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れじすたんす!  作者: R:io
第四章
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第三十一話 不穏な気配!

 場面は変わり、零弥視点。

 現状を能力により瞬時に把握し、黙りながら作業を行っている。

 カーテンの擦れる音さえもが大きく聞こえるこの部屋で、ペンで紙をなぞる筆跡音だけが一際目立っていた。

 ここで能力を使用して全員を助けることが可能かと言われたら、不可能だ。

 粒子(コスト)が圧倒的に足りなすぎる。

 この量だと、吹き飛ばされた隊員の約三分の一程度しか元に戻せないのだ。

 三分の一という数字を聞けば、少なすぎると思うかもしれない。

 が、しかし。

 元の隊員の量が多すぎるのだ。

 大体日本人口の十一分の一はこの抵抗団(レジスだん)に加入している。

 否、実際はそれよりも多い。

 さらにそれの三分の一ともなると、…考えるだけでも恐ろしい。

 となると、術者を先に叩こう。となるわけだ。

 術者の心当たりのある人物の名前を、今紙に書き記している。

 今ある粒子(コスト)をほとんど使わない能力の一つだ。

 能力説明をすると、<データが破損していて確認できません> という代物だ。

 「…おっと、これは一応奥の手だよ。教えるわけにはいかないね~」

 零弥は虚空に向かって呟く。

 そして―――

 「…あれ。こいつは、脳が死んでる―――? ハハ… とてもいい人材を手に入れていたみたいだね…」

 勝利の笑みを、浮かべたのだ。


   ♢   ♢   ♢


 彼らが帰ってくる。

 大勢の人数の足音が建物に戻った。

 それを確認したかのように、次の態勢に入っている人物がいた―――

 「おうおうおうおう、新参野郎もうやられちまったのかよ。」

 「そうみたいだね。」

 「初めていいか?」

 「いいんじゃない?」

 その不気味な声達は、その場から消える。

 広い魔方陣のようなものが上空に召喚される。


 「呪い(カーズ)


 魔方陣を受けた生存物すべてに、呪いがつけられた。

 これは大きな爆弾である。

 爆弾———それは単なる比喩であるが、実際そんなものである。

 全生物に、生きていられる時間が決定された。

 約120時間。約五日。

 それが与えられた時間。

 この五日以内に、歴史に残る大戦が勃発することを、人々はまだ知らない―――

ここから大きな山場に向かいます。

この山場で終わるか…? それともこの次まで続くか…?

ちょっと考えつつストーリーを展開していきます。

これからも頑張って連載を続けるので、今後もよろしくお願いします!

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