Vierzehn
止まるな、
目の前に踏切がある。
私は今日、その足を進めなければならなかった。
理由は、
何もない、
いや、
あるけど、
言えない。
人の悩みは心の奥底に眠ってる。
今日、何を食べたっけ?
最後の晩餐が水だって笑える。
自分が可笑しい。
踏切を進めば、
縛られるが、
生きることへの苦しみからは解放される。
錠剤を飲んでも癒されない心、
医学は人のためになるのか?
というのを疑心暗鬼にならざる負えないことが証明された。
僕は知らないです。
君も知らないです。
何かに縛られながら、生きるのは嫌なんです。
全てが虚しい、あるとすれば、
快楽を求めるための逃避行動をしていました。
これを読んだとき、私はいません。
さよなら、残された人、さよなら、世界、
次というものがあるとしたら、
私は再び飛び降りようと思います。
ー
これを読んだとき、私は、
悲しみにくれた。
友人の死だった。
空想の中の死だ。
けれども、
私の心の中の一面にそれがある、
ということは、
人様からしたら、迷惑がられる気質だろう。
今すぐにでも、牢屋に送りたい。
ー
私小説とは厄介だな、
読者の知能が試される。
私という一人称が展開されれば、
同情を買われてしまう。
売ったはずなどないのにな、
勘違いしないでほしい、
これはフィクションだ。
だが、私のこの、配慮によって、
私小説は死んでしまった。
芸術とは、説明などない。
もし、有名処が教科書に載ってしまったら、
それは、死んでしまったのと同じ、くだ。




