漢詩 降驛舎 作者: 鱈井 元衡 掲載日:2018/05/10 ●●●○● 出驛滴敲面 ○○●●◎ 聲森氣厭趨 ●○○●● 宅中聽有趣 ○●●○◎ 何樂被歸途 【句形】 五言絶句、仄起式、上平7虞(趨、途) 【訓読】 駅(えき)を出づれば滴(しづく)面(おもて)を敲(たた)く 声(こゑ)森(しん)たれば気(き)趨(ゆ)くを厭(いと)ふ 宅中(たくちう)に聴(き)くは趣(おもむき)有るも 何(なん)ぞ楽(たの)しまん帰途(きと)に被(かうむ)るを 【大意】 駅から出ると水滴が顔をたたく。 音が大きいから歩くのもおっくうに。 家の中で聴くことこそ一興だが、 帰り道で降られてよろこべるものか。