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第一楽章目「目覚めたら魔王になっていた村人」

第一楽章目前幕「特別調査派遣書 -調-」

 この日僕は、赤い手紙をもらったそこには「特別調査派遣書」と書かれていた捨て駒の仕事の象徴である「特別調査派遣書このてがみ」は、僕とシャルナの名前が書かれていた。その他にも捨て駒の冒険者プレイヤーだと思われる名前が書かれている。

 内容を見てみると「「大魔王族」の誕生を確認そのための派遣調査、討伐」だった

見るからにこの内容は、危険な派遣だしかし、やらなけば話にならないのも事実だ

荒れた息を整えて、僕は一歩一歩をかみ締めるように歩き始めた・・・・

エピローグ (#0)「全部がバグったんじゃないの?」


 今日も朝から目覚めがいい!!ご飯を食べた!!よしっ!!顔も洗った!!よしっ!!そう思いながら朝の体操に向かった俺氏

えっ?俺の名前?何それ食えるものなのか?そんな俺氏が、玄関のドアについている穴をなんとなく覗いたらなんと、がっちがちの装備をしている勇者様たちがいるのではないか困ったぞこのドア外開きなんだぞ!!下手に開けたらと思うと怖いな、

村人おれどうする?まぁいい当たって挫ける!!


気づいたら半分ほどの勇者様が気絶して倒れていた。 

 

なぜだ!?


 んで、このままだと色々不味いので、かくまって差し上げた。

なんでこんなことをしたのか勇者様の方に話を聞くと皆、口をそろえて『大魔王族ラスボス』なんて言われている件、さすがに笑って済ませたが、心配なのでとりあえず、近くのギルドに行こう

コレは間違いだと信じて

さあギルドについた一様誤解を解くための勇者様も付き合ってもらう




さぁ結果が出たぞ・・・・・・って






えっ?






・・・・・な・・・なな・・・ななな・・・・なななな・・・・・な・・・なんて・・・・こった




間違いない表記が『大魔王族』となっているじゃないか

思わず笑っただって絶対うそだと思ったモン、ドッキリの一種だと思ったモン

はあぁぁぁぁぁぁ思わず溜息

「嘘だろ」と勇者様もビビッている

いやな、それは俺のセリフ、もう何も信じられなくなってきた

あれっ?いきなり足が痛くなってきたぞ

よし!!、一旦帰ろう


・・・・そうして戻ったんで今にいたる。

勇者様はなんか「貴方に負けたので人質になろうが生贄にしようが好きにしてください」と言われる様

そして、ここで一言いわせてくれ、



 ど う し て こ う な っ た ん だ



#1「俺の名前かっこいい・・・・じゃないの?」


大魔王族になって遅かれ早かれ3日が過ぎた、これ以上面倒ごとにならない様に勇者様は全員を弟子にした。テキパキと、働いている。流石7人パーティー

 っと、そうこうしているうちに豊作物の実がなったし今日はご馳走だな・・・・っでもなんのためのご馳走かは知らないけど

テーブルを囲いジョッキ片手に乾杯した

 しかしこんなにも気前のいい大魔王族なんているはずがないてかいたら会いたいな



・・・・・・・あぁ俺か

「そういえばお前らのパーティー内訳聞いてなかったな」

俺がそう言うと

「僕の属性はソード名前は「アーサー」」

背中に剣を背負っている少年がはきはきと答える

「私こと「メデゥーサ」の属性はマジック」

魔女の帽子を深くかぶっている少女が答える

「あ・・・わ・・・私は・・・・シールド・・・・な・・名前・・・は・・・「シャルナ」」

頬を赤く染まり恥じらいをもってしゃべる女の子が答える

「俺はアーチェリーの「ミニアム」だぜ」

一人称が『俺』という女子がそう答える・・・・・

「われは孤高の騎士そして悪魔を祓うもの「エイグ」様じゃ」

おぉ中二病系男子だ、属性は騎士だからナイツかな?

「我が者の属性は珍しいニンジャ名は「オルリ」だ」

おぉニンジャかできればクノイチのほうが好かったかな

この7人と暮らすのかな?、

まぁ幸い広いし地下合わせて15階建て (←ここ注目)だからいいんだけどね

「所で貴方様の名前は?」

アーサーが俺に聞いて来た

「ない (即答)」

「えぇ!!」

アーサー困惑したようだった

「まっ!!

そりゃ、そーだろ

村人 (元)に名前なんぞないんだから」

そういうとアーサーは「じゃあ名前付けてもいいですか?」

なんだそのお願い聞いたこともねぇぞ

メデゥーサも「いいわね」と便乗してきた

大魔王族に名前をつける勇者様なんて生きた中では初めてだぞ!!


結局俺には「ハイグ・デメシス」って付けされた

まぁ使わないけどな

一生


#2「鬼人到来じゃないの?(前)」


 さて今日も朝から体操じゃ、前後左右の運動をコレでもかってほど動かしている

勇者様も起きて朝の体操を真似ている「クソワロタ」と心の声が漏れたような気がした

今日の調理の担当は・・・・って俺か、弟子ゆうしゃができてから調理を当番製に変えてみた

まあ全員おいしいからいいんだけど俺のオススメはやっぱりオルリの枡寿司だなうまいしなにより食べるのが勿体無いほどきれいなのだ、さて今日は久しぶりに『アレ』を作るか・・・・・


しばらくしてアーサーが帰ってきた「おっ!いい匂い!!」

続けてメデゥーサも「お米のいい匂いこれは風流だね」

どんな匂いだよ

思わずツッコミをいれてしまった

ミニアムが「おぉコレが「カレーライス」か」

「知っているのか?」

「本で読んだ事はあるがまさか食う時が来るとは・・・・」

「少し大げさだな、お前」

俺はそう答えるとミニアムは手伝いをし始めた。

「シャルナ!!いるか?」

「はっ・・・・はい・・・・・」

相変わらず声が小さいなと、そう感じながら俺はカレーの準備に取り掛かろうとしていた

その時だ、遠い向こうからエイグがボロボロ姿で帰ってきた

理由は聞くまででもなかった冒険者乃腕前プレイヤーランクが、英雄級段位ジャステス・クラスのエイグがボロ負けしたことだ相当のヤバイやつだと思うさて身構えるとするか

勿論カレーライスに時間停止魔法タイムストッパーをかけてみた


・・・・さて鬼人が出るか閻魔が出るか


おぉ出てきたのは文字通りの鬼人か・・・しかもでかいしごついなおそらく討伐レベル俺より上位うえだろうな・・・・・・多分

まぁ話し合いには持ち越させられなさそうだし (見た目から判断)これは苦手な戦闘かな





・・・そして10時間後・・・





 俺「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ疲れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!はぁぁ何とか勝てたぜ旦那!!」

アーサー「この場合の旦那は何方だれなんですか?」

ミニアム「さぁ?」

まあしかし勝ったんだよ本当に

・・・・・いやぁマジで疲れたもう戦闘は懲り懲りだな


#3「鬼人到来じゃないの?(中)」


 俺の名前は「綯武ナブ」鬼人族の一等戦闘鬼だ、だがしかし俺の住んでいるさとに黒尽くめのあいつらが突然押し入り俺の村を占拠してしまった。無論だが鬼人姫である俺の妹も捕らわれの身になってしまったのだ・・・・


・・・・・鬼人の脳から直接、話せるこの能力、めっちゃ万能だな、鬼人の綯武の言うとおりだ、彼の住んでいるさとは黒尽くめの冒険者プレイヤーが多く占拠しているのがよくわかる・・・・・だが、

双眼鏡コレで見ているからよく判らんけど・・・

さてここから何をどうすればいいのかわからん!!

するとシャルナが俺の『すそ』を引っ張って小さな声で「じゃあ・・・・鬼人のさとを取り返したらいいじゃん」

つまり奪ったものを奪い返せとな・・・・・・あのなそれは俺にとってはいやなんだよ、第一面倒事はいだし、まぁでも仕方がないか

重い腰を上げた

そして

「よしっ!!お前の叶えてやるぞ!!奪ったもの全部返してもらろう!!」

「お願いします!!」

綯武がそう答えた

あああああああ!!!!なんて事を発してしまったんだ!!もうフラグにしか聞こえないじゃん!!

まぁ戦いに行く前にカレー食おうかな・・・・・


#4「鬼人到来じゃないの?(後)」


朝日が眩しい・・・・・あぁコレが噂の『直射日光か』・・・・・違うと思うけど

 さてそんなことより今は鬼人のさとを何とかしないとな!

オルリが隠密行動している中ひそかに占拠した鬼人魔族乃村きじんのさとに入る予定だ・・・・・・が、100%失敗するよねコレ (新手の生存フラグ)

 さとの前までやってきたが、門が馬鹿でかいなこれは・・・・・

ゆっくりと門が開く・・・・このまま戦闘イベかな・・・そう思いながらさとへと向かっている

さぁ占拠したさとは見るもヒサンになっていた正直見ているだけでお腹がいっぱいだ。「さぁて犯人ボスはどこかな?」

「そんな事いっていると後先悪くなりますからね」

俺のセリフにエイグが口挟む・・・・あぁこいつ中二病系男子かと思ったけどなんだただの『かまってちゃん』だったのか・・・・・

さて、黒尽くめの冒険者プレイヤーのとこまで来たのはいいが、黒尽くめの冒険者プレイヤー全員がが俺を見ている「大魔王族ラスボス」なんだからな変な目で見られてもおかしくないか・・・・・

さぁ戦闘開始

まず俺は「火炎魔法フレイム」で逃げ道をふさぎその際にメデゥーサが「氷球連続魔法アイスクリティカル」で攻撃する、アーサーとシャルナは意気投合して守りと攻撃を分担している。綯武も負けじと複数体の冒険者てきをバシバシと叩きのめしている

今の状況は9対120だ

 敵 の 数 以 外 と 多 く な い か ?

まぁいいいざとなれば「最終破壊光線乃魔法クレイジービームザエンド」を使えばいい


その後・・・15時間が経過した


疲れてきたし使うか、

「Et gyros chao, quod hic eventus ultima magia mea, Kokoroeyo in futurum, etc. ducere nos ad novum terrarum et cras・・・・・」

あたりは一瞬にして暗くなり極太レーザーがあたりを照らした


ヤベェなと俺は思った


戦闘は圧勝だしまぁいいか


#5「神様じゃないの?」


 『の』事件から数十日が経とうとしている、鬼人姫を救出し今は兄妹で今はここに暮らしている。

 アーサーが『鉄の首輪』をわざと付けている・・・・だから普通でいいっといったのに、なんかシャルナも『鉄の首輪』付けているししかも拘束具も付けているし・・・・いい加減にしてくれよ

 さてそうこうしているうちに綯武が飯を作ってくれた、いい匂いをただ寄せている、お腹がすいてきたぞ匂いからしてオムレツか、・・・・・意外だな

テーブルを囲うように座って食べよう!!っと思ったんだけどな、なんか外が騒がしい、外を見て見れば「魔王様魔王様」と村の人全員が家の前で土下座みたいなことをしている。

・・・・参勤交代かよ

俺は密かにそう思った

誰だよ広めたやつ、まぁ風の噂だな多分

戸惑っている俺を横目に「苦しゅうないぞ」というやつがいる。そうあの『カマチョちゃん』だ。そんなことを言わなくてもいいのになんでこいつは余計なことをって、そう思ったがまぁいいやとそう気づいた。


 メデゥーサが騒ぎを収めると言い張ってきた。絶対にできないと俺は確信した、昼の鐘があたりに鳴り響いた瞬間あろうことか、村の人は懺悔を行い始めた


「俺は神父かみさまかよ」思わず声に出してしまった。アーサーは「何を言っているのですか、魔王様かみさま」なんて言うしもう便乗するしか選択肢がなくなってきたじゃないか


・・・・・でも、本当に神でいいのか?

この俺が?

そう感じた今日この頃


第一楽章目後幕「設定資料集 (1)」

この世界の冒険者乃腕前プレイヤーランク

下から


初心者ファーストプレイヤー

       ↓

中級者プレインド

       ↓

準上級者アドバンスド

       ↓

上級者エキスパーター

       ↓

上級段位マスター・ジュニア

       ↓

英雄級段位ジャステス・ランク

       ↓

帝王級段位キングクラス・クイーンクラス

       ↓

大賢者マスタープレイヤー

       ↓

勇者エックスランク

       ↓

伝説乃勇者レジェンダリーエックスランク



となります。

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