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れじすたんす!  作者: R:io
第二章
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第十七話 現状把握は大切だよ!

 ピー… ピー… ピー…

 …何の音だ?

 ここは… どこだ?

 ……あの後、俺は気絶して…

 そうか。今ここは、病院なのか。

 目を少し開いてみる。

 やはり、病室だ…

 「あ、青空が起きたぞ。」

 翔太の声が聞こえる。

 もう少し目を開いて声の聞こえる方を見る。

 翔太もひどい傷を負ったはずだが、既に処置が終了していた。

 …両足が持ってかれたはずだが、それじゃ戦えないので、義足をつけたのだろう。

 ほかにも琉生や音色もいる。彼らも、義手をつけている。

 「ッ……」

 喉がつぶれているのか、上手くしゃべれない。

 「みんッ…な… n… なに、が… ?」

 なんとか声を絞り出す。

 「大丈夫なんですか…? その… 喉とか。」

 琉生が聞いてくる。

 「だい… じょ… ぶ、ゲホゲホッ」

 「全く大丈夫そうじゃないですね…」

 軽く突っ込まれてしまった。

 なんだかみんなから距離を感じるけれど…

 まあいいや。とりあえず何があったかを聞こう。

 「な、なにが、あったんだ…?」

 ちょっと喉の調子も戻ってきた。

 「えっと、まず、第11幹部は、倒したんだけど…」

 そこで音色の言葉が詰まる。

 「琥太郎くんは…」

 その言葉で俺はあの時のことを思い出す。

 悲しい気持ちになる。涙は出ない。なぜだかはわからない。悲しいのに。なぜだろうか。

 「そう、か…」

 しばし沈黙が続く。

 …この空気に耐えられなかったのか、琉生が状況を説明し始めた。

 「えっと、青空が眠っている間に、本当にいろいろなことが起きました。」

 そう初めに言い、話を続ける。

 「まず、瑠実です。彼女は、あれから未だに見つかっていません。」

 あの時、他の幹部の仲間でも来て連れ去ったのだろうか。…あの結局殺さなかった幹部の仲間が逃がしたのかもしれない。やはり殺しておくべきだったか?

 「そして、幹部なんですが… 殺した第11幹部の死体は、粉みじんになったはずですが、その血液や死体のかけらすべてが数分間少し目を離した時、すべてなくなっていたそうです。」

 これは敵の能力なのだろうか? だとしても、死体を集めるのに何の意味が…

 「これは、第1幹部の能力に関係するかもしれないらしいです。」

 第1幹部!?

 最も若い番号の敵だ。強いのだろう。

 「どのような抵抗力レジストかは零弥さんは教えてくれませんでしたが… 大分攻撃には向いていない能力だそうです。」

 なるほどな…

 そういうやつがいるのか…

 今後先が思いやられる。

 俺は軽く相槌を入れる。

 「そして、零弥さんが反社会抵抗軍の軍団長と接触したらしいです。」

 なんだって!?

 俺ら抵抗団レジスだんの最大の敵、反社会抵抗軍の軍団長と、だと?

 何をしているんだ零弥は…

 生きて帰ってきたのか?

 俺の表情を読み取ったのか、琉生がそのことについてふれた。

 「零弥さんは生きています。何やら少し話をしただけで終わったとか。軍団長は何かを言っていたらしいですが、その内容が理解不能なんですよ。聞き間違いの可能性もありますが…」

 といい、ボイスレコーダーを聞かせてくれた。

 『ザ… やあ、久し ザザザ… だな。 団長サ ザザザ… ザ… して… ザ… 九州の… ザザザザ… 零… ザ』

 そこでボイスレコーダーは途切れた。

 何を言っているのかは理解できないが、特に何かわからないのが「九州の」の部分だ。

 何か九州が関係あるのだろうか?

 まあいい。現状把握はできた。これで俺が何をすればいいのかはわかる。

 瑠実を助け出すこと。

 彼女はつらい思いをしているはずだ。

 だから、急いで助けに行かなくてはならない。

 俺はすぐに体を癒すために、これからしっかりと規則的な生活を送ることにした。

 速く。急がなくてはならないから。

今回は僕に予定が入ってしまっているので短めです。まだまだ書きたいことがあるんですが…

ちょっと帰ってきたら書きます。

連載は今後も頑張って続けていくのでこれからもよろしくお願いします!

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