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れじすたんす!  作者: R:io
第三章
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第二十四話 瑠実救出大作戦!-④

 長い長い階段を下った先には何があるのか。

 瑠実が、囚われているのか。

 もしそうなら、やっと仲間を取り戻すことができる。

 犠牲は多く出た。これ以上、仲間には死んでほしくない。

 そう考えている間に、地下についたようだ。

 蜘蛛やトカゲがカサカサと動き回る音が聞こえる。

 耳障りだ。

 「あれを見てください。」

 少し先を進んでいた琉生が俺に言ってきた。

 俺は琉生が指さした方向を見る。

 そこには———

 「瑠実ッ!!!」

 鉄が格子状になっている。牢屋だろうか。その中に瑠実が囚われていたのだ。

 俺は思い切り駆け寄り、鉄格子を両手でつかむ。

 「瑠実、今助けてあげるからな。」

 俺は無理矢理格子を捻じ曲げようとしたが、開かない。

 俺の力じゃ無理なようだ。

 俺は琉生に頼み、抵抗力レジストで開けてもらうことにした。

 琉生の抵抗力レジストは強いようで、空間に密閉された箱を作り出し、それの素材を空気に変えることで、鉄格子を破壊した。

 「瑠実!」

 俺は瑠実に駆け寄る。

 「青空…」

 瑠実はこちらを見て、涙目になる。

 相当長い間閉じ込められていたのだ。誰だって泣いてしまうだろう。

 琉生も近寄ってきて、励ます。

 「もう大丈夫です。僕たちが迎えに来ました。」

 「ありがとう。本当に大変だった。」

 そう言って瑠実は俺らに抱き着いてきた。


 危機感。感じるには遅すぎた。


 「カハッ…」

 何が起きたのか理解できない。

 突如背中に激痛が走り、吐血した。

 まだ敵がいたのか?

 …結果的にはそうなのだろう。俺らはまだ認識できていない敵がいたのだ。

 「瑠実…?」

 信じられなかった。

 そんなわけがないと、思い込んでいた。

 瑠実は、敵になっていたのか。

 「いつ… からだ…」

 俺は最後の力を振り絞って聞いた。

 「いつ? そんなの初めから。落とし穴を作ったのも、私。あの旅行に行かせたのも、私。」

 瑠実の口角がだんだんと広がっていく。

 「まんまと騙されたね。青空♡」

 クソ、あの会話も、全て偽りだったということなのか…?

 認められない。が、認めるしかないのだろう…

 「私は幹部なの。潜入捜査、ってやつを行っていたの。全員馬鹿でよかった。」

 なにか瑠実が言っている、が、上手く聞き取れない…

 もう、俺は死ぬのだろうか…

 意識がだんだんと、遠のいて———

 

 バタタンッ


 …二つの肉塊が地面に叩きつけられる音がした。

 「ふふふ、ふふふふふふ、ふふふふふふふふ! 私の完璧な作戦で! 騙されてやんの!」

 口調すらも変わり果てたそれは、真の姿を現す。

 「上層部も馬鹿ね。気づかないんだもの。まあ、それくらい私が凄いってことなんだけどね!」

 地下室に笑いがこだます。

 「これで私も昇かk… …?」

 急に声が出なくなる。

 なぜだろうか。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()

 みると、そこには虚空が広がっていた。

 「             」

 もう声にすることすらできない叫びが、終わりを伝える。

 すべては予期されていた事態。

 何もかもお見通しだったのだ。

 彼女にとっては―――


   ♢   ♢   ♢


 「お。やっと本性表したみたいだね。殺したけど。」

 一人椅子に座りながら紅茶を啜っている女が虚空に向かって言葉を放つ。

 「私の力はもうなくなりそうだけど。幹部一匹程度なら、おやすいごようだね。」

 その女は宇宙のような深淵のような、そんな眼をもっている―――


 ―――団長の、零弥だ。

無断休載を二週間もしてしまって申し訳ございません。

代わりになのですが、今週はいつもより多く投稿するつもりです。

今回の話は少なくなってしまいましたが、大体一幕は終わりそうです。

今後も連載を頑張って続けていくので、これからもよろしくおねがいします!

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