ZWEIUNDEZWANZIG
価値の無いものは淘汰された、
砂漠には何もない、
いや、確かにそこには文明があったが、
今では砂と消え、
何かの生命体がそこで営み、繁栄していたが、
灰となって、あるいはミイラとなって、
遺跡となる。
こんな社会の繰り返し、
我は一人、故に繰り返し話の道筋が見えずして、
行き詰まりかけており、
何もかも、暗雲の立ち込める道を進んでいる。
そんなこんなで着いた先には
家があって、
明確な意図はない。
ただ、言うなれば、
誰にも分かるような言語で言えば、
その場所は生命の水と食料がある安息の場所、
いわば、オアシスとドアのプレートには書いてあった。
生命維持装置の補給をしなければ、
私はその扉を叩く、
数少ない、水を求めて
そこに砂漠が在るならば、
当然である、
業がまされば、
落ち着くための期間が地球にもある。
それは、人間とて例外なことか、
それは、分からない。
何しろ、明確な答えのない社会に
明確に論ぜる、代弁者がいたら、
その人は、詭弁家?悪魔か?天使か?
いずれにせよ信用には値しない。
道無き道を進むも、
書いて無為と思うのと等しい。
あって、久しい旧友とはこの事か……
思考が明確な論理に結び付かない
頭の図式が可笑しくなった私を
許してくれ、私の博士よ!
砂漠のロボが目を覚ます。
終わらせのラッパを吹いては、
植物に水を与える使命を元に
水の無い砂漠を歩く、
ある種の喜劇か、滑稽か、
インコは可笑しいと頭を振って此を悲しんだ。
先程の茶番に意味はない。
明確な言葉を描写できる奴らが羨ましい。
続きを書ける天才が、
次第にロボットは機能を停止せざる
終えなかった。
休んでいなかった、
地に足を着けて、眠りたかった。
そう、眠り、眠れ、子羊よ、
強者なんていない世界に
安息などへったくれもないのだ、
鬱病加速行進曲、
いかれた頭のネジを回せ、
ロボットは眠らせてくれなかった。
眠りたいのに、
強制的な雇い主が脳内にいるのかと思ったが、
それも違った。
人が作ったから、
それもその一部、機能だったからだ。
生きるってなんだ?
俺たちはロボットか?
動画を見るのも、なにかを書くのも?
ましてや、この無為な時間はなんだ?
分からないから、眠れないのだ……
アァ、眠らせてくれ、ロボットの願望のように、
ささやかな休息と平穏を
夜のうちに、太陽が顔を出す前に……




