第六楽章目「大迷宮攻略クエスト (序章)」
#22「『エルセリスの魔境 クエスト』は難しいじゃないの?(階層1段目)」
調子に乗ってた連載主をふるぼっこにしたから、エルセリスの大迷宮にいくか
無論、アーサーたちがついてきている、まるで背後霊のごとく(ほめ言葉)アーサーと俺が敵を切り、攻撃をシャルナが守る、けが人が出たらメデゥーサで回復すればいい、綯武も桜夢も負けじと敵を蹴散らせている・・・・が、なぜあいつら3歩以上歩いたら動かないんだ?バスケのルールじゃねーぞこれは、オルリは『スキル:迷宮地図乃完全版』を使っているためすいすいと進む、それでも効率はこれでもかというほど悪いけどな、
そうこう言っているうちに階段を見つけたが、この迷宮は各階の階段エリアに階級大怪物が存在する、そいつを倒さないと先に進めない、しかしその階級大怪物のレベルが高い上に強いしダメージが効きにくいなど冒険者にとって悪都合な条件しか揃ってないのだしかもそれが神秘の間を除いても約地下15階まで、見た目は浅そうな迷宮だが、各階にいるとしたらそりゃ生きて帰るだけで勇者だもんな。
今はそんな愚痴ってないで、目の前の巨大女王蟻を何とかしないとな先に進めんしな、
・・・・まぁ!!なんてことでしょう!!(嬉し声で)
さすが巨大女王蟻だなダメージがぜんぜん効かねーな、アーサーが火炎剣でごり押ししているが、一向に効かないし、メデゥーサも火炎魔法を使っているが全く効かないしな面倒だから「半球型火炎魔法達」使うか、俺はアーサーと綯武の間をすり抜け、巨大女王蟻の真上へと跳び上がって「半球型火炎魔法達」を放った、
すると四方八方に球型の火炎魔法が出てきた、どうやら間違えて『球型火炎魔法』を使ってしまったようだ、でもダメージ喰らっていれば無問題だな、っておうおいおう・・・すげぇ・・まだ動けるのか・・・さすがだな階級大怪物、そこ等にいる中ボスとは大間違いだな、呼吸おこう流石にしんどいなこりゃ、あぁでもアーサーのおかげで何とか倒せそうだしな
#23「『エリセリスの魔境 クエスト』は難しいじゃないの?(階層2段目)」
さて、ひとつ階段を下りて地下の第二階層に下りてみたが、飽きもせずにまだ迷路、完全回復薬たくさん持ってきて大正解だったな、第二階層の見た目は毒蜘蛛が多そうだな、もしくはでかい蜘蛛が巣を張っているかだなどっちにせよこの階も大虫怪物がいることは大確定だ、
メデゥーサはやけにそわそわしている、何故かは俺は知っている、実はこいつ昔、初心者だった頃、王様大蜘蛛に捕まって蜘蛛の糸で綿飴にされた記憶があるんだよ、その記憶が蘇るかのように脳内再生されているって訳、俺にとってはどうでもいいけどね、でもこの1階層下がその王様大蜘蛛だけどな、
すると突然、雷魔法の反射光が俺の頬を照らした、明らかに俺たちの仲間の魔法ではない、となると誰かが階級大怪物と殺っている証拠だな、・・・・・よし参加するか、「お相手は?」と俺は戦っている冒険者の顔を見つめる、当然「うわぁぁぁ!!」が返答になる。「おい変な事はやめろ!!」オルリに本気で怒鳴られた、これには流石に反省・・・・してる暇もなくなった!!連発雷魔法がまじでうるさい、光を一点にまとめて放つ技なので威力は高いが意識してないと鼓膜が他界する、しかもここは密室、余計に鼓膜殺人事件が起こりやすくなったじゃないか、ついでに目もやられる
光ったら耳と目を塞がないと間に合わない
それでも、戦わないと先には進めない
どうするか相手は巨大入道だぞ普通の攻撃じゃマトモに受けないぞ
とりあえず、こっちは、援護だ。メデゥーサも威力は弱いが、電気魔法が使えるみたいだしでも巨大入道をなんとかしないと下に降りれんし俺も『落雷疾風超魔法』を使うか・・・・では容赦なく
俺は深呼吸をし、息を整えて『落雷疾風超魔法』を唱えた、次の瞬間、暗かった迷宮が一瞬にして明るくなり巨大入道に直撃した、明かりが消えた瞬間、耳が破裂しそうなほどの爆音が辺りに響いた。思った以上にうるさかった。
まぁ倒したから良しとしよう
#24「『エリセリスの魔境 クエスト』は難しいじゃないの?(断層3段目)」
うむっ!!
完全に迷った!!
『スキル:迷宮地図乃完全版』は使えもんにないと判断したのが間違いだった!!まさしく誤判断って所だ、今から階段エリアまで戻りとなると少し面倒くさいと思うが仕方がない悪いのはこの俺だからだ、そう考えていると
「ここにわき道がありますね」
と、エイグがわき道を見つけた、この迷宮のわき道は、隠し階段が必ずついている大当たりエリアだ、それを見つけるとはすごいなしかし、そこが多種類大量敵部屋だったら水の泡だ慎重に行こう・・・・どうやら多種類大量敵部屋じゃなさそうだ、じゃあもしかして、異常罠部屋か?『スキル:空中移動』を持っているけど、俺しか使えないじゃ意味がない、どうするべきだ?
えっ、何?当たって砕けろって?
なんちゅう情けのない迷宮だこと・・・・・奥さん風に言うのも疲れたし真面目に死にますか(新手の(以下略 )
第六楽章後幕「連載主の愚痴」
ふぅい・・・いろいろあって部屋にいたため、久しぶりに外の空気を吸えたと思うと胸が躍る・・・・っと紹介遅れたね『@^S』だこの世界の作成者をしているものだしかし今は眠い冗談抜きに眠い
なぜか?答えは簡単だ「前移の記憶」を解析していたところだ・・・なのにあの「大魔王族」は邪魔しやがった!!
っといったん怒りは薄めて、次回の話をしよう、あの「大魔王族」は、何でも願いがかなう宝石を求めているやつに依頼され大迷宮をさまよっている!!絶対罠だけどな