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特殊で愉快な異世界生活  作者: レキシン
第2章 冒険者編
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第四十二話 「ディバイヤ討伐」

 魔王幹部のメビウスとゼンシュは暖炉の前で椅子に座りながら話をしていた。


 その時メビウスとゼンシュの格好は黒い洋風な服を着ており、いかにも魔王幹部という感じだった。

 

 「なあゼンシュ、魔王様がもしあの国がディバイヤ討伐に失敗したなら俺達二人がディバイヤ討伐しろとご命令だとさ・・・全く魔王様も無茶なことを言う。」

 「でもあの国にはクナシャが居るのだから大丈夫だわ。」

 「でもなゼンシュ・・・ディバイヤは魔法攻撃は効かないし、最近では物理攻撃も効かないと言われているんだぜ、いくらあのクナシャだといっても無理だと思うがな。」

 「それと他にも・・・」

 「他にも何だ?」

 メビウスは不思議そうにそう言ったがゼンシュは「行ってからのお楽しみ。」だと返した。

 

 もしかしてあの国にクナシャよりも強い者が居るのか?だとしてもディバイヤには敵わないだろうな。



 

 充希は隊員の手を首にかけて歩いていた。

 「しっかりしろ、絶対死なせはしない。」


 すると後ろの方から声が聞こえた。どうやら充希に向かって話しているらしい。

 

 「お前は何も守れない。」

 充希は声が聞こえた方に振り返ると死んでいたはずの隊員の死体が喋っていたのだ。

 すると他にも。

 「お前は守ろうと抱え込んでもすぐに落としてしまう。」

 「その剣で守らないといけない者も失った。」

 言ってろ。


 「大丈夫か、しっかりしろよ。」

 すると充希が助けようとした隊員が突然下げていた頭が上がった。

 「お前は何も守れない。」

 「守れない、守れない、守れない、守れない、守れない、守れない。」

 充希の周りの死体からもまるで生きているかのようにそう言われた。



 「はっっ!!」

 イーサンは目を覚ました。


 夢か・・・


 「イーサン大丈夫?大分うなされてたけど・・・」

 「大丈夫、大丈夫ちょと昔の事が夢に出てきただけさ。ところでクナシャは俺の部屋に居るんだ?まだ朝ご飯の時間じゃないだろ?」

 「ディバイヤが国内に侵入してきた。」

 イーサンはそう聞いても全く動じなかったむしろ冷静だった。

 「マジ?ということはクナシャは俺を呼びに来たって訳?」

 「そのとうり。早く準備してもうみんな待ってるんだから。」

 みんな嫌だっただろうなこんな朝っぱらから仕事とは。

 イーサンの部屋に飾ってある時計は五時三十分と示していた。


 

 

 ブルーガル国国境付近の森。


 「ディバイヤの状態は。」

 バイロンはそうオムニトに聞いた。

 「状態としては良好ですか、護衛の魔物が地上でディバイヤと同じ速度でこちらの方に向かっています。」

 そうか・・・空中はイーサンに任せるとして地上は我々が何とかするか。

 うむ・・・どうしたものか。

 


 するとバイロンの近くに魔法陣が現れその魔法陣からクナシャとイーサンが現れた。

 「マジですまん、遅刻した。」

 イーサンはバイロンに謝った。


 「・・・でそのディバイヤは何処に居るんだってって・・・・オーマイガー」

 イーサンはディバイヤを見つけるとオーマイガーと驚いた。

 その理由としてはディバイヤは聞いていた姿よりもでかく蛇というよりは龍の姿をしていたからである。

 

 「あ、そうそう、イーサンこれはアントシアからだ。」

 バイロンは赤色の鞘に入った剣をイーサンに渡した。

 「お!!やっと出来たか。俺のもう一つの剣。」

 するとイーサンは鞘から剣を抜き、剣を確認した。

 

 アントシアが作った剣はイーサンが持っている剣とよく似ており唯一違うのは剣の持ち手の色だけだった。

 この綺麗な剣のフォルムそしてこの触れるだけで斬れてしまいそうなこの刃・・・

 さすがこの国最高の鍛冶屋なだけある。

 でも多分壊れると思うけど。


 「それじゃあクナシャ、これに剣の耐久値が増える魔法をかけてくれ。」

 ※補助魔法です。

 

 クナシャはイーサンの持っている剣に手をかざしその瞬間剣は白く光った。

 「言っとくけどかなり耐久値上げておいて、もしかしたら壊しちゃうかもしれないから。」

 

 


 「ほらアグネスちゃんと歩いて。」

 「そうですよアグネス寝起きなのはわかりますがしっかりと歩かないとコケてケガをしてしまいますよ。」

 「え?朝ご飯ハンバーグ?やったー」

 ※アグネスはかなり寝ぼけています。

 「あとフィリスちゃんこんな太かったけ?もしかして太った?」

 ※それはフィリスじゃないぞアグネスそれは木だぞ。

 アグネスは木をフィリスと思い込み抱きついた。

 「あとやけにザラザラしている様な・・・」

 するとアグネスの頭にフィリスのゲンコツが飛んできてそれで、アグネスは完全に目が覚めた。

 「イテテテ・・・何すんのさ。」

 「アグネスようやく目が覚めた?」

 フィリスはちょと怒っていた。

 「言っておくけど私は太ってなんかないむしろ痩せてる。」

 

 「ん?あれは・・・」

 デニスは空を見て何かを発見した。


 「ディバイヤ見つけだぞ!!」

 「それ本当!?」

 フィリスがデニスにそう言った。

 「あれを見てみろ。」

 デニスは空に向かって指を差しその指を差した方向にはディバイヤがブルーガルの首都の方に進んでいるのが見えた。

 

 「急いで向かわないと!!」

 アグネス達はディバイヤに向かって走った。


 「それにしてもでかいな、あのディバイヤという魔物は。」

 「私も百年以上生きていたけどあんなにでかい空飛ぶ魔物は見たこと無い。」

 「フィリスでも見たこと無いんだ。」

 「でしょうねディバイヤは二百年程封印されていたのですからフィリスの様な・・・」

 ニコラスは何か言いたそうだったかが何とか踏みとどまった。

 「ニコラス今私に対して失礼なこと言おうとしなかった?」

 



 メビウスとゼンシュは上空でディバイヤを見ていた。


 「思っていたよりディバイヤって、でかいのね。しかも今まで出てきたディバイヤよりも魔力が強くなっているわ。さてクナシャはどうするのかしら。」

 確かにでかいがゼンシュが言っていた他にもとは、一体何だ?

 もしかしてあのクナシャよりも強い者が居ると言うのか?いやあり得ないそんな強者つわものが居たとしたら情報部が見過ごすわけが無いぞ。

 

 


 「そんじゃ(ディバイヤ討伐に)行ってくるからクナシャ達は後ろの方で鑑賞でもしといてくれ。」

 「だがイーサン地上に居る護衛はどうするんだ?お前一人じゃきつそうだが・・・」

 「バイロンそんな心配すんな、大丈夫、地上の護衛は殺してピラミッドみたいにしてやるから。そんじゃ今度こそ本当の行ってくる。」

 そしてイーサンはディバイヤの方に走って向かった。

 するとバイロンとクナシャは一つの疑問が頭に浮かんだ。

 ピラミッドとは何だ?


 

 

 「ゼンシュ、四人のほかにディバイヤに向かっている者が居るぞ。」

 「あれは・・・もしかしてイーサン・リベリかしら。」

 ゼンシュは紫色の瞳孔をした魔眼を使いディバイヤに向かっている者を言った。

 「本当なのか?だとしたら何でイーサンがこんな所に居るんだ?」

 「それはわからないわ、だけどディバイヤに向かっているということはたしかよ。」

 クナシャは何を考えているの・・・確かにイーサンはあの三人を殺した実力者ではあるけれど流石にディバイヤは無理じゃないかしら。


 「それにしてもゼンシュのその魔眼は便利だな。」

 「メビウス、貴方も私みたいに魔眼付けてみたらどう?付ける時思いっきり目玉を掴まれてしまうけど・・・」

 「ゼンシュそれ以上喋らないでくれ気持ち悪くなってきた。」

 

 

 

 イーサンはディバイヤに向かって走っていた。

 イーサンの両腰には一本ずつ刀が付いていた。左側にはいつも使っている刀、右側にはアントシアに作ってもらった刀。


 バイロンの奴が地上に護衛が居るとか言ってたけど全然(護衛)居ないじゃん。

 そう思いながら走っているとイーサンの目の前に武装したキツネ頭の魔物が現れイーサンを襲った。

 そしてイーサンは慌てることもなくそのキツネ頭の魔物の首をいつも使っている刀で斬った。

 すると奥からずらずらとディバイヤの護衛が出てきた。

 「ようやくボディーガードの登場てか。」

 イーサンは空を見てディバイヤが今何処にいるか確認した。

 あともう少しでディバイヤに攻撃を食らわせる事が出来るからお前達はその道になってもらうぜ!!

 イーサンは再び走り出しそのついでにディバイヤの護衛を斬っていった。

 

 


 「大丈夫でしょうかイーサンは・・・今ごろ護衛に殺されていなければいいのですが。」

 「大丈夫だバイロン、あいつはそんな事で死ぬことは無い。」

 



 一方その頃イーサンは・・・


 「護衛も大したことねーな!!」

 ディバイヤの護衛を息をするように走りながら斬り殺していた。

 イーサンはそれからもどんどんディバイヤの護衛を斬り殺していきとうとうディバイヤに攻撃が当たる程の距離になった。

 そしてイーサンは空に向かって思いっきりジャンプをし森から出てきた。


 

 「アグネスあれ見て。」

 「あれは・・・イーサン!?」

 

 「おおゼンシュ、イーサンが出てきたぞ。」

 「そんなの見たらわかるわ。」

 さてここからイーサンはどうするのかしら?見ものだわ。

 

 

 さあイーサンここからお前はどうする。

 クナシャがそう思った。



 改めて見ると馬鹿でけーな、要は空母が空に浮かんでいるようなもんだ、さあ勝負だディバイヤ!!


 するとディバイヤがイーサンに向かって無数の雷を放った。 

 


 「ニコラス!!」

 アグネスが勢いよく名前を言った。

 「わかってますよ。」

 「ドミトリックシールド。」(第一階級防御魔法)

 ニコラスがその魔法を使うとイーサンの目の前に青色のシールドが現れディバイヤの雷攻撃を防いだ。

 

 アグネス達はホッとしたが次の瞬間アグネス達は驚くことになる。


 「邪魔だーー!!」

 イーサンはそう言いニコラスの防御魔法を刀で壊した。

 

 「おっと。」

 とニコラスは言い。

 「マジですか。」

 とメビウスは言い。

 「え・・・?」

 とアグネスは引いていた。


 

 シールドを壊すとイーサンは左手で刀を鞘から抜いた。

 

 イーサン(グリッチいや森下充希)はもともと一刀流の剣士ではなかった。本当は二刀流の剣士だった。だが充希はほとんどの任務は一刀流でこなしていた・・・それは何故か?それは簡単・・・すぐに刀が壊れてしまうからだ。どんなに頑丈な刀であっても二刀流で使った瞬間壊れてしまう。だから充希は一刀流の剣士にならざるおえなかった。


 久しぶりだ、この二刀流の感覚。そういやいつも左手に持った刀が壊れるんだよな何でだろ?

 そんな事はどうでもいいアントシアが作った刀よ耐えろ。

 

 するとディバイヤの雷攻撃がイーサンに向かって飛んできた。


 イーサンは空中で刀を構えた。


 風斬り!!


 イーサンが空中で思いっきり刀を斜めに振るとその瞬間ディバイヤの体はその場で動きを止め斜めに斬れた。

 

 

 「えーーー!!」

 その瞬間クナシャ達以外は目と口を開いて驚いた。

 

 そんな事はあり得ないディバイヤは硬い鱗で覆われて物理攻撃はあまり効かない、そしてそれを斬ることはまず不可能なのにあいつは斬った。イーサン・リベリ・・・お前は一体。

 「何者なのかしら。あのイーサン・リベリという剣士は。」

 

 「アグネス今イーサンは一体何をしたんだ?」

 「わからない。でも空中で剣を斜めに振っていたところは見えた。」

 アグネス達はその瞬間わかったのだ何故グリッチが帰れと言った理由が・・・

 


 何故クナシャ達は驚かなかったのだろう?

 その理由は簡単、イーサンがディバイヤを倒すのは当たり前のように思っていたからだ。だからクナシャ達は驚かなかった。

 クナシャ達にとってイーサンとはそのような事は当たり前に出来るという領域に入っていまったのである。

 


 斬られたディバイヤそのまま地面に落下した。

 そしてイーサンも一緒に落下した。

 

 イーサンは地面に着地するとディバイヤはイーサンの横に落ちた。

 ディバイヤが地面に着いた瞬間物凄い爆風と砂埃がディバイヤの護衛とイーサンを襲った。

 

 「さあ本体は仕留めたぜ、今度は本体の中に居た微生物達をしないとな。大丈夫だ怖くないよ死なんて一瞬だから。」

 そう言うとディバイヤの護衛達は一斉に逃げ出した。

 

 だがただ一人逃げなかった者が居た。

 その者は他の魔物の様にガチガチに武装はしておらずただ一本の剣を引っ提げているだけであった。

 かなりの度胸があるのかそれともただ足が動かないだけなのか・・・わからない。

 そしてその者は勢いよくイーサンに飛んでき剣で斬り掛かった。

 

 「おっといきなり斬り掛かって来るとは驚き。」

 だがイーサンはいとも簡単に防いでしまう。

 しかも左手に持っていた刀は風斬りの衝撃で剣身が粉々に割れていた。

 

 「おめえさん、俺の攻撃を初見で見破るたあ流石の一言でさあ。名前がまだでしたね俺はドレイク・ボランと申しやす。一応この世界で剣聖と言われておりやす。」

 「褒めてくれてありがとう。でもさあ真っ直ぐに突っ込んでくるのは誰でもできるぜおっさん。」

 この世界の剣聖がお出ましとは・・・これは面白くなってきた!!

 

 イーサンはドレイクの剣を弾くとすぐさま腹元を斬ろうとした。だがその攻撃は避けられた。

 そして空中に浮かんだドレイクめがけイーサンはジャンプし、首元を狙い斬ろうとした。

 だがこれは剣で防がれた。

 それからも続々とイーサンはドレイクに攻撃を繰り出した。

 だがその全部が避けられ防がれた。

 

 「流石の剣聖様だ、この程度の攻撃なんて余裕ですか。」

 「ハハハ、そんなこたあありやせんよ。あなたさんのその剣もかなりのものでありやす。剣聖が言うのでやすから確かでやす。」

 こいつこの世界に来てから戦った中で一番強いな。

 流石剣聖ってとこか。

 

 「それでは俺の技をちょいとばかし見せるとしますかね。」

 するとドレイクは青色のオーラを放ち剣を鞘に収めた。

 そしてその瞬間ドレイクはイーサンの目の前から消えた。

 消えた、いや後ろに。

 そうイーサンの思ったとうりドレイクはイーサンの後ろで剣を構えてすぐイーサンを斬ろうとしていた。

 

 確かにあんたさんは強い、だが俺も剣聖としてのプライドがあるもんであんたさんにはここで倒れてもらいやしょう。


 黒妖流奥義 一閃いっせん

 

 ドレイクはこれは一本貰ったと思っていたがイーサンの首はそんな簡単に斬れない何故なら彼は本物の剣聖・・・佐藤雄大の弟子であるからだ。

 

 ドレイクの刃がイーサンの首に迫ってくる。イーサンの首にドレイクの刃が届こうとしたその瞬間イーサンはその刃を防いだ。

 それも後ろを振り返らずノールックでドレイクの刃を防いだのである。

 

 「こりゃ驚きやした。この技を防がれるとは・・・あんたさん俺が思っている以上に強いでございやすね。」

 「だてにこうゆう訓練は嫌になるほどしてきたからなこれ程の攻撃なら余裕。」

 うんほんとにこの攻撃は読みやすいから余裕。先生のなんてまるで読めない、先生は目の前に居ると思って瞬きしたらいつの間にか目の前には居なくてどうやって移動したのかわからないけど後ろに居て攻撃してくるからなドレイクぐらいの速さなら全然余裕〜。


 

 「俺はあんたさんを舐めていたのかもしれやせん。ここからは本気でいきやす。」

 そうドレイクが言うとドレイクが持っている剣が青色に輝き今までの空気間が一変して重々しい空気間になった。


 流石剣聖・・・空気が一瞬で変わった。

 なら俺も少し本気を出すとするか。

 そしてイーサンは刀を低く構えるという独特な体勢であった。



 「珍しい剣の構え方でございますね。あんたさんは何処の流派出身で?」

 「流派?俺の剣にはそんなものはないが。」

 「そうでやすか、ならこのお話はここで終わらせるといたしましょう。」

 ドレイクはそう言うと物凄い速さでイーサンに斬り掛かろうとした。

 そしてイーサンも負けじと物凄い速さでドレイクを斬り掛かろうとした。

 そして二人の剣が衝突すると辺りの木は爆風に襲われた。


 強いでやすね。ですが俺も負けてはいられやせん。

 

 やっぱ剣聖の剣の強さだな単に力で斬っているのではなく技術も存分に使って斬っている。あれなんで俺解説しているんだ?

 

 

 それからもイーサンとドレイクは壮絶な戦いをしていた。 

 そしてどちらも疲労を見せなかった。

 


 隙がありやせんね。斬ろうとしても防がれてしまいやす。それにしても手が痺れたのは久々でございやす。もしかしたら俺は物凄い猛者を相手にしてしまったのかも知れやせん。

 

 この世界の剣聖もなかなかやるな。俺の攻撃を防ぐなんて。

 

 

 イーサンは刀を硬く握りドレイクを斬ろうとしたがイーサンは持っていた刀を離し次の瞬間ドレイクを殴った。


 「・・・・っっ!?」


 ドレイクは後ろに吹き飛んで木に激突していった。


 「ぐはっっっっ!!」

 そして勢いが止まるとドレイクは口らから血を吐いた。


 まさか殴ってくるとは・・・俺が戦っている敵さんは固定概念に縛られていないようでやす。

 

 ですが俺は剣聖でありやす。ここで倒れてしまっては格が落ちるというもの、ここは年甲斐もなく少々無理をさせていただきやす。



 あのおっさん死んじまったかな?いやでもあのおっさんこんな事で死ぬような奴じゃ無いと思うが・・・


 すると突然イーサンの目の前に剣を構えたドレイクが現れた。


 あんたさんは俺より強いそれは認めやす。ならこの技はどうでございましょう?


 黒妖流奥義 国士無双!!


 これが俺の全力でございまする!!

 

 するとイーサンはそれがわかっているようにドレイクの剣の技をイーサンはなんと受け止めたのだ。


 ならば力で押し切るのみ!!

 「うおぉぉぉぉ!!」

 

 ドレイクは何とか力で押し切ろうとしたがそれは虚しくその技はイーサンに弾かれた。


 ドレイクは息が荒れていた。

 「あんたさん強いでございやすね・・・」

 ドレイクの口からは血が垂れていた。

 「お前も十分強いよ。なんせ俺の攻撃を避けたり防いだりを沢山していたのだから。」

 

 「・・・それじゃ最後の大勝負といきやしょう。」

 ドレイクはそう言うと剣を鞘に入れいつでも剣を抜けるように構えた。

 そしてイーサンも同様に刀を鞘に入れいつでも刀を抜けるように構えた。

 

 ドレイクとイーサンは互いに見つめ合った。

 そしてイーサンが風斬りの衝撃で剣身が粉々に割れていた刀を上空へ投げた。

 刀は回転しながら空中を飛んでいる。


 そしてその瞬間イーサンとドレイクは走り出し互いに斬り掛かった。

 

 するとドレイクは口から血を出して膝から崩れ落ちた。

 

 「まさか俺が負けるとは思いもしやせんでした。」

 あの時あんたさんに横腹を斬られてしまいやしたか。

 ハハハハ、まだ、鍛錬が必要だったのでごさいやしょうか。

 ドレイクは息を引き取った。


 ドレイク・・・お前に一言言葉を贈る。

 「天晴であった!!」

 

 


 「クナシャ様イーサン帰ってきませんね。もうそろそろ帰ってきてもいい頃なのですがね。」

 バイロンの言うとうりだそろそろ帰ってきてもいい頃なのに帰ってきていないということは何かあったのか?

 ・・・もしかしてディバイヤの護衛に殺されてしまったのだろうか?

 

 「クナシャ達何の話してんだ?」

 クナシャとバイロンはその声を聞くと安心様子だった。

 「遅いぞイーサン何処に行ってたんだ?」

 「ちょとばかし動物刈りしてた。」

 

 「イーサンあの時僕は冗談で配下になってくれと頼んだけど覚えているかな?」

 「覚えいるぞ確かあの時の・・・」

 「これから言うのは全く冗談じゃない・・・イーサン僕の配下になってくれないか?別に無理にとは言わない。」

 予想外の言葉にイーサンは少し戸惑った。

 「あー、クナシャ、今はその話は考える事は出来ない。確かにクナシャの配下になるのはもちろん光栄なことだし嬉しいけど俺には他にまだやらない事があるんだ、そことが片付いたらまた考えるよ。」

 「ああ、別に無理にとは言ってないからそのやる事が片付いたらまた考えてくれ。」

 

 

 「イーサン・リベリ!!」

 誰かが名前を言った。

 イーサンはその声が聞こえた方に振り返るとそこにはアグネス達が立って居た。

 

 「お前らまだ居たのか、俺は言ったはずだぞ早く帰れと。」

 するとフィリスが無言でイーサンに近づいて来た。

 「な、何だよ。」

 「私・・・貴方の圧倒的な戦いを見てファンになりました。是非私の推しになってくれませんか?」

 フィリスは興奮気味にそう言った。


 「あのフィリス俺を推しにするのは勝手にすれば良いが得られるものなんてグロい景色ぐらいだよ。それでもいいの?」

 「はい!!私はイーサン様がディバイヤ討伐したあの時から推しにする事を決めていました。この決意何があろうとも揺るがることはありません。」

 イーサンは真っ先にデニスの顔を見た。するとデニスは静かに頭を横に振った。

 決意は硬いか・・・

 「わかった推すなり押すなり勝手にしてくれ。」

 「はいわかりました。イーサン様。」

 「様は辞めてくれない?背中がむず痒い。」

 「はいわかりました。イーサン様。」

 

 「はぁ~」


 イーサン(グリッチ)はファンを手に入れた。

 タラタラッタタッター♪

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