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38 暇未満多忙以上
多忙であるが故に、書くのは身勝手なのだろうか。
走行する箱が多ければ豚箱のようか惨め、
しかし、少なければ死神じみた運転手と見合わせねばならぬという窮屈さ、
顔見知りほど厄介なものはなかった。
見えないものを描くことを強制する
読者とは毒なのではないか?
それは、誠に以て難しい。
だが、自然発生的に天才がいる、
私は天才ではない、凡人だ、
凡人なら、夜の内に終わり、
七時間という睡眠をしているものがいるとしたら、
それが才人だ。
しかし、私にはそれができなかった、
今日が眠い、目を背けて地面に横たわり
安眠を謳歌したい。
だが、それは叶うことなく、
ひとまずは雨水に打たれなければならない。




