第五楽章目「取引業者はたくさん転んで死ぬ」
#18「戦後処理より難しい問題はないじゃないの?」
「くっ・・・・・・さっさと殺せ!!」
・・・えっ・・・・えーと、開始3行目からいきなりどうしたんだって?あぁ、それね実は遡る事1時間前戻るんだけどね、このくっころ女騎士ことミエイ・シャルナは、俺を討伐しようと潜入してたらしいが、戦後処理をしている最中に背後から襲い掛かったんだよね、うんでも、失敗に終わって今に至る、俺って討伐レベル高いんだ・・・、さてアーサー達一行はハルカリットの会議に出ているし(半ば無理やり)、どうしょうか、などといろいろ考えていると、「なぜ殺さない?」と聞いてきた、「お前の命を奪う意味などない」と変なこと言ってしまった自分にとっては正直痛い言葉だなと思った。するとミレイが俺に「しかし、こんなにキツク縛られたのは初めてだよ」と言ってきたが「お前、ふざけるな!!」といってしまったなぜかって?実は全く縛ってないのだ、血管を圧迫してしまう可能性もあるため、麻縄等は一切使わない、使うとしてもせいぜい鎖につなぐ程度だ。
さてそうこうしている間にアーサーたちが帰ってきた。今日は誰が当番だ?メデゥーサか、そういやこの間、綯武が言ってたな「メデゥーサさんの作るカツ丼はうますぎるんです!!もう合法麻薬っと、言っても過言ではないんです!!」と、そんなにうまいのか?そう思っていると目の前にドンッ!!!とボリューム満天の合法麻薬が!!うまそうだな見た目は!!まずはリーサチを使ってナニを使っているか検査・・・・ほうほうなるほどなるほど・・・・・種がわかった大麻(しかも葉のまま)が大量に入っているんじゃねーーーーーか!!!!
(ー深く深呼吸ー)
めっちゃこえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!しかも、やべえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇなメデゥーサ!!しばらく調理禁止だなこれは、やれやれ怖い冒険者が俺のパーティーにいるんだと思うと肝が冷える、まぁその前にパーティーに『大魔王族』がいる時点で強いと思うけどな・・・・
(ちなみにミエイにも渡したら一瞬で種がわかってしまった模様)
#19「取引業者は転ぶとやばいんじゃないの?」
久しぶりに体操したら背骨がいきなりボキボキボキボキボキボキボキッっと背骨が2つに割れるような音を響かせていた、あの時は死ぬほど痛かったのを今も覚えている。あんときのシャルナの「大丈夫ですか?」は今でも耳に残っているかわいい過ぎる!!あれは新手の可愛いテロか!?
そんなことより魅惑の国「ジャストロ・アイランド」から取引業者がやってきた俺の所まで7回転んだ、絶対、首の骨死んでいると思うが、まあいいそんなことは一旦置いといて、さあ内容だ「この村と手を組みたい」という内容だ単刀直入な内容だ単刀直入すぎるだろ!!俺はそう思った。
忘れないうちにやるしかねえかとどこかの思考が思い立った。
ミエイにもいくか聞いてみると「ふんっ!!大魔王族とはいきたくないが、・・・・でも仕方がないからついていってもいいわよ」
ツンデレ、ど下手か
でもそれはそれで萌える
さてジャストロ・アイアンドへいきたいが徒歩では10000%行けない、なぜかそれは簡単だ、今朝の事件があったからだ、仕方がないので車椅子で移動となった。途中、巨大幽霊の屋敷に入り込んだり迷いの森で遭難したりしたがそれはまた別の話だ、
・・・・そしていよいよ目の前に「ジャストロ・アイランド」が!!!
#20「ジャストロを物流が目的じゃないの?」
ここジャストロ・アイランドは昔、古来書に書かれていた伝説とまで謳われた国「ゴールデン・オブ・ザ・ジパング」の跡地という噂が後を絶えない事で有名な国である、そこの国王が「ナグイア・イエヤス」という人だ、すごく賢そうな見た目だがまだ15代後半という若々しいという事だ、さすがにそれは驚いたなぜならコレまで例がないからだ。さて会議始まってすぐ俺が冷戦となっていたカルシルタ共和国と今、どうしているのか気になってしまったので聞いてみたら以外にとても良好だと帰ってきた。そうでもなさそうだけど・・・
そのうち戦争になっても助けに来ないからな、
俺が魔王よりな発言をしている合間に、良好な公益を結ぶことが決まった、正直ここまであっさり進むとは思ってもいなかったので伸身ともに驚いていることはさて置いて今後の方針を身投げではなく『はっきり』とした地図を立てないとな、失礼だがここは王室のひとつを拝借して会議だ、
大きな紙をひとつテーブルにひき鉛筆を片手にもち、スラースラーっと紙にメモをする、今までは方針がわかっていなかった、今は輸入国との手引きは上手くいっている(出来ているとは言っていない)
日が明け俺はイエヤスに呼ばれて会議室へと呼ばれた。
イエヤスは親友の「イササカ・ノブナガ」を紹介してくれた、驚いたことことに、見た目は男っぽいのに中身は全然の女性である。カルシルタとの冷戦中時にイエヤスと指揮をお互いに取り合っていたと聞いて正直、驚きを隠せなかった、なぜならここまで意思疎通できているのは思いもしなかったのである。というより俺が土産として渡したカステラもどきをノブナガは気に入ったようだ、まるで猫のようにじゃれ付いたのは別の話だ(イエヤスもじゃれつくとはな・・・・)
#21「『エルセリスの魔境 クエスト』は難しいじゃないの?(クエスト:受注)」
『この陸地の最南端にあるエルセリスの魔境は別名無限迷宮とも呼ばれ入っただけで勇者と化すスゴい迷宮だがこの無限迷宮から見事、脱出した勇者は、わずか1パーティ(計:7人脱出時:3人)と1人のみだ、その無限迷宮の奥には、どんな願いも叶える石「エルセリス・クリスタル」が存在する』
俺は、伝代書を机にそっと置き、一息をついた、なぜこんな書物を読んでいるかそれは簡単な話だ、「取ってこい」と言う意味だ
人使いが荒いのは置いておき、この迷宮は面倒なくらいウザいのだ、実はこの書物には書かれていないのだが、この俺もこの無限迷宮を10回ほどクリアしているんだ!!・・・・
・・・・あれっ?もしかして「大魔王族」に認定された理由ってこれなのかな?
そんなことよりこの迷宮には自信がないのだ、なぜなら最深部まで行ってないからだ、無論、がんばれば何とかなるがその何とかが無理のだ!!!
報酬はあるがそれでも行きたくない理由それは、めんどくさいほど部屋が多いんだよ、いやでも迷う迷う、そんなのは、ごめんだね方位磁針がほしい なんていったら本当に無償で貰っちゃったよ
もう行くしか選択肢ないじゃん!!許すマジ!!連載主!!@^S!!
@^S「俺はなにもしていない」