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幼馴染に好かれる、なんてのは幻想です  作者: 卯佐美 佳
第一章 どうやら俺は、トラブルには好かれるらしい
5/70

持つべき物は仲間だね!

今回は番外編みたいな感じです。箸休め程度にご覧ください。

二人の手伝いを三日、ようやく俺の休息日が訪れた。そう、週末だ。


思えばこの三日間いろいろあったなぁ…


健からのお誘いを断りまくった結果、女子からの当たりが強くなったり、朝から何度も鈴井からの中傷を受けたり、成瀬には何度も引かれたり、仁美には何度も怒られたり…あれ?最後のご褒美じゃね?やべぇ、なんか目覚めそう。


そういやあれから図書室行ってねーな。あの人、すっごい可愛かったな…先輩かな…また会いたいな…

…ちょっと待って、俺あの人のこと好きすぎじゃない?これはあれだ、次あった時告白して、盛大に振られて、俺の悪評が他学年まで伝わって、いよいよ学校に俺の居場所がなくなってしまうパターンのやつだ。そのまま引きこもりになって、在宅バイトを一日中やってるまである。あの漫画の妹普通に可愛くて困る。


まあ、俺が先輩にガチ恋してることは置いといて、せっかくの休日だ。思いっきりネトゲをやろう!


早速パソコンを起動し、ゲームを開く。このゲームは世界で最もプレイヤーの多いMMORPGで、時間帯問わず多くのプレイヤーがログインしている。


朝の十時だけど、フレンドいるかしら。フレンドの多くは深夜帯にいるからなぁ。

ん?ログインしてからすぐに、フレンドからチャットが来たな。


『ふしびさんこんにちは。

早速で申し訳ないのですが、グリフォン討伐のクエストを手伝っていただけますか?』


チャットの差出人は『べるりん』さんからだった。ちなみに、俺のアカウント名は『ふしび』。


べるりんさんは、常に敬語で大変礼儀正しく、またよく俺と一緒にクエストをやったりする。


グリフォン討伐か。確かに一人じゃ厳しそうなクエストをだ。


『いいですよ!頑張りましょう!』

俺はそうチャットを送る。

『ありがとうございます。よろしくお願いします』

丁寧な返信が来た。さて、頑張りますか!



二人で三十分かけてグリフォンを倒し、今はゲーム内の休憩室にいる。


『先ほどはありがとうございました。おかげでクリアできました』

やはり大変丁寧な文が送られてくる

『いえいえ、此方も楽しかったので。それに、困った時はお互い様です』

『しかし、此方ばばかり手伝っていただいて、申し訳ないです』


どうやらべるりんさんは俺に迷惑がかかっていると思っているようだ。


『では今度の討伐祭、タッグを組んでいただけませんか?』


討伐祭とは、このゲーム内で定期的に行われる二人一組のイベントだ。


『しかし、ふしびさんはけんけんさんと組むのでは?』


けんけんは健のアカウント名だ。


『けんけんは弱いですし、正直べるりんさんと組んだ方が私としては助かります。べるりんさんさえ良ければ是非』


健は弱い。その点べるりんさんは、上級クエストも攻略できるくらい強い。


『分かりました。私で良ければ是非、よろしくお願いします』

『此方こそよろしくお願いします!』


そうして俺は、最高のパートナーを手に入れたのだった。

次回から、平常運転に戻ります。

次回投稿は明日の予定です。

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