第6.5話 リサ・セイトという人間
今回はリサの深掘りです。ここでやらないと、一生できない気がしたので……
ケイが初めて会った女性。リサ・セイト。
彼と彼女の関係は(リサが一方的に思ってるだけ)ライバル関係だ。
彼女は自分を客観的に見る事を覚えてから、身に余る好奇心を抑える術を学んでいた。
幼少期の彼女は留まるところを知らなかった。
彼女の母親、マリア・セイトは子供が出来るまでは、貴族界の厄介者、強かな女マリアとして恐れられていた。マリアはそれを気に入っていたし、少し誇りに思っているところがあった。
………子供が産まれるまでは。
リサの貴族に求められる静かさや、落ち着きがない。
様々なものに興味を示し、暴れる。セイト家の生まれにこんな子はいなかった。唯一良かった事はそんな子供を父も母も愛していた。
社交場で走りまくる赤子のリサを探しまくる、かつての強かな女マリアの様子はどこにもいない。
敵対関係の貴族の髭を伸ばしたり。
父と母が大事にしてい壺を落として割ったり。
初代の絵に落書きをしたりと、本当に落ち着きのない子。という扱いだった。武器を持つまでは。
若干の皮肉といち母親としての尊敬を込めて、
疾風のマリアと呼ばれるまでそう長くはかからなかった。マリアは勿論、それを気にしてはいないし誇りに思っていた。彼女の行動が堅っ苦しい貴族の交流を変えた。
今までマリアと敵対していた貴族達は彼女の母親としての姿にほっこりし、敗北を宣言した。逸話はあくまでも噂話の範疇だと思っていたが、彼女によると事実らしい。
厳しく…そして優しく育てられた彼女は、魔法使いか戦士の才能、どちらにあるかを調べたら、戦士の才能だった。最初こそ、元戦士に父親に力負けしていたが、数年経てば父を越える戦士となった。
その才能の高さと勤勉さを見て、父親は、父としてのプライドを粉々にへし折られた事と、娘の成長に二つの意味で号泣した。結局は親バカが勝つんだよね。
彼女が作った武器は、父が現役の頃に使った武器を再現した。彼女のメラメラと燃える心とは正反対な、黒く、冷徹な…巨大鎌。その威力は……言うまでなかった。鎌を振り回す彼女は、一時期死神というあだ名がついたが本人が嫌がった事でなくなった。
筋トレ、走り込み、剣術、基礎を突き詰める。
父によると飾らないシンプルさが戦士だと良いとのこと。
師である父に育てられ、飛躍的に成長した彼女は、叔父が建てた学校に優勝して入る事を決意する。
強者に勝つ!!燃えたぎる彼女の闘志だった。
「勝つ!!どんな相手でも!!」
長い黒髪をたなびかせ、学校は向かう。
今まで出てきたキャラのプロフィール。興味ないかも知れませんが紹介しておきます。
ケイ・タケダ
17歳
身長:177cm
体重:76kg(筋肉があるから?)
ザルツ・シッヴァカーネ
18歳
身長:184cm
体重:72kg
リサ・セイト
17歳
身長:170cm
体重:65kg
(Bカップ)




