DREIUNDZWANZIG
目には目を歯には歯をハンニバルは法を作った。
元来、それを作るのは、残酷だったということは分かる。
だけど、作っても言われ、作らなくても言われる。
不満は亡くなることを知らず、
劣悪さとユークリッドの法則性のように
論理とは時として人を失う。
感情の秤に傾けば、
発想を失い、暴虐と殺戮を生む。
ファットボムはいつの間にか
正義の神、ジャスティスの名において行使された。
残ったのは確かに悪は消えた。
正義は勝った。
けれど、肝心の民はいない、
報復には報復を、
という愚かな正義の幼稚な戦いで
死んだのだ。
残るのは富裕層のみ、富めるもののみ、
聖書とはいかに悲しきものか、
批判するものを地獄に落としますか、
アァ、悲しいな、
考えとは全体に左右されうるべきではないと思いますが、
銃を忘れた民は再び、殺戮を繰り返す。
これが、歴史です。
人間はいないほうがいいのなら、
爆弾を落として、
潔くいなくなった方がいいのかもしれません。
壊れていく人間の己の心が醜いです。
もしかしたら、私は人間という名前を語る怪物だと思うと、
早く、この世から去りたくてたまりません。
フィクションです、虚言です、何も見ないでください。
記憶処理を施し、
これを読んだ人間の経過観察は
研究施設へと送られるのだった。
そして、この文書は、
情報の波へと消え、
一人の声は
皆の声という馬鹿げた言葉なんてもんは
捨てればいいのにとKは思うのでした。
Kind regard,
K




