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~ あとがき ~

 久々に書いた、正統派猟闇師シリーズの続編。第八弾となる今作は、第一期シリーズ終焉の序章に向けて書いた話でした。


 色々と書きたいことはありますが、今回はまず、謝罪から述べさせていただきます。今まで以上に滅茶苦茶な話で、かつ最後の投げっぷりが酷いです。これに関しては、申し開きをするまでもありません。綺麗に話を終わらせられない、私の技量が悪いんです。


 今作は色々と試験的な試みを行った節もありますが、同時に第一期シリーズ終了に向けて、物語を清算する意味合いの強かった話です。そのため、心霊現象は起きても紅が戦うことはなく、彼は事件の推理のみに始終しています。今回、戦いの場は、全て陰陽師の魁に持って行かれてしまいましたし……。


 ただ、それでもこの話は、終焉の序章としてはどうしても外せませんでした。今までに登場してきた人物も再登場させ、それでいて、次回作に登場させる予定の人間や、第二期シリーズに登場させる予定の人間も出しまくる。正に終焉の序章であり、繋ぎの序章でもありました。


 まあ、その結果、更新がどうしてもギリギリになり、果ては文字数が予定していた物の二倍を超えました。なんというか、随分とクレイジーな作品になったと思います。文庫本にしたら、間違いなく上下巻にわかれるでしょうね。単なる序章で済ませるつもりが、あれこれと詰め込みまくった結果、とんでもない長さになってしまいました。


 猟闇師シリーズ最大の敵、真狩紫苑。今回は名前さえほとんど登場しませんでしたが、彼が水面下で色々と暗躍しているのは確かです。彼の中には確固たる目的があるんですが、それを語るのは今ではありません。これから先の作品の中で、少しずつ見せて行くつもりです。


 その一方で、我らの紅と照瑠コンビは、呪いのビデオによって瀕死状態になってしまった加藤詩織を救えるのか!?

 次回は再び場所を火乃澤から他所へと移し、真狩紫苑と対峙させる予定です。


 それにしても、ほんの軽い気持ちから書き出した作品が、まさかここまで続くとは……。だんだんと大風呂敷広げ過ぎて、収集がつかなくなりそうなのが不安です。ただ、このまま投げっぱなしで終わるつもりはありませんので、今後も紅や照瑠達の物語を、よろしくお願いいたします。






2011年11月28日(月)     雷紋寺 音弥 

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