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第29話 学校

この回からちょっと真剣にジャンルチェンジを考え始めようと思います・・・

どうしましょう、このままファンタジーで行くべきか、それともコメディーにするべきか・・・。皆さんどう思います?(人任せ)

あ、ちなみに今回短いですがご了承ください

『・・・目覚めよ』

「やだ」

『・・・え、ちょ・・・え?ゴメン、目覚めて?』

「やだ」

『・・・目覚めてくださいお願いします』

「やだ」

『どうしたら目覚めてくれるのよ!?』

「・・・目覚めるも何も今お昼じゃないですか」

『・・・今何時?』

「ちょうど12時半だね」

『・・・皆、こんにちは』

「急に普通に戻ってんじゃねぇよ」


大体普通に飯食ってるの見て『目覚めよ』とか言うか?あ、翔輝だぞ。


「で、何の用だ?」

『試練を与えに来たんだよ』

「よし、帰ってくれ」

「ちょ、翔輝さん!?」

「翔輝、何言ってるの!?帰るんじゃないの!?」

「だってぶっちゃけめんどくさいし」

「ダメです!マリーさん、この人は無視してその試練とやらを教えてください」

『うん、まぁ翔輝ならそう言うと思って覚悟はしてたから特になんとも無いしね。え~とね、今回の試練は・・・何だっけ?』

「・・・」

「・・・」

「・・・」

『じょ、冗談よ冗談!ちょっと待ってて、え~っと・・・あ、そうだそうだ。今回の試練って言うのは、二人に学校に行ってもらうこと』

「・・・は?」

「・・・へ?」

「ガッコウ!?僕も行けるの!?」

『うん、いいよ』

「ちょ、待て待て待て!」

『何?』

「まず学校無いんじゃねぇのか!?」

「いや、って言うかそれ以前にそれ試練ですかね?」

『学校はあるよ?でもレイがこんな山奥に住んでるから存在知らないだけ』

「・・・そう言うオチ?」

『そういうオチ。で、二人とも元の世界に帰っても勉強できなきゃ困るでしょ?だから学校に通わせようと思ってね』


余計な事しやがって・・・。

せっかく鬱陶しい学校から抜け出せたってのにわざわざ学校に通えなんて・・・。


「まぁ私は行きたいですけど」

「僕も!絶対行くよ!」

「でもさぁ、これ学校行っちまったらこの小説のジャンル変わるんじゃね?」

「だからそう言う発言は控えてくださいって」

『大丈夫だよ、学校には通いながら試練こなしてもらうから』

「いや、会話として成立してねぇし」

「でも翔輝さん、3対1ですよ?」

「そうだよ、観念して行こう?」

「・・・はぁ、しゃあねぇな・・・。どうなっても知らんぞ作者」

「いやだからそう言う発言はダメですって。でもまぁ何はともあれ翔輝さんも了承したことですし、早速行ってみましょうか?」

『何言ってるの?今日は土曜日だよ?』

「時間間違えてたマリーが言うこと?」

『と、とにかく今日は無いから!』

「まぁいいですけど。制服とかは大丈夫ですか?」

『大丈夫だよ、こっちは制服とか無いし』

「あ、そうなんですか?じゃあ筆記用具とかは・・・」


俺そっちのけでどんどん会話を繰り広げていく三人。や、別に寂しいとかそう言う事じゃないんだが、なんとなく除け者はいい気はせんぞ。

しっかし学校か・・・。別に行くのが嫌って訳じゃないからいいけどさ。どうせサボったり寝たりするだけだし。

ただ問題はそれで試練が出来るのかって話だよ。確かに表面上はどうでもいいって感じだけどさ、俺だってそれなりに帰りたいわけよ。

それなのに学校なんて行ったら試練なんて行けるわけ無いだろ?だからそう言う理由であんまり学校行きたくないんだよなぁ・・・。

あ、でも勘違いすんなよ?最大の理由は勉強が嫌だからだからな。


「とりあえず分かりました。次の月曜日から学校に登校すればいいんですね?場所はどこにあるんですか?」

『学校は最初に二人が来たところにあるよ。テリアの町だね』

「あぁ、あの町ですか。え、って事は毎日ここから登校するんですか?」

『そう・・・なるかな?』

「遠くありません?」

『何だったら町の中に引っ越す?』

「いえ、それをするとウルさんが寂しくて死んでしまうのでいいですけど・・・」

「だ、誰が死ぬのよそんな理由で!?」

『ウル?レイの事?』


今頃かよ?


「あぁ、そういえばマリーさんはまだ知りませんでしたね。朝と夜、どちらもレイさんはややこしいので朝のレイさんはウルさん、夜のレイさんはミラさんと呼ぶことにしたんです」

『へ~、じゃあ今のレイはウルなんだ』

「そうなります」

「そんな事はどうでもいいのよ!何で僕がそんな理由で死ぬと思うのよ!?」

「イメージです」

「そんな不快なイメージヤダよ!」

「だってそう言うイメージありますよ?ねぇ」

『それには全面的に同意』

「何でええぇぇ!?」


いや、だって明らかにそんな感じじゃん。何つーの?ハムスターみたいな?


「まぁそれはいいや。それより明後日から学校だ!あ~、楽しみ~!」

「小学校に初めて入学する子供みたいだな」

「確かに・・・」

『じゃあ私は入学手続き済ませてくるからあとよろしく。じゃね♪』


・・・何で神が高校への入学手続きしに行くんだ?まぁいいか、俺達がやらなくていいわけだし。


「さて、じゃあ買い物に行きましょうか」

「買い物?」

「えぇ、筆記用具等を揃えに町に行ってこいと言われました」

「金は?」

「人間だって言えばただで貰えるそうですが、さすがにそれは気が引けるのでウルさんにいただく事になってます」

「ちょ!?聞いてないよそんなの!?」

「まぁまぁ、いいじゃないですか」

「僕のお金だよ!?」

「まぁいいじゃん。そう言うことならとりあえず行こうぜ」

「僕はまだ納得してなああぁぁいいいぃぃぃ!」


後ろで叫んでいるウルは無視して、俺と譲葉は久々にテリアの町へ続く道を歩き始めた。

しっかし、まさかこっちの世界に来てまで学校か・・・。まぁサボるのは楽しみだな。ちぃとばかし楽しみかもな。

「・・・これはどうなんだ?」

これ、と言うと?

「ファンタジー小説に学校って」

いいんじゃねぇの?そう言う小説もチョコチョコあるし

「でもこの小説ってあらすじにも『冒険』って字が入ってるんですが・・・」

それなんだよね、問題は

「オイ」

まぁ、その点は大丈夫だ。一応解決策は考えてるから。まぁそれが読者様敵にありかどうかは分かりませんが・・・

「あっそ。まぁやるだけやってみ」

了解~。それでは皆さん、さいなら~


「あらら、作者ったら大事な連絡事項も忘れてあっち言っちゃいましたね。え~っと、この度はPVアクセス30000アクセス突破、ありがとうございました!これからもこんなバカみたいなノリで突っ走ると思いますが、それでもよろしい方はどうぞよろしく♪」

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