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激弱前世の思い込み 強化の真髄  作者: 悲出不 タケシ
少年期 嵐の前の静けさ編
18/30

 18話 ダンジョンの町

最初は3人で走り続けていたが


やはりというべきかLv70のレナが先にバテたのでオレが担いで走っている


「やるね、ここまでついてこれるなんて、おかげで途中の村に立ち寄らずに今日中にダンジョンの町に着けそうだ」


俺は気軽に話しかけたがコリンはそれどころではないようだ、オレのことをありえないと言った感じの顔で見ていた、レナもコリンも身体系でのレベルの高さだから70のレナは流石に三倍の210とまではいかなくても身体能力200、魔力2、気力8くらいとかそんな感じなのかもしれないし違うかもしれない


細かい内容まではわからないが身体能力が高いのはわかる

そしてコリンも178だ、今の俺についてきていることから身体は250以上はありそうだ、オレの5歳の時くらいの体力と同じくらいだと感じていた

そんな事を考えていると抱えてるレナが動いた


「レナが起きたみたいだから、昼飯にするか」


そう言って止まったら、コリンはその場に突っ伏した、結構限界だったようだ


「今食材出してるから少し待ってろ」


二人共返事をしない、レナはここがどこか確認してるみたいでコリンはもはや動かない

食材に鍋と器を出した


「レナ食材を切ってくれ、そして鍋に具材を入れてくれ」


「・・・・はい」


休めないことに疲れが増した様だが、飯を食うためだから仕方ない

野菜を入れて肉をいれたそこに塩を多めに入れで炒めた、鍋は熱魔法で底だけを温めている

鍋は大きく無いのでそれで1人前だそのままフォークで食べ方を教える、暑いのに手で食べようとしたからだ、


獣人は素手で飯を食べるのかもしれないし、コリンは野生児だ、まさか最初に教えることが戦闘の指導じゃなくフォークの使い方だったとは夢にも思わなかったがしっかりと教えて教える時間が休憩にもなったようだ、食べ終わってから順調に走ってダンジョンの町までたどり着いた


「ここがダンジョンの町で大丈夫ですか?」


門番に聞いてみると


「ここがダンジョンがある街で大丈夫だ」


と返事をされた、ここはダンジョンの町って名前ではなかったようだが、ダンジョンはあるらしい、違う町に来ちゃったのかもしれないけど、ダンジョンがあるならいっか


「冒険者です、よろしくお願いします」


俺たちは町に入っていった


「宿を探して装備を揃えるか」


そう言いながら、露店に歩き出した


「おにいさん、ここら辺で安くて良い宿ない?あ、それとそれ美味しそうだね全部頂戴」


お~気持ち悪、こんな口調、俺じゃないみたいだ、いかにも子供といった感じの話し方で聞いてみた


「まいど、そうだなここからまっすぐ行くと正面に宿が見えてくるからそこがいいと思うよ、飯がうまい、オレの店といい勝負だ、それにしても全部で40サレナだが大丈夫か?」


「大丈夫だよ、宿ありがとう行ってみるね」


銀貨を一枚渡してまた来るからその時その金から売ってと言ってその場を離れて宿に向かった


宿に着いたので扉を開けて、カウンターに居たオヤジに声を掛けた


「3人部屋はあるかい?」


「あるよ、3階の一番手前が空いてる、1部屋100サレナだ」


思ってたより、高いな、聞いてみるか


「ここら辺にしては高いね、この街は宿が高いのかい?」


「荒くれ者が多くてな、少し部屋代高くしないと、酒飲んだあと部屋で軽く暴れて穴があいてたりするんだよ、うちも安くしたいけどやっていけなくてね」


「この街も大変だね、じゃあこれ1泊で」


そう言って銀貨1枚を出した


「晩飯はいつ頃食べれますか?」


「日が見えなくなったくらいには酒場兼飯屋として営業してるよ」


「そのくらいにまた来ます、鍵もその時にもらいますね、あと防具買いたいんですが、どこに行けばいいですかね?」


「そこを出て左にまっすぐ歩いてみな、それらしい店がそのうち左手に見えてくるよ」


「ありがとうございます」


礼を言って宿を後にした


「次は、防具だ、俺はいいがお前たちはどんな防具がいいんだ?俺にはわからないから、遠慮せずに言ってくれ」


「私は革製だ・・です、あと軽めの小手で手が動かしやすいモノで、靴も足の関節が動かしやすいモノがいい・・です」


完全に盗賊スタイルだな、機動性を生かしたいというのは理解できた


「コリンは?」


「俺は、もう少し重くていいが同じ感じだな、動きやすいほうがいい」


こいつは野生児だったな、動きやすさを追求するんだな


やっぱり俺は王道には進めないんだな、ダンジョンとか王道っぽいと思ったのに

シーフ、落ちぶれ騎士、謎の魔法使いとか定番ぽいのに

実際はシーフでも無いだたの動きが早い獣人と森育ちの野生児戦士、10年通う学園を4年で卒業する変人、とか現実って世知辛いわ、


そんなことより防具だったな、

二人の要望をそのまま店のオヤジに伝えた


「革は、そこらへんだ、金属はそっちだ、気に入ったのあったら着てこっちに来い調節してやる」


説明は適当だがちゃんと調節してくれるようだ


「二人共値段は気にするな、自分に合うと思ったものを買え、自分の命を守るものだ遠慮して妥協するのは死につながるぞ」


言われた、二人は返事するのも忘れて真剣に選ぶ、値段より自分に合うかという言葉に惹かれたようだ、だが、高いのを着けてもしっくりこなかったらしいレナは別のものを探して何やら頷いていた、

どうやら自分に合うものを見つけたようだ


「それがいいなら、調節してもらって来い」


「はい」


いい返事を返して調節しに行った


「コリンは気に入ったのあったか?」


コリンも真剣だ、色を気にしてるようだ、シルバーと黒だ


「黒いほうがいいんじゃないか?シルバーじゃ新人騎士みたいだぞ、俺たちは冒険者だからな黒のほうが貫禄が出るってもんだろ」


「そうだな、それがいいな」


貫禄って言葉が気に入ったのか最初の黒って言った時にはそっけなかったのに、急にそれがいいなになって、テンションも上がっていた、コリンちょろいな


コリンとレナの調整が終わって


「大金貨20枚だ」


と店のオヤジが言った時レナもコリンも困った顔をした

調整も終わったのでもう返品は利かない、まあ俺には問題ないんだけど


「はいよ、20枚だ」


大金貨20枚を簡単に出して渡した


「まいど、壊れたら来いよ、金払いがいいからなすぐに修理してやるよ」


直球だな、だがわかりやすくていいな、そんなことを考えながら店をでて宿に向かった


宿に帰った俺たちは酒場で飯を食ってから部屋に戻り


「リナ、コリン、これからなんだが、俺たちは明日ダンジョンに潜る、そしてそのまま何日も潜り続けるから覚悟しておけ」


「はい」 「大丈夫なのか?」


最初がレナで後がコリンだ、レナは何も考えてないな、コリンは色々心配してるんだろうな


「大丈夫だ、二人にはこの袋を渡しておく、収納袋だ、ダンジョンの罠に掛かって分断されても何日かは大丈夫なだけの食料が両方に入ってる、俺も食料用の収納袋は持っているし、他にも武器や雑貨が入ってる袋と素材用などいろいろ別けて収納袋があるから、ダンジョンに何日潜っても基本大丈夫だ、睡眠も結界用の石や時間確保出来るように3人で行くんだからな、コリンこれでも心配か?」


「理解した、大丈夫だ」


コリンは野生児とは思えないくらい頭がいいな、というかこいつら奴隷っていうのかな?

レナはまだ奴隷っぽいかな?でもコリンはオレが大人に舐められるの知ってて敢えて親兄弟か仲間として振舞ってるのか?それとも勘かなにかで奴隷っぽくしてないのか?コリンは謎だ


「じゃあ寝るぞ、明日に備えてな」

読んで頂きありがとうございます

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