛に任せてたらコリンがつぶれそうなので進みながら臨機応変に対処しながら進んだ
10階のボス扉ををあけるとそこには数十匹の蟻、十数匹の蜂、女王蟻と女王蜂の二匹がボスのようだ
こんな低いのにこんなに強い敵出てくるのか?いや俺が魔法使ってたらこんなに苦戦しなかったのか、よく考えたらここ来てからパーティでの行動というよりレナの育成だったからか俺は魔法を使ってこなかった、この数の場合は俺が魔法でザコを殲滅しろってことか
「この数だから俺これから魔法使うから、無詠唱で出来るけど、一応どんな魔法かだけわかるように言うわ」
二人とも頷いてくれた
「百連火球改」
百個の火の玉が横20個縦5個の列になって壁のように進むそれもかなりの速さで突っ込む蜂をと女王蟻と女王蜂にダメージを与えて
「百連火球改」
今度は縦横10個ずつで今度は上から地面に向けて絨毯爆撃のように降った
「よしこれでボスだけだ」
と言ったが女王蟻も女王蜂も燃え盛っていた、もう終わってた
これだって初級魔法の火球を100個を調整を加えてイメージ通りに出す魔法なんだけど
やっぱ10階だからな弱いんだな
「じゃあ今日はこのまま下の階に降りて休もうか」
二人は言葉もなく、頷きもせずただついて来た、まぁ今日は疲れたからな、返事出来ないのも仕方ないな
11階への階段を3人は降りて行った
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