第41話 翔輝の意外な一面
更新遅れました・・・すみません
三日連続更新達成したと思って気を抜いていたらいつの間にかこんなに時間経っちゃって・・・
しかも内容物凄くどうでもいいので、タイトルつけるのにすごい苦労しました;
「寒いですね~」
「今頃になって雪降ってきたな」
「どうせならクリスマスに降ってくれれば良かったわね」
「良くないわよ、降らないのが一番!」
「エミーは猫だから寒いの苦手なのかしら?」
「わ、悪い!?」
「誰もんな事言ってないだろうに・・・」
「うっさい!あんたには聞いてないでしょ!?」
「はいはい、でお前は何しに来たんだ?」
ど~も、翔輝です。冬休みなんで適当にウルの小屋でダラダラしていたんだが、どういうわけかエミーがここにいる。
ちなみに現在時刻は9時半。そろそろ寝ようかと思っていたんだが、ミラの突然の訪問によってそれを妨害されたので若干不機嫌気味です。
「随分早く寝るんだな」と思ったそこのあなたへ。え~、早く寝るの理由は簡単、単に暇だからだ。
考えてもみろ、ゲームもパソコンも無い世界にいきなり放り込まれたらやる事ないぞ?そうなったらできる事なんて寝る事くらいしかないだろ。
あっちの世界にいた頃は日付が変わるか変わらないかって時間までゲームやってたからな。あ~あ、P○Pでも持ってくるんだった・・・。
「べ、別にいつどこに来ようとあたしの勝手でしょ!?」
「寂しくなったのか」
「ち、違うわよ!そう言うんじゃなくて!あんたがどうせ暇してんじゃないかと思ってわざわざ来てあげたのよ!感謝しなさい!」
「何で俺の安眠を妨害した事に関して感謝しなきゃいけないんだよ」
「このあたしがわざわざ来てあげたんだから感謝するのは当たり前でしょ?」
「感謝する必要なし。ついでに暇だけど寝るという大事な予定があるから帰れ」
「嫌よ」
「なんだそれ?さてはお前も暇なのか、って言うかお前が暇なんだな」
「ち、ちがっ・・・!」
「まぁまぁ、とりあえず来てくださったんですから、無碍に扱う事もないじゃないですか」
「そうそう、分かったかかしら?」
「ったく・・・。で、結局何しに来たんだお前」
「ん~、まぁそれは全く考えてないんだけどね」
「おい」
「何よ、別にいいでしょ!?」
「何も考えてないなら来んなよ・・・」
「だからそれを皆で考えようっ言ってるんでしょ?」
「んなこと言われた記憶は無いんだが」
「だから今言ったじゃない」
「・・・もう好きにしろ」
「そうさせてもらうわ。で、何する?」
「・・・私は何も提案はありませんけど」
「あたしも特に無いわ」
「当然あたしは無いしこのバカも無いでしょ?・・・あれ、じゃあ何するの?」
「・・・お前もう帰れよ」
「うるさいわよ!こんな事もあろうかと、人生ゲーム持ってきたわ」
「そんなモンまであるのか」
「ホントに色々な物がこっちの世界に来てるんですね」
と言うわけで人生ゲームをする事になってしまった。
いや、実を言うと俺人生ゲーム嫌いなんだよ。何かルーレット回すだけでゲーム進むしサイコロで勝ち負け決まるじゃん。
何でルーレットで勝敗決めなきゃいけないんだ?意味分からん、腕もクソもないじゃないか・・・。
まぁそんな理由で嫌いな人生ゲームはほとんどやった事はない。俺達の世界のゲームのルールをこっちの世界の住民に聞くって言うのは変な感じだな。
さて、始まりましたつまらん人生ゲーム。何故か全員強制参加、それ故俺もやらされている。
「じゃあ私からですね。え~っと・・・5ですね。『$300もらう』」
「あたしは3。げ、『$200払う』・・・」
「あら、あたしは8で『$500もらう』」
「・・・『一回休み』」
「あ、言い忘れてたけど最下位罰ゲームだから」
「はぁ?」
「何ですかそれ・・・?」
「また厳しいわね・・・」
「罰ゲームって何するんだよ?」
「あたしが考えてたのは最下位がトップに恥ずかしいセリフを言うって言うの考えてたけど」
「・・・ちょっと待て、それって俺が負けるの前提じゃないか?」
「んなこと無いわよ、あんたがトップでもいいじゃない」
「何だそれ。第一内容が大雑把過ぎだろ、具体的に何だよ恥ずかしいセリフって」
「ん~、例えば告白する時に言うセリフとか、誰かをダンスに誘うときのセリフとか、囚われの王女を助けたときのセリフとか」
「お前のセンス訳分からん・・・」
「何よ、悪い?」
「悪い。それは確実に俺が言う事を想定されているから悪い」
「細かい事は気にしないの。じゃあ続けるわよ」
何だか納得はいかなかったが、譲葉もミラも黙ってゲームに戻ってしまったのでしぶしぶ俺もゲームに戻る。
で、まぁ予想通りと言うか何と言うか、少ししてゲームが終わった後に俺の負けが決定した。
「さ、罰ゲームよ」
「・・・寝る」
「ちょっと待ちなさい!」
「寝る」
「待ちなさいってば!あたしにそう言うこと言うのそんなに嫌なの!?」
え~、今回の勝者は会話から察せるようにエミー。
「嫌に決まってんだろ、罰ゲーム受けるの決まって喜ぶ奴がいるか」
「それは若干正論ね」
「若干って何だよ」
「でもそんなの知らないわよ、罰ゲーム受けるの決まったんだからやって行きなさい」
「分かったよ、で結局何言えばいいわけ?」
「そうね~・・・。よし、多数決」
「決めとけよそれくらい」
「私は『ダンスに誘う時のセリフ』が見てみたいですね。何か斬新って言うか映画でも私が知ってる限りではそんなに無いシーンですし」
「あたしもそれが見てみたい気はするわね」
「と言うわけで決定。『誰かをダンスに誘うときのセリフ』、やりなさい」
「・・・了解」
って言われてもなぁ・・・。依然として大雑把過ぎねぇか?
それに誰かをダンスに誘った事なんて無いし、何て言えばいいか分からんぞ?
ん~、適当に言っていいなら何となくそれっぽいことを言えばいいんだけど。適当に。
「あ、ちなみに心の底から、心を込めて言いなさい。ちょっとでも手を抜いたとあたしが感じたらやり直しね」
「・・・」
・・・ダメだった。
まぁこいつの事だから適当言ったらホントに何回もやり直しって言われるだろうし、若干真剣に言ってとっとと終わらせるか。
「設定は?」
「だから『誰かをダンスに誘う』」
「じゃなくて、こう、それにしたって色々あるだろ。学校の企画のダンスパーティーに誘うとか、貴族の間の仮面舞踏会に参加している誰かを誘うとか」
「あぁ、それなら・・・後者で」
「はいよ」
俺はそう言ってエミーの前に立ち、右手を差し出して、
「・・・Shall we dance?」
と一言だけ言った。まぁ昔なんでか忘れたけど見た映画のタイトルだったりするんだけど、何となくピッタリっぽかったから少しエミーの言ったように心を込めて言ってみた。
「・・・これでいいだろ?」
「「「・・・」」」
「・・・黙り込むな、何かリアクション取れよ」
「いや、何て言うか・・・」
「物凄く上手でビックリしたんです・・・」
「へぇ~、って事は合格か?」
「く、悔しいけど合格・・・」
「そうか、それじゃあ俺は寝るから。お前もそろそろ帰れよ、テリアさん心配するぞ」
「う、うん」
よっしゃ、一発合格。とっとと寝よ寝よ、疲れた・・・。
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「お、驚くほどうまかったわね、翔輝・・・」
「譲葉、アイツもしかして俳優か何か?」
「そんなわけ無いじゃないですか。ただまだあれほどめんどくさがり屋じゃなかった中学時代に演劇部に所属してましたから、まぁそう言うのは得意なんでしょう」
「な、なるほどね」
「う、うぅ・・・。一瞬ドキッてした自分が情けないわ・・・。く、悔しい~!馬鹿にしてやろうと思ってたのに~!」
「まぁまぁ、また今度頑張りましょうよ」
「譲葉、やっぱりあんたはあたしの味方ね・・・!ありがとう、手伝ってくれるなんて!」
「え?は、はぁ・・・」
「よし、負けないわ!今度絶対に翔輝の奴をギャフンと言わせてやるんだから!」
エミーさんはそう言って小屋を飛び出した。
・・・う~ん、手伝いますよって意味で言ったんじゃないんですけどね・・・。
まぁそれはそれで面白そうだから別にいいんですけど。
さてと、それじゃあ私も寝るとしましょうか・・・。
~町のある店にて~
「そういえばこっちの世界にはコタツ無いのか?」
「コタツ?あるよ、ほらあそこ」
ウルが指す方向を見ると、確かにそこには立派なコタツが売っていた。だが一つ気になる点が・・・。
「・・・何でミカンと一緒に売ってんだ?」
「え、だってコタツのミカンはセットなんでしょ?」
・・・何か微妙に間違って伝わってる気がした。