表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
れじすたんす!  作者: R:io
第三章
25/37

第二十二話 瑠実救出大作戦!-③

 「私を殺す? 無駄。」

 その言葉の放った瞬間、周囲に少し違うメイドたちがずらっと並んだ。

 「なんだこれっ」

 俺は思わず後ろ側に並んでいたメイドの一人を殴る。

 パリィィィン

 殴ったと思ったら、それは”鏡”だった。

 「は?」

 「ふふふ。それが私の抵抗力レジスト。私は鏡を使う。鏡で自身を反射して映せる。…鏡によって見た目が少し変わるけれど。」

 舐めてんのか?

 呑気に自身の能力を教えてくるなんて…

 だが、今の一瞬で俺の周りに鏡を召還した―――と思われる―――が厄介だ。

 一度仲間を呼ぼう。

 俺はそう思い、少し左足をうしろに下げた後、一気に来た道を戻っていく。

 後ろからメイドの声が聞こえた気がするが気にしない。とりあえず仲間のところへ行けば俺たちの勝ちだ。

 音色が命を張ってまでして助けようとしてくれたんだ。

 俺は、その意思を紡ぐ!

 今度は冷静にできている。

 前回は琥太郎が死んだことによって冷静さを欠いてしまった。それは大きなミスだ。

 今回は仲間が死んだとしても、感情の高ぶりを何とか抑えられている。

 成長だ。

 目の前がかすむ。

 うまく前が見えない。

 なんだろうな。雨が降っているんだろうか。

 俺は目についた水滴を右手で拭い、何事もなかったかのように走り続ける。

 俺が白い部屋から出られたのは、俺が寝た部屋だった。

 なら、俺の仲間たちも、自分たちの部屋があった場所にいるはずだ。

 「琉生! 翔、太…?」

 仲間の名前を叫んだときに、俺の目に映ったものは、


 翔太の死体だった。


 「あ、ああ」

 死体のすぐ隣には琉生が座っている。

 何があったんだ。

 誰が

 誰が翔太を

 「る、琉生、何が…」

 俺は冷静を装い聞いてみる。

 「これは、自殺、ですかね。」

 自殺?

 自殺だって?

 なんで、なんでだよ。あんなに熱かったのに。なんで急に、自殺なんか。

 「推測ですが、”白い部屋に耐えきれなかった”のではないでしょうか?」


 

 [翔太] 白い部屋から解放される約”327秒”前


 「はぁっ」

 目が覚めると、何もない真っ白な部屋にいた。

 「ここは、館か?」

 敵の攻撃をくらってしまったのだと、俺はすぐに理解する。

 「クソがッ、やられたッ! 油断しすぎたッ!!!」

 俺は地面に突っ伏せる。

 しかしすぐに起き上がり、壁を何度も蹴った。

 何度も、何度も、何度も。

 不思議と、蹴ってもいたくないし、体力も減らない。

 もしかしてこの部屋の中では時が止まっているのでは?

 それならこの抵抗力レジストの脅威は?

 …きっと、精神的においつめて自殺を図るっていう感じだろう。

 きっとそういう抵抗力レジスト

 …なら、俺はここからどう出ればいいんだ?

 仲間たちが囚われていない人がいるかもしれない。

 しかし、助けられる保証は?

 ……否、必ず助けてくれる。

 俺は仲間を信じている。

 それまで、待つんだ!


 待ち続けて約323年

 彼はもう、限界を迎えていた。

 「助け… 来ないじゃねえか…」

 もはやもう、生きている気力など―――

 「そうだ。死のう。」

 俺は右手を切る。

 すぐに傷は塞がってしまう。だから、強く切り裂く。

 それなら自身が死んでもすぐに生き返るのでは?

 …もしもかなり前から思っているような使用の抵抗力レジストならば、きっと死だけは認識されるだろう。

 ……左腕が落ちる。

 それで出た血をとがらせて、自身の首元目がけて躊躇なく―――



 [琉生]


 琉生は、囚われてから今置かれている状況を瞬時に理解した。

 しかし、琉生は夜までも警戒を怠らず、一睡もしていなかったのだ。

 だからこそ、この場所では常に眠気が襲ってくる。

 ならば、これから助けられるまでずっと寝ていればいいのでは?

 そういう結論に至った。

 それからというもの、とても長い間、琉生は寝続け―――

 やっと、助けが来たのだ!

 目に月の光が当たり、ここが現実だということを瞬時に理解する。

 そして、起き上がってから、駆けていく青空を見た。

 それについていこうとしたが、なんとなく左側を見ると、そこには翔太の自殺死体が転がっていた。

 琉生は急いで駆け寄り、応急処置を施す。

 しかし、約4年。

 治せるわけもなく―――

今回はもう一つの方出すって言ってましたが出せませんでした。待っていた方すいません。

また気が向いたら今月中には書きます。

これからも連載を頑張って続けるので、今後もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ