プロローグ
不安です。頑張ります。
「何処だ…?」
この人物、武田啓はそこら辺にいる青年。それだけ。
「何故ここに来たか全然覚えていない…!」
見渡す限り、森森森である。
様々な考えが啓の頭に浮かんだが、今は無視。人に会う。まずはそこから。
こうして数時間、森の中でひたすら駆けるが人に一切会わない。当然だ、ここはそもそも地球にある場所ではない。それを断言できる材料がない事を理由に彼は
走り続ける。気づいた頃にはもう夜になっていた。
これ以上は無理だ。
「はぁ………ひとまず、今は危険だが洞窟とか探して
寝よう。熊とかに遭遇しません様に!」
※熊以外にも危険なものは多いから現世のみんなは
そもそも入るなよ!
洞窟に入る瞬間、遠吠えが聞こえる。
「は?え?」
彼が見たもの、それは巨大な狼。地球じゃ説明がつかないほどの巨大さに一瞬で理解する。逃げても、いや逃げなくても死ぬ…!
「嘘だろおい!!」
とにかく走る。数秒遅れて狼も追いかけてくる。
勘弁してくれ!!
「とにかく、わかった事は一つ!!ここは地球じゃねぇーーー!!!!!」
すぐに追いつかれ、尻尾で吹き飛ばされる。
当たりどころが悪く気絶した。最高の不幸で始まった彼の人生はどう転んでしまうのか…?
頑張ります。不安です。




